PowerPoint プレゼンテーション

2015年3月17日(No.3776)
お客様用資料
岡三証券 グローバル金融調査部
鈴木 誠
Okasan
Bond
Report
~20年国債入札見通し~
<中短期国債は堅調に推移>
昨日の債券相場は、特に注目される材料もなく相場の方向感は定まらなかった。10年国
債の上値の重さが目立つ一方、入札を控えた20年国債や中短期国債は堅調に推移し、現物
債の底堅い動きが目立った。日銀の金融政策決定会合、FOMCを控えて積極的な売買は手
控えられ、10年国債利回りは0.420%(前週末比+0.015%)で取引を終えた。
OKASAN SECURITIES CO.,LTD Global Monetary Research Dept.
<日銀は現状の金融政策維持を決定しよう>
昨日の米債券相場は、予想を下回る経済指標が目立ったことで、買いがやや優勢になっ
た。FOMCを控えて活発な動きは見られなかったが、利回りの高い米国債への海外投資家
からの需要が続き、米10年国債利回りは2.07%(前週末比-0.04%)に低下した。欧州債
券市場では、各国中央銀行やECBの国債買入れが続くことで、利回り上昇を警戒する向き
は少ないが、先週の利回り低下を受けて利益確定売りが優勢になった。大半の国で10年国
債利回りは上昇し、独10年国債利回りは0.279%(前週末比+0.022%)で取引を終えた。
週初の欧米市場では、為替、債券市場に目立った動きは見られなかったが、各国株式相
場は堅調に推移した。欧州ではECBの量的金融緩和が株式相場を押し上げ、独DAX指数は
最高値更新を続けている。米国では2月の鉱工業生産が予想を下回り、早期の利上げ観測
が後退したことで株式相場は上昇した。今週のFOMCでは、利上げに向けて前進するとの
見方が優勢だが、利上げ観測が高まれば、米株式相場は不安定な動きを強めよう。
本日は日銀の金融政策決定会合の結果が発表されるが、市場の予想通り現状の金融政策
維持が決定されよう。原油価格の下落により、しばらく物価の鈍化基調は続こうが、緩や
かな景気回復が見込まれるなかで、日銀は当面現状の金融政策を維持する姿勢を続けよう。
原油価格が再び波乱要因になる可能性はあるが、足元では期待インフレ率も緩やかな上昇
基調を回復しており、黒田日銀総裁の発言もこれまで通りの内容となろう。
昨日の欧米市場も特に目立った動きは見られなかったことから、FOMCを控えて本日も
投資家の様子見姿勢が続こう。株式相場の堅調な動きが見込まれることや、明日の20年国
債入札に向けた持ち高調整売りが上値を抑える一方、国債の大量償還を控えて下値は投資
家の押し目買いが支えよう。本日も積極的な売買は手控えられ、相場の方向感は定まらな
いと思われる。
本日の予想レンジ: 2015/6月限月 146.90~147.30円
新発10年国債利回り 0.390~0.430%
債券先物の価格推移(日足)
(円)
149
148
作成:岡三証券
2015年3月16日まで
147
146
145
144
14年5月
14年8月
14年11月
15年2月
最後に重要な注意事項が記載されていますので、十分にお読みください。
1
20年利付国債入札見通し
~下値では押し目買いが見込めよう~
(2015年3月18日実施、償還日:2035年3月20日)
◇投資戦略
円安、株高への警戒感が続くことで上値を追う動きは限られようが、利回りの
高い超長期国債には引き続き投資家の押し目買いが期待できよう。年度末の接近
OKASAN SECURITIES CO.,LTD Global Monetary Research Dept.
や、市場の流動性低下で値動きはやや大きくなっているが、目先の利回り上昇は
限定的と思われる。ただ、他の年限と比較した割安感が目立つ状況でもないこと
から、今回も必要に応じて押し目買いを検討する程度にとどめたい。
◇今回の入札環境
・14年度最後の20年国債入札であり、年度末の国債残高調整の買いも期待できよう。
残存期間10年以下の国債利回りが低水準で推移するなかで、20日には国債の大量
償還も控えており、投資家の押し目買いは期待できよう。
・公的年金の国債売りが続いていることや、30年、40年国債の増発が意識されるこ
とから、しばらく超長期国債の上値は重くなろう。投資家の押し目買いは期待で
きようが、上値を追う動きは限られよう。
・今回の新発債は、償還日が前回債から3ヵ月伸びることで新規銘柄になる。クー
ポンは前回債と同様の1.2%になる可能性が高いと思われるが、幅広い投資家か
らの需要で無難に消化されよう。
20年国債の過去の入札結果
クーポン
応札額
落札額
%
億円
億円
平均落札利回り 最高落札利回り 応札倍率
テール
入札日
回号
2014年9月17日
150
1.4
42,506
10,922
1.435
1.438
3.89
5
2014年10月21日
150R
1.4
39,119
10,899
1.318
1.323
3.59
8
2014年11月18日
150R
1.4
31,583
10,976
1.276
1.301
2.88
41
2014年12月18日
151
1.2
40,837
10,993
1.145
1.150
3.71
8
2015年1月22日
151R
1.2
35,684
10,951
0.905
0.912
3.26
11
2015年2月17日
151R
1.2
38,746
11,038
1.274
1.275
3.51
2
%
%
倍
銭
出所:財務省、R:リオープン
2
◇投資家の押し目買いが続こう
(%)
・相場の値動きがやや大きくなっているが、良好
な需給環境を背景に利回りの上昇は限られよう。
国債の大量償還も控えており、投資家の押し目
買い姿勢に変化はないだろう。
20年国債利回り推移
2.6
作成:岡三証券
2015年3月16日まで
2.4
2.2
2.0
1.8
OKASAN SECURITIES CO.,LTD Global Monetary Research Dept.
1.6
・20年国債も一時1.0%を下回る水準まで買い進
まれ、他の年限と比較した割高感は強まった。
利回りの低下はしばらく見込みづらいが、利回
り水準の魅力は回復している。
1.4
1.2
1.0
0.8
0.6
02年
04年
06年
08年
10年
12年
14年
◇外国人の買いは期待できよう
・利回りが上昇したことで、これまでやや慎重
だった生保などの買いも期待できよう。上値を
積極的に追う環境ではないが、下値では国内投
資家の需要は増加しよう。
2014年度の国債投資家別売買差額
(超長期国債)
(兆円)
4.0
出所:日本証券業協会「国債投資家別売買高」
14年4月~15年1月の累計
3.0
2.0
1.0
・国内投資家のやや慎重な姿勢は続こうが、今年
0.0
度は外国人の買いが目立っている。欧州債券利
回りの低下が続いており、外国人の日本国債買 -1.0
-2.0
いはしばらく続こう。
◇利回り差の縮小は目先見込みづらいだろう
・日銀の追加緩和を受けて、20年国債と10年国債
の利回り差は一時0.7%を下回った。相場も落ち
着きを取り戻したことで、利回り差はしばらく
0.8%近辺で推移しよう。
・相場全体の不安定な動きが続いているが、下値
での投資家の押し目買いは徐々に強まろう。利
回り差がさらに大きく拡大する可能性は低いと
思われる。
◇目先の利回り上昇は限定的に
・米利上げ観測や、円安、株高への警戒感がしば
らく相場の上値を抑えよう。ただ、日銀の国債
買入れが続くなど好需給にも支えられて、利回
りの上昇も目先は限られよう。
・30年、40年国債の増発や、公的年金の国債売却
への警戒感は今後も続こう。投資家からの下値
での需要は続こうが、上値は戻り売りや利益確
定売りに抑えられよう。
都市銀行 地方銀行 信託銀行 農林系 第二地銀 信用金庫 生損保
(%)
外国人
国債利回り差の推移(20年-10年)
1.1
作成:岡三証券
2015年3月16日まで
1.0
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
09年4月
(%)
11年4月
13年4月
15年4月
新発20年国債のクーポン推移
2.6
2.4
2.2
2.0
1.8
1.6
1.4
1.2
1.0
0.8
0.6
出所:財務省
2015年2月債まで
02年
06年
09年
12年
15年
3
年月
手数料およびリスクについての重要な注意事項
<有価証券や金銭のお預りについて>
株式、優先出資証券等を当社の口座へお預けになる場合は、1年間に3,240円(税込み)の口座管理料を
いただきます。加えて外国証券をお預けの場合には、1年間に3,240円(税込み)の口座管理料をいただき
ます。ただし、当社が定める条件を満たした場合は当該口座管理料を無料といたします。
なお、上記以外の有価証券や金銭のお預りについては料金をいただきません。さらに、証券保管振替機
構を通じて他社へ株式等を口座振替する場合には、口座振替する数量に応じて、1銘柄あたり6,480円(税
込み)を上限として口座振替手続料をいただきます。
お取引にあたっては「金銭・有価証券の預託、記帳及び振替に関する契約のご説明」の内容を十分にお
読みいただき、ご理解いただいたうえでご契約ください。
<株 式>
株式の売買取引には、約定代金(単価×数量)に対し、最大1.242%(税込み)(手数料金額が2,700円を
下回った場合は2,700円(税込み))の売買手数料をいただきます。ただし、株式累積投資は一律1.242%
(税込み)の売買手数料となります。国内株式を募集等により購入いただく場合は、購入対価のみをお支
払いいただきます。
外国株式の海外委託取引には、約定代金に対し、最大1.35%(税込み)の売買手数料をいただきます。外
国株式の国内店頭(仕切り)取引では、お客様の購入および売却の単価を当社が提示します。この場合、
約定代金に対し、別途の手数料および諸費用はかかりません。
※外国証券の外国取引にあたっては、外国金融商品市場等における売買手数料および公租公課その他の賦
課金が発生します(外国取引に係る現地諸費用の額は、その時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定
されますので、その合計金額等をあらかじめ記載することはできません)。外国株式を募集等により購
入いただく場合は、購入対価のみをお支払いいただきます。
・株式は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の変動による株価の変動によって
損失が生じるおそれがあります。
・株式は、発行体やその他の者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により、
株価が変動することによって損失が生じるおそれがあります。
・また、外国株式については、為替相場の変動によって、売却後に円換算した場合の額が下落することに
よって損失が生じるおそれがあります。
<債 券>
債券を募集・売出し等により、または当社との相対取引により購入いただく場合は、購入対価のみを
お支払いいただきます。
・債券は、金利水準、株式相場、為替相場、不動産相場、商品相場等の変動による債券価格の変動によっ
て損失が生じるおそれがあります。
・債券は、発行体やその他の者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により、
債券価格が変動することによって損失が発生するおそれがあり、また、元本や利子の支払いの停滞もし
くは支払い不能の発生または特約による元本の削減等のおそれがあります。
・金融機関が発行する債券は、信用状況の悪化により本拠所在地国の破綻処理制度が適用され、債権順位
に従って元本や利子の削減や株式への転換等が行われる可能性があります。ただし、適用される制度は
発行体の本拠所在地国により異なり、また今後変更される可能性があります。
<個人向け国債>
個人向け国債を募集により購入いただく場合は、購入対価のみをお支払いいただきます。個人向け国債
を中途換金する際は、次の計算によって算出される中途換金調整額が、売却される額面金額に経過利子を
加えた金額より差し引かれます(直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685)。
・個人向け国債は、安全性の高い金融商品でありますが、発行体である日本国政府の信用状況の悪化等に
より、元本や利子の支払いが滞ったり、支払い不能が生じるおそれがあります。
<転換社債型新株予約権付社債(転換社債)>
国内市場上場転換社債の売買取引には、約定代金に対し、最大1.08%(税込み)(手数料金額が2,700円
を下回った場合は2,700円(税込み))の売買手数料をいただきます。転換社債を募集等によりご購入い
ただく場合は、購入対価のみをお支払いいただきます。転換社債は転換もしくは新株予約権の行使対象株
式の価格下落や金利変動等による転換社債価格の下落により損失が生じるおそれがあります。また、外貨
建て転換社債は、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。
<投資信託>
投資信託のお申込みにあたっては、銘柄ごとに設定された費用をご負担いただきます。
・お申込時に直接ご負担いただく費用:お申込手数料(お申込金額に対して最大3.78%(税込み))
・保有期間中に間接的にご負担いただく費用:信託報酬(信託財産の純資産総額に対して最大年率
2.2312%(税込み))
・換金時に直接ご負担いただく費用:信託財産留保金(換金時に適用される基準価額に対して最大0.5%)
・その他の費用:監査報酬、有価証券等の売買にかかる手数料、資産を外国で保管する場合の費用等が必
要となり、商品ごとに費用は異なります。お客様にご負担いただく費用の総額は、投資信託を保有され
る期間等に応じて異なりますので、記載することができません(外国投資信託の場合も同様です)。
・投資信託は、国内外の株式や債券等の金融商品に投資する商品ですので、株式相場、金利水準、為替相
場、不動産相場、商品相場等の変動による、対象組入れ有価証券の価格の変動によって基準価額が下落
することにより、損失が生じるおそれがあります。
・投資信託は、組入れた有価証券の発行者(或いは、受益証券に対する保証が付いている場合はその保証会
社)の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等による、対象組入れ有価証券の価格
の変動によって基準価額が変動することにより、損失が生じるおそれがあります。
・上記記載の手数料等の費用の最大値は今後変更される場合があります。
<信用取引>
信用取引には、約定代金に対し、最大1.242%(税込み)(手数料金額が2,700円を下回った場合は2,700円
(税込み))の売買手数料、管理費および権利処理手数料をいただきます。また、買付けの場合、買付代
金に対する金利を、売付けの場合、売付株券等に対する貸株料および品貸料をいただきます。委託証拠金
は、売買代金の30%以上で、かつ300万円以上の額が必要です。信用取引では、委託証拠金の約3.3倍まで
のお取引を行うことができるため、株価の変動により委託証拠金の額を上回る損失が生じるおそれがあり
ます。
○平成49年12月までの間、復興特別所得税として、源泉徴収に係る所得税額に対して2.1%の付加税が課税
されます。
○金融商品は、個別の金融商品ごとに、ご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なりま
す。当該金融商品の取引契約をされる場合、その金融商品の「契約締結前交付書面」(もしくは目論見
書)または「上場有価証券等書面」の内容を十分にお読みいただき、ご理解いただいたうえでご契約く
ださい。
○この資料は岡三証券が信頼できると判断した情報に基づいて作成されたものですがその情報の正確性、
完全性を保証するものではありません。また、資料中の記載内容、数値、図表等は、本資料作成時点の
ものであり、事前の連絡なしに変更される場合があります。なお、本資料に記載されたいかなる内容も
将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の
判断と責任でなされるようお願いいたします。
○岡三証券およびその関係会社、役職員が、この資料に記載されている証券もしくは金融商品について自
己売買または委託売買取引を行う場合があります。
○自然災害等不測の事態により金融商品取引市場が取引を行えない場合は売買執行が行えないことがあり
ます。
岡三証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第53号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
(平成26年10月改訂)