原案をご覧になりたい方は、ご連絡ください [email protected] 年 J I S 原 案 J A S O 案 テクニカルペーパ案 1.規格番号・規格名称 JASO Z XXXX 審議報告書 制 改 月 日 定 正 小改正※:1~5 項のみ記載 自動車-安全システム関連用語集 2.適用範囲(スコープ) この規格は、自動車に搭載される安全システムに用いられる技術的用語や慣用的に用いられている 用語の意味、英語表記、略語について規定する。 3.審議経過 分科会: セーフティシステム 分科会 活動期間: 2013年 8月 ~ 2015年 1月( 13回開催) 分科会長: 稲垣 裕巳 (本田技術研究所) 幹事: 安部 原也 (日本自動車研究所) 部 会: アクティブセーフティ 部会審議 2015年 2月 規格委員会審議: 2015年 2月 4.制定・改正の目的 安全に寄与する要件や部品間のインタフェースを標準化する組織が必要となり、セーフティシステム分科会 が成立された。また、国内外で本分野の研究が多数実施され論文が多数発表されていることや、商品化に関 しても様々なシステムが市場に投入されていることなどの現状を踏まえ、用語を規定、規格化することで、 用語を利用する研究者、開発者の解釈が統一され本分野の開発促進、成長に寄与できることが予想されるこ とから、安全システム用語を制定する。 5.制定・改正の主眼点(ポイント) 同上 6.制定・改正の期待効果(ベネフィット) 同上 7.制定・改正の緊急性・必要性 同上 8.規格の構成(本文、附属書(規定)、附属書(参考)、解説等) 1 適用範囲、2 引用規格、3 分類、4 用語及び定義、4.1 安全システムに関する基本用語、4.2 システム・ 装置に関する用語、4.3 技術・手段に関する用語、4.4 要素・部品に関する用語、4.5 試験・評価・現象 に関する用語、解説、索引 1/3 Copyright (C) 2015 The Society of Automotive Engineers of Japan (JSAE) All Rights Reserved. 原案をご覧になりたい方は、ご連絡ください [email protected] 規格委員会資料 No.61 9.関連する規格 (1) JISの場合:対応国際規格番号・整合性コード(IDT, MOD, NEQ) なし (2) 国内規格:JIS, JASO 他、業界規格等 なし (3) 外国規格:DIN, SAEなど なし (4) 国際規格:(1)以外のISO, IEC なし 10.関連する法規 (1) 1958年協定(UN ECE): なし (2) 1998年協定(UN GTR): なし (3) 国内法規との関連: なし (4) 海外法規との関連: なし 11.関連分野との連携・協業 (自工会、部工会、車工会、及び規格協会以外の団体等) なし 12.審議中の問題点/課題 用語集の利用者に用語の分類や抽出範囲の背景がわかるよう安全システム用語の抽出を衝突事故シナリオ から安全システムを定義することから審議を開始した。安全システムの定義は簡潔で分かりやすい表現に し、衝突事故シナリオは時間と運転者の行動で整理し現状の安全システムを配置し視覚的にすることで用 語の抽出範囲を明確にしている。 また、用語抽出の審議において数多くの登録商標が抽出された。その用語を整理、統一することで用語集 の利用者の利便性が大幅にあがることが考えられるものの、JISの用語集規定から登録商標は原則用語集に 入れないこととした。 13.国際提案(規格/基準)の可能性 現在、安全システムについては試験法、試験装置など多くの国際規格や国際標準が制定されていることか ら用語の統一が必要となることも考えられる。今後の状況を見て国際提案を判断していきたい。 14.規格の要旨/アブストラクト(500文字以内) 国内外で本分野の研究が多数実施され論文等も多数発表されていることや商品化に関しても様々なシステ ムが市場に投入されている。用語を規定,規格化することで、用語を利用する研究者, 開発者の解釈が統一 され本分野の開発促進, 成長に寄与できることが予想されることから,安全システム用語を制定する。 安全システム用語は衝突事故シナリオから安全システムを定義し用語抽出領域を決定した。 2/3 Copyright (C) 2015 The Society of Automotive Engineers of Japan (JSAE) All Rights Reserved. 原案をご覧になりたい方は、ご連絡ください [email protected] 規格委員会資料 No.61 安全システムの構成要素を下記5項目とし用語を分類している。 1.安全システムに関する基本用語 2.システム・装置に関する用語 3.技術・手段に関する用語 4.要素・部品に関する用語 5.試験・評価・現象に関する用語 安全システムの概念や考え方など装置、システムの上位に位置づけられるものは、安全システム基本用語 とし、基本用語以外は、システム・装置に関する用語と関連性を説明分に追記した。他の用語集で定義づ けされているセンサや要素でも装置特有のセンサは用語として取り上げた。 また、一般的にシステムと装置は区別なく用いている。安全システム用語をまとめるに当たり装置とシス テムは使い分けることとした。標準化する装置、システムとなる用語でシステムと英語表記されるものは システムとし、それ以外は装置とした。 以上 3/3 Copyright (C) 2015 The Society of Automotive Engineers of Japan (JSAE) All Rights Reserved.
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