ＥＭ生ごみ処理容器の実証実験の様子 ○ＥＭ生ごみ処理容器ってどんなもの（堆肥型） ◆ 生ごみをＥＭ（有用微生物群）を活用し発酵させるための容器です。一定期間発酵させた生ごみ堆肥は土と混ぜて堆肥として使います。堆肥づくりの途中で出来る発酵液は薄めて液体肥料や排水口の匂い消しやヌメリ取りにも使えます。【生ごみの投入量データ】（生ごみ投入量：１回９００ｇ番号ぼかし投入量：１回３５ｇ）外気温堆肥温度重量生ごみぼかし熟成堆肥平均平均増加投入量投入量温度平均（℃）（℃）（㎏）（㎏）（ｇ）（℃）投入日数（日） ① 14.5 15.4 4.5 5.4 245 － 6 ② 12,6 12.8 5.3 6.3 280 － 7 ③ 11.6 11.4 5.3 5.5 315 19.1 7 ④ 12.4 12.9 3.7 4.5 175 14.6 5 ⑤ 11.3 12.5 8.0 9.0 350 12.3 10 【生ごみ投入時期】 ① 平成２６年１１月２８日～平成２６年１２月９日 ② 平成２６年１２月１０日～平成２６年１２月１９日 ③ 平成２７年１月９日～平成２７年１月２２日 ④ 平成２７年１月２３日～平成２７年１月３０日 ⑤ 平成２７年２月２月１９日３日～平成２７年（実証実験メモ）・密閉容器で発酵させた生ごみ堆肥を土と混ぜて、熟成堆肥実験を開始。（平成２７年１月７日）・実験用熟成堆肥を攪拌するもの、攪拌しないものの２種類を用意、攪拌しなかった方は１０日ほど経過した時点で白カビと青カビが発生しました。平成２６年１１月２８日実験開始 ● ＥＭ生ごみ処理容器 ○ＥＭ生ごみ処理容器（発酵用密閉容器）を使います。 ○発酵用密閉容器は液体堆肥を取り出しやすいコック付のものを選ぶと良いです。 ●事前に用意するもの ○発酵用密閉容器 ○ＥＭぼかし【ＥＭぼかしを自分で作る場合】 ○米ぬか ○ＥＭ－１（商品名） ○糖蜜 ①生ごみを投入 ○容器の底に一握りのＥＭぼかしをまきます ○適当な大きさにした「生ごみ」を容器の中に入れて、上からＥＭぼかしを振りかけます。 ② ふたをしっかり閉める ○ＥＭ（有用微生物群）は空気が嫌いな微生物です。 ① の生ごみ投入作業が終わったら、必ずふたをしっかりと閉めて下さい。 ③発酵液を抜く ○発酵が進むと、容器の底に発酵液が溜まってくるので、定期的に抜き取ります。 ○抜き取った発酵液は、薄めて液体肥料や排水口の匂い消しやヌメリ取りにも使えます。 ④発酵・熟成 ○① ～ ③ を繰り返し、生ごみが容器の８分目になるぐらいになったら直射日光の当たらない場所で２週間程度置きます。（冬場は保管期間が長くなります。） ○漬物のような匂い（発酵）になれば成功です。 ●生ごみ堆肥を土と混ぜる ○２週間ほど置いておいた生ごみ堆肥を土と混ぜます。 ○実証実験では土と混ぜた後、容器で観察しましたが、実際は畑等に埋めて土づくりを行います。（土にかえります。） ○実証実験では、生ごみ堆肥を土と混ぜたものを容器に入れて経過を観察しました。 ○容器の中の土の温度は微生物による分解により温度が２５ ℃ 前後まで上がりました。 ○上記写真の生ごみ堆肥は、土の中で分解され３週間ほどで野菜の塊が見られなくなりました。