那覇市資源化物拠点回収事業奨励金交付要綱 (目的) 第1条 この要綱は、本市内において家庭から排出される、再生利用が可能な資源化物(以下「資源化 物」という。 )の拠点回収を行う市内の団体に対し奨励金を交付することにより、資源化物の持ち去 り行為の抑止及び廃棄物の減量・資源化の促進を図ることを目的とする。 (対象資源化物) 第2条 奨励金の交付の対象となる資源化物は、次に掲げるものとする。ただし、事業活動に伴い排出 されるものを除く。 (1)紙類(紙パック、新聞紙・チラシ、ダンボール、本・雑誌・雑紙) (2)飲料缶(アルミニウム缶及びスチール缶) (対象団体) 第3条 奨励金の交付の対象とする団体(以下「対象団体という。)は、次の各号をすべて満たす団体 とする。ただし、市長が特に必要と認める場合においてはこの限りでない。 (1)自治会又は PTA 等で構成する公共的かつ自主的な団体 (2)定期的に 200kg 程度の資源化物を集めることができる団体 (3)集めた紙類を水に濡れないよう適正な場所で保管することができる団体 2 前項の規定に関わらず、次の各号のいずれかに該当する団体は奨励金の交付の対象としない。 (1)本事業を営利目的で行う団体 (2)本市内に活動拠点を有していない団体 (3)資源化物を本市外から集める団体 (4)資源化物を第三者に委託して集める団体 (5)資源化物を集める際、排出した者の了承を得ず、無断で集める団体 (6)継続して活動を行わない団体 (7)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第2号に 規定する暴力団、又は同条第6号に規定する暴力団員と密接な関係を有する団体 (登録) 第4条 対象団体は、奨励金の交付を受けようとするとき、那覇市資源化物拠点回収事業団体登録申請 書(第1号様式及び第1号様式の2)(以下「申請書」という。)を市長に提出しなければならない。 2 市長は、前項の申請が前条に定める基準を満たしていると判断したとき、速やかに那覇市資源化物 拠点回収事業団体登録簿(以下「団体登録簿」という。 )に登載し、那覇市資源化物拠点回収事業団 体登録決定通知書(第2号様式)により申請団体へ通知するものとする。 3 団体登録簿の有効期間は、原則として4月1日から翌年3月 31 日までの1年間とする。ただし、 期間の途中で登録した団体に係る有効期間は、3月 31 日までの残余の期間とする。 (登録事項の変更・抹消・更新) 第5条 団体登録簿に登載された団体(以下「登録団体」という。)は、登録事項の変更があったとき、 又は本事業が実施できなくなったときは、速やかに那覇市資源化物拠点回収事業団体登録変更・抹消 届(第3号様式)により市長に届け出なければならない。 2 市長は、前項の届出があったときは、速やかに団体登録簿の変更を行うものとする。 3 市長は、登録団体が次の各号のいずれかに該当したときは、当該団体の登録を抹消し、当該団体へ 通知することができる。 (1)虚偽の届出又は不正行為を故意に行ったとき (2)登録決定の日から6ヶ月以上継続して資源化物の回収依頼がないとき 4 団体登録簿の有効期間満了後も引き続き奨励金の交付を受けようとする登録団体は、当該期間満了 日までに、前条第1項に規定する申請書を市長に提出しなければならない。 (資源化物の回収及び計量) 第6条 登録団体は、200 ㎏程度の資源化物を集めたとき、本市の指定する者に回収を依頼することが できる。 2 紙類の計量は、本市の指定する者が、本市が入札により契約した業者に搬入する際に行い、計量単 位は 10kg 単位(10kg 未満は四捨五入)とする。また、搬入先における登録団体の立会は任意とする。 3 飲料缶の計量は、本市の指定する者が行い、計量単位は1kg 単位(1kg 未満は切捨て)とする。 また、登録団体の立会を要するものとする。 4 本市の指定する者は、計量伝票の原本を市へ提出するものとする。なお、飲料缶の計量伝票につい ては、登録団体の立会者による署名を要するものとする。 5 市長は、前項による計量伝票の提出があったときは、速やかに計量証明書(第4号様式)を登録団 体へ送付するものとする。 (奨励金の申請) 第7条 登録団体は、奨励金交付を受けようとするときは、計量証明書の送付があった日の属する月の 翌月末までに資源化物拠点回収事業奨励金交付申請書(第5号様式)及び請求書(第6号様式)を市 長へ提出しなければならない。ただし、3月分の申請については、3月末日までに提出するものとす る。 2 前項の交付申請書及び請求書に用いる印鑑は、第4条で提出した申請書と同一の印鑑を用いるもの とする。 (奨励金の決定及び交付) 第8条 市長は、前条の規定による申請を受け、その内容が適当であると認めたときは、那覇市資源化 物拠点回収事業奨励金交付決定通知書(第7号様式)により当該申請をした登録団体に通知し、予算 の範囲内で奨励金を交付する。 2 奨励金の額は別表第1に定める額とする。ただし、予想することのできない社会経済情勢その他の 情勢の変化により物価に著しい変動が生じ、資源化物の売買価格が著しく変動した場合は、奨励金の 額を見直すことができるものとする。 (奨励金の交付方法) 第9条 奨励金の交付は、原則として口座振込によるものとする。ただし、市長が特に認める場合にお いてはこの限りでない。 (交付決定の取消し等) 第 10 条 市長は、奨励金の交付を受けた実施団体が次の各号のいずれかに該当するときは、交付決定 を取消し、既に奨励金が交付されている場合は、期限を定めて奨励金の全部又は一部の返還を求める ことができる。 (1)虚偽の届出又は不正行為によって奨励金の交付を受けたとき (2)市長が奨励金の交付目的を達成することができないと認めたとき (登録団体の経理及び報告) 第 11 条 奨励金の交付を受けた登録団体は、明朗な経理に努めなければならない。 2 市長は、必要があると認めるときは、奨励金の使途及び経理、活動等について、登録団体より報告 を求めることができる。 (その他) 第 12 条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は市長が別に定める。 別表第1(第8条関係) 対象資源化物 奨励金額 紙パック 新聞紙・チラシ 紙 類 5円/kg ダンボール 本・雑誌・雑紙 アルミニウム缶 100 円/kg スチール缶 15 円/kg 飲料缶 付 則 この要綱は、平成 26 年4月 28 日から施行する。 付 則 この要綱は、平成 26 年7月 28 日から施行する。 付 則 この要綱は、平成 27 年3月2日から施行する。
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