2015 年 3 月 13 日（金）ちゃんとみやっちの徒然カメラ日記 3 北海道は、まだ真っ白な世界だけど、或る日ふと空を見上げると、飛行機が南側に向かって離発着をしているではないか。風が北風から南風に変化しているのだ。なるほど、空気が和らいできている。三月は、旅立ちの季節でもある。飛行機の写真を撮っていたら、空港ターミナルへ足を運んでいた。さまざまな人たちが行き交う。出会いや別れが、それぞれの思いが、ターミナルの中を巡っている。ある歌のフレーズを思い出した。上條恒彦の「出発の歌（たびだちの歌と読ませる）」だ。青い、青い空に駆け上っていく飛行機を撮りながらその歌を口ずさんでいた。昔からその歌が好きだった。たまに行く、カラオケもこの歌が定番だし。何はさておき、空港で写真を撮りながらぶつぶつこの歌を口ずさむ姿は、かなりアブないかも。三月効果なのだろうか、行き交う人たちは、これからの未来に立ち向かっているようだ。みんながんばれと言いたい。病める時も健やかな時も、誰かに守られているんだと言いたい。しんきゅう鍼灸師さんが教えてくれるはり・きゅうのおはなしおはなし⑬ 『おでこにあるシワで判断できる、あなたのストレスの種類』誰もがお悩みの顔のシワは、年齢とともに深く刻まれどんどん目立ってきます。特に額のシワは紫外線を受けやすい部位のうえ、乾燥や皮膚の老化、筋肉の張りでできてしまうといわれています。東洋医学ではシワ自体に関する考え方があります。シワができやすい人は肌表面だけでなく、カラダ全体の潤いと栄養が不足していて、「血虚（けっきょ）」という血が足りない状態であると考えます。ですからシワを良くしたいときは、この不足している「血」を補う三陰交や血海（膝内側の皿から指三本分上がったくぼみ）を使うと効果的です。また、シワの発生した場所と五行が深く関係しているといわれています。・額の上段または一番上にあるシワは、仕事や人間関係のストレスによるもの（心、肝）・中段にあるシワは、家庭や身内のストレスによるもの（心、肝）南風の吹く頃写真・文宮下和之︵千歳市在住︶今月のシーン「わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」・下段または一番下にあるシワは、慢性的な呼吸器系や皮膚の症状によるもの（肺）このようにシワのある場所によって原因が把握できると、あとは関連する体のツボを使って原因を取り除くことで解消することもできます。日々の生活にストレスや疲労を感じると、睡眠中も表情がこわばっていることがあります。心身共にいい状態を維持し、明るい表情を取り戻すことができるといいですね。ちなみに僕は、たまに額のど真ん中にシワができるので、気を付けねばと思っています（笑）。「ナツメ堂的かんたん健康ガイド ∼体の源『血』を補う！ススメ∼」【食事】血を補う食べ物は、赤色や黒色の食べ物がおススメです。食材でいえば、赤みの肉、プルーンなどのドライフルーツ、ナッツ類、海藻類、魚介類、黒酢などです。【睡眠】「血」は睡眠中に作られます。血虚タイプの方は辛いと思ったらよく休んでください。また浅眠になりやすいので、早めに布団に入り熟睡することを心がけてください。【運動】血虚タイプの方は基本体力もないので疲れやすいです。激しい運動ではなく、朝のウォーキングや朝日を浴びながらのヨガなどは、体の隅々まで血が行き渡るのでおススメです。久保大輔院長（ナツメ堂鍼灸院）