案 - 板橋区役所

「板橋区環境教育推進プラン(第二次)
」策定支援委託仕様書(案)
1 件名
「板橋区環境教育推進プラン(第二次)」策定支援委託
2 履行期間
契約締結の日の翌日から平成 28 年 3 月 31 日まで
3 業務目的
(1)板橋区では、平成 5 年 4 月の「エコポリス板橋」環境都市宣言に基づき、平成 11 年
3 月に「板橋区環境基本計画」を策定した。その後、平成 17 年 3 月の計画改定で、
“環
境教育の推進”が重点取組の一つとなり、平成 19 年 2 月に「環境教育推進プラン(以
下、
「現プラン」という。
)
」を策定し、現在まで環境教育の取り組みを進めてきた。
また、現プランは、平成 15 年 7 月制定の「環境の保全のための意欲の増進及び環境
教育の推進に関する法律(通称:環境保全活動・環境教育推進法)」及び平成 16 年 9 月策定
の「環境保全の意欲の増進及び環境教育の推進に関する基本的な方針」に基づき策定
されている。
(2)その後、平成 23 年 6 月に法の一部が改正。法目的に「協働取組の推進」、基本理念・
定義規定に、
「経済社会との統合的発展等」が追加され、旧法の「体験学習に重点を置
く取組」から、
「幅広い実践的人材づくりと活用へ」と進展し、より一層の環境教育の
推進が求められている。
(3)「板橋区環境教育推進プラン(第二次)
(以下、「新プラン」という。)」は、改正法
である「環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律(通称:環境教育等促進法)」
第 8 条に基づく「区域の自然的社会的条件に応じた環境保全活動、環境保全の意欲の
増進及び環境教育並びに協働取組の推進に関する行動計画」としても位置付けられる
ものである。
(4)以上を踏まえ、
「板橋区環境教育推進プラン(第二次)策定支援委託(以下、
「支
援委託」という。
)」では、現プランに基づくこれまでの取組みを振り返るとともに、
現在の社会情勢と区内の特性等を考慮の上、区の環境教育並びに環境協働施策の方向
性、さらに、より実践的で具体的な取組みを明確化することを目的に、平成 28 年度以
降の新たな指針となる「新プラン」を策定する。
なお、平成 27 年度に改定予定の「板橋区環境基本計画」並びに「板橋区基本計画」
とも整合を図るものとする。
4 業務内容
(1)基本事項の調査・整理
新プラン策定にあたって必要となる関連法令、国や東京都の動向、他自治体に
おける関連計画の策定状況、関連する板橋区の行政計画、板橋区の地域特性等を調
査・把握し、整理する。
(新プランの上位計画となる次期「板橋区環境基本計画」並びに「板橋区基本計
画」が、新プランと同時期に策定される予定であるため、各計画間で整合を取るも
のとする。なお、整合の取り方については、契約後に調整するものとする。)
1
(2)現プランの点検・評価
現プランに関連する各施策や事業についての進捗状況の結果について、点検・評
価を行う。
(3)区民・事業者等の意識調査等
区民等へのアンケート調査や、関係団体・事業者等(区内外)へのヒアリング
調査を行い、環境教育・環境協働に関する区民意識等を把握し、新プランに反映す
る。
※ヒアリング調査は2日間程度とする。
(4)課題の抽出と整理
上記(1)~(3)の調査等を踏まえ、課題の抽出を行い、整理する。
(5)環境教育等の方向性の検討
上記(4)の課題の抽出を踏まえ、望ましい環境教育の方向性を検討する。
(6)具体的な施策及び成果指標等の検討
上記(5)の方向性を踏まえ、新たな施策を体系整理し、環境教育を推進するため
の具体的な施策及び成果指標について検討する。
その際、現プランに基づき活動している、環境教育プログラム部会の環境教育
ハンドブック等の活用方法や、環境教育カリキュラム部会作成のテキスト等の内容
を考慮するものとする。
(7)進行管理手法の検討
新プランで取り組む施策の進行管理方法について検討し、整理する。
(8)策定検討部会の実施支援
区民・学校等と連携し、新プランに意見を反映させるため、策定検討部会を開
催する。この部会について、受託者は以下の業務を行うものとする。
ア 部会の開催手法や運営手法等を提案し、板橋区と協議のうえ、実施案を作
成する。
イ 部会における必要物品の確保や資料作成を行うとともに、当日の運営支援
を行う。なお、受託者はこの会議において、ファシリテーター的な役割を担
うものとする。
ウ 検討結果を取りまとめ、論点や意見の整理を行う。
※ 部会は新プランを策定する目的で設置する予定であり、板橋区のこれから
の環境教育について協議・検討を行うものとする。
(3 回程度)
※ 構成は、区民・学校・保育園・事業者等、20 名程度の予定である。
※ 策定部会委員の募集は区が行うものとする。
※ 会議の実施に要する経費は、原則として受託者が負担するものとする。
(9)各種会議運営支援
以下のア~オの会議における報告及び審議に資する資料の作成、会議への同席
(ウ、エ、オの会議を除く)、議事要旨(ウ、エ、オの会議を除く)の作成を行う。
ア 板橋区環境教育推進協議会
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イ
ウ
エ
オ
※
※
※
板橋区資源環境審議会
「エコポリス板橋」推進本部(内部組織)
「エコポリス板橋」推進本部幹事会(内部組織)
その他会議(教育委員会 等)
アの会議は 3 回、イ~オの会議は 2 回程度開催する予定である。
各会議とも、板橋区と会議に係る事前打ち合わせを行うものとする。
資料の作成には、会議当日に使用する資料を必要部数用意することを含む
ものとする。
(10)素案及び最終案の作成
策定検討部会(上記(8))及び各会議(上記(9))での協議・検討結果等を踏まえ、
計画の「素案」を取りまとめる。さらにパブリックコメントを踏まえ、「最終案」
を作成する。
(11)パブリックコメント実施支援
素案についてのパブリックコメントの実施に際し、区民に公表するための資料
作成や、提出された意見の整理及び分析並びに回答案の作成を行う。
(12)業務報告書等の作成
ア 上記(1)~(11)に係る事例資料、検討資料、議事要旨等をまとめた業務報告書
を作成する。
イ 次回以降策定時の基礎資料とするため、策定過程の記録及び評価並びに見
直しに向けての検討項目等の報告も合わせて求めるものとする。
※ 詳細については契約後に別途協議する。
(13)成果品等の提出
以下のア~オの成果品等を、それぞれ定める仕様で作成し、定める期限までに
提出する。
ア 業務行程表
契約締結後 14 日以内(自由書式、印刷文書 5 部)
イ 策定検討部会の実施提案書
板橋区と協議のうえ、板橋区の指定する期日(自由書式、印刷文書 5 部)
ウ 環境教育推進プラン(第二次)素案、最終案
板橋区と協議のうえ、板橋区の指定する期日(A4 判、白黒印刷、ファイル
綴じ、各 20 部)
エ 業務報告書
平成 28 年 3 月 31 日まで(A4 判、白黒印刷、各 5 部)
オ 環境教育推進プラン(第二次)
(本編)
平成 28 年 3 月 31 日まで(A4 判、白黒(表紙等一部カラー)、80 ページ程
度、500 部)
※ 上記ア~オの全てに共通して、電子データ(CD-R)を併せて提出する。な
お、電子データには、Word・Excel 等で作成したもののほか、PDF ファイル
形式に変換したものを併せて収納するものとする。(文書の形式は Microsoft
Office Word 2007、Excel 2007 を原則とする。)
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※
支援委託に関連して収集した資料及び図面等があれば、上記ア~オに関わ
らず、板橋区の指示に基づき、随時提出するものとする。
5 成果品等の取り扱い
(1)支援委託に関する所有権、著作権などの一切の権利は、板橋区に帰属する。
(2)支援委託にあたって板橋区から貸与を受けた既存調査資料、その他の資料の取り
扱いについては、破損・汚損・紛失等が無いよう、十分注意すること。また、貸与
を受けた資料等は、業務終了時までに板橋区へ返却すること。
(3)支援委託により知り得た個人のプライバシー等に関する事項については、調査期
間中、調査終了後を問わず慎重に取り扱い、決して情報が漏えいすることのないよ
うにすること。
(4)支援委託による成果品及び調査においてまとめられた資料等について、板橋区の
許可なく、他に使用あるいは公表してはならない。
6 その他
(1)個人情報の取り扱いについて、本仕様書に記載してあるもののほか、「個人情報
を取り扱う業務委託契約の特記事項」によること。
(2)支援委託の実施にあたっては、関係法令を遵守すること。
(3)受託者は板橋区と連絡を密にとり、作業の進捗に支障のないようにすること。ま
た、支援委託遂行のため、必要に応じて板橋区役所に来庁のうえ、担当者と打合せ
を行うこと。
(4)契約の履行に際して、板橋区との間でUSBメモリ等の外部記録媒体により、デ
ータの授受を行う場合は、必ず次の事項を遵守すること。
ア 作業開始前に、ウィルスチェックを実施し、安全を確認したうえで作業に入る。
イ 作業終了後に、ウィルスチェックを実施し、安全を確認したうえで、板橋区へ
の納品・返納等を行う。
(5)受託者は板橋区の施設において支援委託を履行するにあたり、板橋区環境マネジ
メントシステム(ISO14001 認証取得済)に基づき、環境に配慮した取り組みをし
なければならない。
(6)契約締結後、すみやかに着手届を提出し、板橋区の承諾を得ること。
(7)支援委託終了後、すみやかに完了届を提出し、板橋区の確認を得ること。
(8)支援委託が終了し、成果品を提出した後、内容に不備又は不完全(誤植も含む)
が発見された場合は、受託者の責任において直ちに補正を行うこと。
(9)板橋区は、成果品等を完成させるために、業務に関する指示を受託者に対して行
うことができる。この場合において、受託者は、当該指示に従い業務を行わなけれ
ばならない。
(10)修補について ※
ア 受注者は、修補は速やかに行わなければならない。
イ 板橋区は、修補の必要があると認めた場合には、受注者に対して期限を定めて
修補を指示することができるものとする。
ウ 板橋区が修補の指示をした場合において、修補の完了の確認は板橋区の指示に
従うものとする。
※ 修補…板橋区が検査時に受注者の負担に帰すべき理由による不良箇所を発見した場合
に受注者が行うべき訂正、補足その他の措置をいう。
(11)その他、本仕様書に定めのない事項又は解釈に関し疑義が生じた場合は、板橋区
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と協議の上、決定すること。
7 問合せ先
板橋区 資源環境部 環境戦略担当課 環境協働推進担当係
〒174-0063 板橋区前野町 4-6-1(板橋区立エコポリスセンター3 階)
電話:03-5970-5656 FAX:03-5970-3426
E-mail:[email protected]
H27.3.9(月)以降は下記に移転いたします
〒173-8501 板橋区板橋 2-66-1(板橋区役所北館 7 階⑫番窓口)
電話:03-3579-2233 FAX:03-3579-2589
E-mail:[email protected](メールアドレスは変更ありません)
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■板橋区環境教育推進プラン(第二次)策定支援委託 スケジュール案
業務内容
①
基本事項の調査・整理
②
現プランの点検・評価
③
区民・事業者等の意識調査等
④
課題の抽出と整理
⑤
環境教育等の方向性の検討
⑥
具体的な施策及び成果指標等の検討
⑦
進行管理手法の検討
⑧
策定検討部会の実施支援
平成27年
5月
6月
7月
8月
平成28年
9月
10月
11月
12月
1月
策定検討部会(3回) ⑨
各種会議運営支援
ア.環境教育推進協議会
イ.資源環境審議会
ウ.「エコポリス板橋」推進本部
エ.「エコポリス板橋」推進本部幹事会
オ.その他会議
(教育委員会等)
⑩
素案及び最終案の作成
⑪
パブリックコメントの実施支援
⑫
業務報告書等の作成
⑬
成果品等の提出
打合せ協議
素案
最終案
意見収集
意見集約
2月
3月