山梨県社会福祉協議会強化発展計画(平成23年度~27年度実施)の概要

山梨県社会福祉協議会強化発展計画(平成23年度~27年度実施)の概要
計画策定の主な背景(必要性)
経
少子高齢化、地域社会の変化、厳しい
営
理
念
計画策定の方法
社会福祉法人山梨県社会福祉協議会は、人と人とが支えあい、認めあいながら、
・職員自ら課題を整理し、あるべき姿と
だれもがその人らしく地域で安心して生活ができる、福祉文化の創造をめざします。
・会長委嘱による検討委員会を設置
経済状況を背景とする「地域における
解決策(方向性)を考える
多様な福祉課題」への対応
経
営
方
針
県域において県民(地域住民)や多様な機関、団体との連携、協働のもと、
民間法人としての自主性や広域性、公益性、専門性を発揮して、
・県民が主体となる山梨発の福祉文化の創造
・だれもが必要な時に必要な福祉サービスを適切に利用できる福祉社会の構築のための関係機関との協働
・福祉サービスの質の向上及び事業経営の透明性の確保
をめざし、職員が自己研鑽を怠らず、たすけあい、お互いを尊重することにより、どんな小さな声にも耳を傾け、
「県民が期待するものは何か」を見据え、信頼される団体となります。
重
点
目
標
1.支援機能の強化
2.研修機能の強化
3.相談機能の強化
4.広報・情報発信
機能の強化
5.県社協組織の充実
6.財政基盤の充実・強化
広報・情報発信事業の充実
(1)法人組織の充実
(2)事務局組織体制の充実
(3)職員の育成・資質向上
(1)財政基盤の充実・強化
(2)公的財源事業のあり方
(3)基金・助成金などの活用
・広報委員会により県社協全体
の広報や情報発信のあり方の
検討
・市町村社協、関係団体との情
報共有、情報発信の強化(マ
スコミなどの活用)
・理事会、評議員会の機能と
役割の明確化
・理事会、評議員会の定数や
選任区分などの検討
・危機管理や年間を通した業
務量偏重にも柔軟に対応で
きる事務局体制
・事業の経営管理(マネジメ
ント)の確立
・事業評価などを積極的に行
うことによる効率的な事業
執行
・人材育成の方針の明確化
・職員の意識改革
・環境マネジメントシステム
の理念に基づく手法を活か
した効率的な事業実施と事
業のスリム化
・基本財産である山梨県社会福祉
会館の活用を検討
・山梨県ボランティアセンターの
管理のあり方について関係者と
協議
・広告料や協賛金の還元のあり方
を検討
・新規受託事業について相互の理
解による一定のルールづくり
・専門家を交えての財政計画の検
討
・職員自らが財源を確保し、山梨
発の福祉文化につながる本会独
自の事業創出
・共同募金活動を積極的に行い、
貴重な民間財源として確保
・基金や助成金などの活用に向け
た福祉団体や県民への広報
推進目標・事項
(1)市町村社協への支援
・自立支援における在宅福祉
・新たな福祉サービスの
担い手への支援
(2)自立支援
・地域における権利擁護
(3)経営支援
(4)団体への支援
(5)育成支援
(福祉・介護人材の確保)
社会福祉に従事する者の養成
及び研修事業の充実
利用者本位の総合相談事業
の推進
主な推進方策
・県と協働し、市町村社協におけ
る「地域福祉活動計画」策定へ
の効率的な支援
・市町村社協と協働による地域に
密着した福祉教育を展開
・日常生活自立支援事業の役割と
機能を明確化し、地域間偏差の
解消と利用者の利便性を向上
・関係機関などと連携し、県市町
村社協における成年後見制度の
役割を検討
・他団体における経営支援事業の
情報収集と情報提供
・団体事務局を担う際のルール化
・団体長などとの情報交換
・福祉人材センターによる福祉・
介護人材の確保
進
行
管
理
・社会福祉事業従事者向けの類
似研修の統合化
・研修の実施方針に基づく効率
的で上質な研修の提供
・福祉系大学や職能団体との連
携による講座や研修の開催
・ワンストップ相談を視野にした
各担当者による随時の連携
・相談内容と対応の検証を行い、
課題解決に向けた組織の再編
・相談担当者の資質向上
・組織的、継続的なネットワーク
づくり
計画に基づき、実行した結果を評価し、改善するという手法を繰り返し行う
、あるべき姿と