ダンボールコンポスト(消滅型) [378KB pdfファイル]

ダンボールコンポストの実証実験の様子
○ ダ ン ボ ール コ ン ポ スト っ て どん な も の (消 滅 型 )
◆ ダ ン ボー ル 箱 を 使用 し た 、手 軽 に 生 ごみ を 減 量で き る 生 ごみ 処 理 容器 で す。
ダ ン ボー ル 箱 の 中に 、 空 気を 好 む 微 生物 を 含 んだ 土 壌 改 良材 を 入 れて 、 生ご
み を 投入 し 混 ぜ るだ け 。 ダン ボ ー ル の中 の 微 生物 が 生 ご みを 分 解 する た め、
ほ と んど 量 は 増 えま せ ん 。素 材 が ダ ンボ ー ル なの で 水 に 弱く 、 定 期的 に 新し
い 容 器( ダ ン ボ ール ) を 用意 す る 必 要が あ り ます 。
【生ごみの投入量データ】
( 生 ご み投 入 量 : 1回 9 0 0g
投入月
平成26年
12月
平成27年
1月
平成27年
2月
ぼ か し投 入 量 :1 回 3 5 g)
外気温
堆肥温度
重量
生ごみ
ぬか
平均
平均
増加
投入量
投入量
(℃)
(℃)
(㎏)
(㎏)
(g)
投入日数
(日)
13.1
18.9
1.8
6.4
340
13
11.8
18.9
2.6
6.8
240
12
11.6
19.5
0.9
6.0
240
12
(実 証 実 験メ モ )
・ 初 めに 入 れ た 生ご み が 、1 0 日 程 でほ ぼ 消 滅し ま し た 。
・ 実 験期 間 中 に 小 バ エ が 発生 し ま し た。
・ ダ ンボ ー ル コ ンポ ス ト の重 量 は 、 3 7 回 の 生ご み 投 入 で 3 . 0 kg の 増 と
と なっ て い ま す。
(重 量 6 .6 kg
→
9.6㎏
生 ご み投 入 量 合計
1 9 . 2 kg)
平成 2 6 年 1 2 月 2 日実 験 開 始
● ダ ン ボ ール コ ン ポ スト
○ダ ン ボ ール コ ン ポ スト は 、 みか ん
箱 程 度 の大 き さ の ダン ボ ー ル箱 を
使 い ま す。
●事 前 に 用意 す る も の
・ダ ン ボ ール 箱
・ク ラフ ト テ ープ( 布製 の ガ ムテ ー プ)
・新 聞 紙
・堆 肥 ( バー ク 堆 肥 、も し く は ピ ー ト
モス ・ も みが ら く ん 炭等 )
・米 ぬ か
・ス コ ッ プ
・温 度 計
・風 通 し の 良 い 台
① ダ ン ボ ール 箱 の 組 立、 補 強
○ダ ン ボ ール 箱 の つ なぎ 目 や 角を す べ
てク ラ フ トテ ー プ ( 布製 の ガ ムテ ー
プ ) 補 強 しま す 。
○ダ ン ボ ール 箱 の 内 側の 底 に 厚紙 や 新
聞 ( 朝 刊一 日 分 程 度) を 敷 き、 底 が
濡 れ て 抜け る の を 防ぎ ま す 。
② 基 材 ( 床) を 作 る 。
○用 意 し たバ ー ク 堆 肥と 米 ぬ かを 混
ぜ あ わ せま す 。
○少 し づ つ水 を 加 え て、 手 で 握っ て
お 団 子 がで き 指 先 で摘 む と 崩れ る
くら い が 望ま し い で す。
③ 生 ご み を入 れ る
○ダ ン ボ ール コ ン ポ スト の 中 の基 材
( 床 ) に穴 を 掘 り 、そ の 中 に 生 ご
み を 入 れま す 。
○生 ご み の上 に 、 一 つま み の 米ぬ か
をふ り か け生 ご み と 混ぜ ま す 。
○上 か ら 基材 ( 床 ) をか ぶ せ ます 。
( 押 し 固め て は い けま せ ん )
○通 気 性 をよ く し て おき ま す 。
○③ の 作 業を 繰 り 返 しま す 。
○中 の 基 材( 床 ) が 乾い て い るよ う
で あ れ ば、 水 分 を 補給 し 、 ②の よ
うな 状 態 を保 ち ま す 。
○ダ ン ボ ール コ ン ポ スト の 微 生物 は
空 気 を 好み ま す 。 風通 し を よく し
てく だ さ い
○投 入 し た生 ご み は 、微 生 物 が分 解
し ま す ので 量 が 増 えま せ ん 。