製品安全情報 ガス・石油暖房機器による事故 中国支所 TEL:082-211-0411 NITEに集約される製品安全に関する情報 製品評価技術基盤機構(NITE)では、NITEに集約される製品安全に関する情 報を製品事故の未然・再発防止の観点から、製品安全情報マガジン(PSマガジン)に よってタイムリーに提供しています。 日々の気温があいさつ代わりになるこの季節。寒風吹きすさぶ厳冬の街中、暖かい室 内に入ると身も心もいやされますが、気温の低下とともに、NITEに寄せられる暖房 機器の事故件数も増加しています。今回は、ガス・石油暖房機器による事故を紹介しま す。 建物が全焼する火災が発生し、現場には石油ストーブがあった。 事例 1 石油ストーブの上で洗濯物を干していたため、洗濯物が 石油ストーブに落下して、着火したものと考えられます。 事例 2 火災が発生し、現場には石油ストーブがあった。 給油の際、給油タンクのふたをしっかりしめていなかったため、ふたが 外れ、こぼれた灯油が燃焼部にかかり引火したものと考えられます。 旬レポ中国地域 2015年1月号 1 事例 3 使用中のガスファンヒーター付近から出火して住宅を全焼し、 1人が軽傷を負った。 ガスファンヒーターのガス接続口に誤ってガス用ゴム管を接続して使用 したため、接続口からガスが漏れて、漏れたガスにファンヒーターの火 が引火したものと考えられます。 ◇事例1 ストーブの上で洗濯物を干さないでください。洗濯物が落下して、着火するおそれが あります。 また、布団やカーテンなどの可燃物や可燃ガスを含むスプレー缶などを周囲に置かな いでください。 ◇事例2 給油する時は必ず火を消してください。 また、給油タンクのふたは確実にしめてください。 ◇事例3 ガス暖房機器を使用する際は、適切なガス接続具で正しく接続してください。 また、ガス接続具はしっかりと差し込んでください。 ◆ガス・石油暖房機器による事故の詳細は、NITEの11月27日のプレスリリース 「ガス・石油暖房機器による事故の防止について」をご参照ください。 *ガス・石油暖房機器による事故の防止について(注意喚起) http://www.nite.go.jp/jiko/press/prs141127.html ◆その他の事故事例は以下「事故情報の検索」をご活用ください。 http://www.jiko.nite.go.jp/php/jiko/index.html 経済産業省 中国経済産業局 広報誌 旬レポ中国地域 2015年1月号 Copyright 2015 Chugoku Bureau of Economy , Trade and Industry. 2
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