平成26年度 土曜講座 第1回 10 月 4 日(土) 「プレゼン力向上のための授業カリキュラム①」 講師 たつみ都志 先生 武庫川女子大学文学部 日本語日本文学科 教授 日本プレゼンスピーチ能力検定協会 大阪代表 第2回 10 月 25 日(土) 京都大学 学びコーディネーターによる出前授業 「脳トレって効果あるの?~クリティカルシンキング入門~」 講師 鈴木真奈 先生 京都大学大学院 文学研究科 博士課程 在学 第3回 11 月 8 日(土) 「プレゼン力向上のための授業カリキュラム②」 講師 たつみ都志 先生 武庫川女子大学文学部 日本語日本文学科 教授 日本プレゼンスピーチ能力検定協会 大阪代表 第4回 2 月 11 日(水・祝) 講演会 「はじめての英語プレゼンテーション、論理を磨くことの意味」 講師 石川慎一郎 先生 神戸大学 国際コミュにケーションセンター 国際文化学研究科 教授 ※第 1 回~第 3 回は、県高説明会実施日に校舎内見学に合わせて実施 ※第 4 回は、1 年生全員のプログラムで実施 土曜講座『プレゼン向上のための授業カリキュラム』 講師: 武庫川女子大学文学部 たつみ都志 日本語日本文学科 先生 教授 日本プレゼンスピーチ能力検定協会 大阪代表 ◆授業内容 ① 10月4日(土) 概要とコンテンツの作り方 ② 11月8日(土) 目、手、声のスキルレッスン 自己紹介 代表生徒プレゼン② 代表生徒プレゼン① ビデオ上映 ビデオ上映 目のレッスン プレゼンの概要 手のレッスン コンテンツの作り方 代表生徒プレゼン①(再) 声のレッスン 代表生徒プレゼン②(再) 特色選抜入学者対象の土曜授業 第2回「プレゼンテーション力向上のための授業カリキュラム」 (11 月 8 日) 武庫川女子大学教授たつみ都志先生を講師として招き、1年1組の生徒が、プレゼン力向上に向けた講義を 受けました。第1回目に引き続いて、声の発声練習から始まり、まずは生徒代表2名が事前に準備した3分程 度のプレゼンを発表しました。そのスピーチを受けて、他の生徒が良かったところ、改良した方がいい点を発表 し、「観衆としてスピーチを評価すること」の大切さを学びました。その後、目のエクササイズ、手のエクササイズ、 声のエクササイズについて、それぞれ体を使って体験したり、その訓練の様子を、ペアでお互いにスマートフォ ンで撮影しあったりしました。 最後にスピーチの「コンテンツ」を構成する上で大切なことについて、新聞記事の構成の仕方、ハリウッドスト ーリーテーリングなど、様々な例を交えて説明を受けました。生徒たちは楽しみながらプレゼンにおける「目」 「手」「声」の大切さを学ぶことができたと思います。 第 4 回 土曜講座 2 月 11 日(水・祝) 「はじめての英語プレゼンテーション、論理を磨くことの意味」 講師 神戸大学国際コミュにケーションセンター国際文化学研究科 石川慎一郎教授 「はじめての英語プレゼンテーション、論理を磨くことの意味」と題して、論理的思考力を身につけるうえでプレ ゼンテーションに取り組むことは、とても大切な意味があることを約 70 分にわたって講演してくださいました。 プレゼンテーションには、基本的な型(Problems, Solution, Results, Persuasion)がありますが、プレゼンテー ションでの提案には、内容が Concrete(具体的)、Effective(実効的)、Realistic(現実的)、Original(独創的)で あることが求められます(CERO 理論)。こうしたプレゼンテーションを行うには、どのような物の見方、考え方が 必要か、ある提案に対して批判したり質問を考えたりすることで、論理的思考力を身につけることができる等、 具体的なプレゼンテーションを例に挙げながらお話しくださいました。また、英語のプレゼンテーションを行うに は、決して英語力だけが必要なのではなく、伝える内容こそが大切であることも教えてくださいました。生徒たち にも考え、発言する時間を与えてくださり、興味を持って 70 分の講演を聴くことができました。 石川先生が最後に話してくださった「Be logical, Be critical, and Be global」が、次のプレゼンテーションの機会 に生かされることを期待しています。
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