ハローけんぽ 2015年3月号(NO:14-12)

ハローけんぽ
2015年3月号(No:14-12)
《 今月の TOPICS 》
・
・
Part2
「データヘルス計画」
健康診断結果で‟要受診”の判定の方
医療機関への受診はお済ですか?
・ 「一般保険料率」が変更になります
ボッシュ健康保険組合
2015 年 3 月号(No:14-12 号)
発行日:2015 年 3 月 10 日
《 今月のお知らせ・募集 》
・ 医療費通知を送付いたします
http://www.bosch-kenpo.or.jp/
Tel:0493-22-0890
ボッシュ内線 11050
・ 消化器検診・婦人科検診を行います!
※記事につきましての
お問い合わせは上記 TEL まで
本年 4 月より始動!
「データヘルス計画」がいよいよスタートします!
Part2
政府が進める日本再興戦略の中の「国民の健康寿命※の延伸」を目指す新しい施策の1つとして、
全ての健康保険組合が取り組む「データヘルス計画」がいよいよスタートします。
Q1:「データヘルス計画」って何?
A1:近年、レセプト(診療報酬明細書)や健診情報等のデータの IT・標準化により、医療関係のデータ
分析等が容易になりました。健康保険組合が保有しているこれらのデータを分析・活用することで、
みなさんの健康状況や課題を把握し、それに応じ、より効果的・効率的な保健事業(健康づくりや疾
病予防、重症化予防等)を実施するのが「データヘルス計画」です。
既存事業の見直しも含め、全ての健康保険組合が
今年 3 月までに計画を立案し、4 月より実際に
【データヘルス計画】
事業を行っていきます。
健康度、健康意識の向上・医療費適正化
Q2:どんなことをするの??
【データヘルス計画の特徴】
PDCA サイクルに沿った事業運営
A2:保健事業をより効果的・効率的に実施するために、 Do(実施)
健康保険組合が保有している各種データを分析・活 保健事業の実施
用する科学的なアプローチを用いて、保健事業の
計画策定(Plan)を行い、事業の実施(Do)・
評価(Check)・改善(Act)の PDCA サイクル
(右図)を回しながら事業を行っていきます。
また、実施にあたっては、コラボヘルス ※が求め
られ、健康保険組合と会社や各事業所と一体とな
って、みなさんの健康づくりに取り組んでいきま Plan(計画)
す。
健康課題の分析
保健事業の企画
※. 健康保険組合と会社や各事業所と協働・連携して
保健事業を進めること
1
Check(評価)
保健事業の検証
Act(改善)
保健事業の修正
ハローけんぽ
2015年3月号(No:14-12)
Q3:健康保険組合によって内容は違うの???
A3:健康保険組合によって規模(加入員等)や財政状況、職場環境等は異なり、加入者の
健康状況も異なります。
「データヘルス計画」では、各健保組合が持つ特徴や状況に応じて事業を実施・計画する
こととなるため、事業の内容は個々の健保組合で様々となります。
Q4:ボッシュ健保ではどんな事業をするの????
A4:ボッシュ健保でも昨年より計画の立案を行い、先月 2 月の理事会・組合会で事業内容を
決定しました。既存の保健事業の整理・見直しとともに、新たに次の 3 つの事業を展開し
ます。
①健康診断結果に基づく、
生活習慣に関する情報提供
(生活習慣病予防の啓蒙)
ご自身の体の健康状況に、より関心を持って頂くため、
被保険者(本人)を対象に、健康診断後に健康診断結果とは
別に生活習慣病の関する 3 つの資料を個人宛に送付し、生活習慣病の
早期対策・重症化予防の啓蒙を図ります。
また、各事業所単位に所属する皆さんの健康データを集計・提示する
ことで、各事業所と一体で健康増進・疾病予防対策活動をサポートします。
② ジェネリック医薬品(後発医薬品)※のお知らせ通知
(医療費負担の軽減)
定期的に通院されて薬を処方されている方で、一定の条件を満たす方々に
対し、処方薬をジェネリック医薬品に切り替えることで、窓口で支払う薬剤
費の「削減額」を個人別に通知します。
薬剤費にかかる皆さんの個人負担の軽減とともに、健康保険組合が負担す
る薬剤費(医療費)の削減を目指します。
※. ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造販売され、
新薬と同じ有効成分、同等の効能・効果を持つ医薬品で低価格です。
③ 前期高齢者の方へ訪問指導
(高齢者の健康サポートと医療費負担の軽減、
前期高齢者納付金の削減)
当健保組合に加入されている 65~74 歳の前期高齢者の方々へ専
門スタッフが訪問し、効果的な通院方法等の健康・医療に関するアド
バイスや相談を行うとともに、それにより医療費負担の軽減とそれに
かかる医療費による前期高齢者納付金の削減を目指します。
次号は、上記 3 つの新規事業についてご紹介していきます。
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ハローけんぽ
2015年3月号(No:14-12)
健康診断結果で‟要受診”の判定の方
医療機関への受診はお済ですか?
職場で行っている健康診断は、働く私たちの総合的な健康状態を把握することや有害物質などによ
る健康被害を早期に発見するために行うものです。
また自分の健康状態を客観的に診断し、病気の兆候が隠れていないか調べるものです。
さまざまな判定区分の中で‟要受診”は、データに異常が認められ治療が必要と思われる所見が
あるという事で、呼び出しがないからといって放置するのは危険です。
特に生活習慣病は自覚症状がないことが多く、自分では健康だと思っている場合がほとんどです。
自分の健康を守るためにも必ず早めに医療機関を受診しましょう。
‟要受診”の判定の方は、保健師、看護師等の呼び出しはありませんので、
ご自身で結果を持参し、かかりつけ医に相談するか、最寄りの医療機関を受診
して下さい。(保険診療となりますので、保険証を持参してください。)
なお、会社・事業所では、受診確認を上司や産業看護師が行う場合があります。
☆「当組合診療所」でも受診が可能です。
医療費通知を送付いたします
3 月上旬に皆様に医療費通知を送付いたします。
この通知は、あなたと健康保険の扶養となっている
【医療費通知見本】
ご家族でかかった昨年1年間(1 月~12月)の医療
費総額を参考としてお知らせするものです。※1
なお、医療費の明細が必要な場合は、医療費のお知
らせ明細発行申請書にご家族の同意を得て当組合まで
ご提出ください。
申請書はボッシュ健保ホームページからダウンロー
ドできます。ご不明の方は、総務課(給付担当)まで
ご連絡下さい。
年々、医療費が増加にしております。
日頃から健康に留意し、医療費の削減に
ご協力をお願い致します。
※1.当組合は「個人情報保護」の取り扱いに基づき、
個人名・医療機関名の表示をなくしております。
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ハローけんぽ
2015年3月号(No:14-12)
募集のお知らせ
☆消化器検診・婦人科検診を行います!
(がん検診)
「がん」は日本の死因第 1 位!
職場で行っている定期健康診断と消化器検診・婦
人科検診を受診しますと「人間ドック」と同程度の
検査項目内容になります。
当組合は「人間ドック」補助金制度はありません。
この機会に是非、受診をして下さい。
【消化器検診】
項
目:胃部 X 線検査(胃がん検査)
便潜血検査(大腸がん検査)
腹部超音波検査
対
寄居工場
YOR-RBJP
【婦人科検診】※東松山工場のみ
項
江南工場
KON-VJ
VJ
象:35 歳以上の被保険者※1
目:乳房超音波検査(乳がん検査)
子宮頚がん検査(子宮がん検査)
象:被保険者※1の女性(年齢制限なし)
東松山工場
HIG-RBJP
6 月 27 日(土)・ 28 日(日)
7 月 4 日(土)・
5 日(日)
7 月 11 日(土)・ 12 日(日)
※男性日と女性日があります。
申込締切
当組合における医科外来の
1人当たり医療費の合計「本人」
円
お問い合わせ先
(2013年4月~2014年3月)
75,000
70,000
65,000
60,000
55,000
50,000
45,000
40,000
35,000
30,000
平成 27 年 4 月 10 日(金)
保健事業課
松本まで
ご希望の方は申込書をご記入うえ、お申込みください。
疾病の早期発見・治療と健康維持・管理の
ためにも、この機会に受診をして下さい。
【当組合の受診率】
検査項目
平成23年度 平成24年度 平成25年度
胃部X線検査
25.2%
26.5%
28.5%
便潜血検査
26.6%
27.8%
30.2%
腹部超音波検査
32.5%
34.3%
35.9%
「一般保険料率」が変更になります。
本年 4 月徴収分より
5 月 8 日(金)・ 11 日(月)
6 月 16 日(火)~ 18 日(木)
※1. 当組合の保険証を持っているご本人(従業員)
医科の外来医療費だけでみると
02:新生物=「がん」が「第 2 位!」
5 月 15 日(金)・ 18 日(月)
横浜事務所
YH-RBJP
RBJP
対
日程
会場
8.5%
⇒
9.0%(0.5%アップ)
昨年 7 月の「健保組合会」で今後2段階にて料率を改定することが
決定され、今回はその第一段階として変更するものです。
なお、40 歳以上が対象の介護保険の料率(1.3%)は据え置き、
平成 27(2015)年度の健保予算の詳細は、4 月下旬発行予定の
「けんぽだより」をご覧ください。
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