(報告(連絡)事項)(1)

◎伊賀市行政組織の見直しについて 第 26 回市政運営会議
資料①
⑴上野支所の組織・分掌事務の再構築について
現在、旧上野市を所管区域とする上野支所の分掌事務は本庁において処理して
いる。従って、上野支所は組織として存在するが、実態として課が存在しない。
しかしながら、旧上野市のエリアにおける住民自治協議会への支援や地域振興
に関する業務で、他の支所と比較する中でかなりの差が出てきている点への対応
と、新たな地区別計画の進行管理、さらには上野市街地の活性化を推進するため
に、改めて上野支所に組織上の課を再構築し、平成 27 年4月 1 日から当該業務
を分掌していくこととする。
◎本庁の四十九町移転までの間の取扱い
1.《機能》
・上野地域の振興業務を強化する機能を持たせる。
・上野市街地の活性化について、上野支所にも機能を持たせる。
2.《組織》
・上野エリアの特定の課題に対応するための組織とする。
・振興課と市街地活性課の2課とする。
3.《位置》
・本庁が上野丸之内 116 番地にあるため、支所設置条例上の「位置」は、本庁の
移転までの間は変更しない。
◎将来的な構想
1. 《機能》
・上野支所の機能は、振興業務の強化、上野市街地の活性化の機能を基本とし、
それ以外の機能は、今後の窓口の動向や相談の需要等を調査・検討の上、必要
に応じて持たせる。
2.《組織》
・振興課と市街地活性課の2課を基本とし、状況に応じて新たな機能を備えた
組織とする。
3.《位置》
・既存の施設の利活用と新たな経費を掛けない場所という観点から、既に一定
の行政機能が集積されている「ハイトピア伊賀」は支所設置条例上の「位置」
の有力な候補地である。
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◎伊賀市行政組織の見直しについて 第 26 回市政運営会議
資料②
⑵平成27年4月からの事務分掌の見直し
区分(旧)
内
容
健康福祉部 福祉相談調整課 ・生活保護に関する業務と生活困窮者自立支援事業に
関する業務を一体的に行なうため、生活困窮者自立支
援事業に関する業務を健康福祉部内の厚生保護課の
所管とする。
健康福祉部 厚生保護課
・民生委員・児童委員が関連する業務は健康福祉部内
で多岐に亘るため、部内の庶務や社会福祉協議会との
連絡調整を担当する医療福祉政策課に移管する。
・併せて現在の厚生係で担当する社会福祉事業の調整
や保護司の関係、社会を明るくする運動等の諸事務を
健康福祉部内の医療福祉政策課の所管とする。
各支所 住民福祉課
・保健師の配置体制と担当業務を見直し、現在、各支
所住民福祉課で実施している健康づくり事業や、予防
接種、感染症等に関することなどの事務を健康福祉部
健康推進課に移管する。
・各支所住民福祉課では健康推進関係の事業は行なわ
ず、本庁(健康推進課)との連絡調整のみ行なう。
教育委員会
教育総務課
学校教育課
・幼保一元化やこども園等の子ども子育て新制度に対
応するため、幼稚園の管理運営に関する事務(教育課
程及び指導助言を除く。)を健康福祉部こども家庭課
に移管する。
・子ども・子育てに関する施策について、実施体制を
十分考慮する必要があることから、当面は手続きの窓
口程度の移管とする。
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◎伊賀市行政組織の見直しについて第 26 回市政運営会議
資料③
⑶ハイトピア2階の空きスペースの活用について
現在、空きスペースとなっているハイトピア2階の一部の取扱いについては、
保留床への入居者が決まらず平成25年11月に補助金を返還したことにより、
業種にこだわらず賃貸ができることとなった。それを受けて、有効に活用して
いくために内部で協議した結果、行政機能を配置する方針となり、伊賀市組織改
善委員会で上野支所の組織に関連する事項として、配置案の検討を行なうことと
なった。
※該当スペースは点線内
の保留床(148.74 ㎡)
《検討事項と結果》
・配置する部署の数
@スペース(面積)の関係から3課は困難である。2課が適当であるとの結論。
・配置する機能、組織
@関係団体との連携という観点から、現段階で最も配置に適している商工労働課
と中心市街地推進課を、暫定的にハイトピア2階への配置候補とする。
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