永年勤続者表彰によせて生命産業科学専攻事務竹内珠江さん「光陰矢の如し」このことわざが正に今の私の心境を物語っていると思います。永かった 40 年、あっと言う間の 40 年。人生の半分を占める年月の色々な場面が鮮明に思い出されます。創立当初の体芸棟と保健管理センター棟だけのぬかるみの大学、それから第二学群棟が建ち体芸棟から第二学群棟まで毎日通ったことなど今では全てが懐かしさで一杯です。また、研究棟の建ち並ぶ現在の大学への変遷を自分の目で確かめられてきたことは貴重な体験となりました。技術職員として電子・情報工学系に配属になり 20 年間お世話になりました。その後、事務職員となり人事異動もありましたが、最後の 15 年間は第二事務区、生命環境科学等支援室、生命環境エリア支援室と大学組織改編に伴い組織名称は変わりましたが、第二エリアでお世話になりました。職員の方々は勿論のこと、教員の方々や学生の方々との人間関係にも恵まれ、子育ての大変な時期もお陰様で乗り越えることができました。永い歳月大過なく勤めることができましたのもひとえに皆様のご厚情のおかげと深く感謝致しております。卒業された学生が立派な社会人となり各方面で活躍されている姿を見るたびに、我が子が成長したかのような嬉しさを感じます。筑波大学は創立以来あらゆる面での「開かれた大学」を目指してきておりますが、急速に進むグローバル化の世界情勢の中でもリーダー的立場をとり、国際性に富んだ大学として益々のご発展を心から祈念いたします。最後になりましたが、皆様方のご健康とご活躍を祈念いたしまして感謝の言葉とさせていただきます。竹内さんとともに、10 数年の勤務を共にしたマスコット