グリーンすみだ3月号

省資源・省エネルギー ニューズレター 第 201 号
平成 27 年 3 月 5 日発行
編集発行/省資源・省エネルギー事務局(環境保全課・すみだ清掃事務所・総務課)
「3R」――最近ではいろいろな場所でこの言葉が使われており、皆さんも耳にする機会が増えて
きたのではないでしょうか。
「3R」とは、ごみを出さないようにし、環境にやさしいまちをつく
るための大切なキーワードです。だけど、聞いたことはあっても、「どういう意味なの?」「具
体的に何をすればいいの?」と思われる方もいるでしょう。
今回は、「3R」の意味を知り、どのようなことをすればいいのかを学んでいきましょう!
リデュース
educe
リユース
euse
リサイクル
ecycle
ごみの量を減らす
繰り返し使う
高
優先度
資源として活かす
3つの英語の頭文字をとって「3R」になるんだ!
それに、リデュース→リユース→リサイクルの優先順位があるんだね。
じゃあ、実際にどんなことをすれば 3R になるのかな?
1. Reduce
リデュース
ごみの量を減らす
一番大切なことは、ごみの量を減らすこと、
つまり、ごみを出さないことです。そのため
には、日頃からごみを減らす・出さないよう
な生活を心がけましょう。買い物や食事のた
びに「ごみが増えちゃうかも…」と考えて行
動するだけでも、少しずつごみを減らすこと
ができます。
たとえば…
買う前に必要か考えよう
必要なものを、必要な量だけ買いましょう。
特売品も、買いすぎると無駄になってしまいます。
使い捨てのものは使わない
割り箸はマイ箸、ペットボトルはマイ水筒で!
エコバッグを持ち歩けば、レジ袋も減らせます。
食事は残さず食べよう
おいしいご飯も、残すとごみになってしまいます。
長く使えるものを選ぼう
丈夫なもの、修理しやすい物を選びましょう。
2. Reuse
リユース
繰り返し使う
いらなくなったり壊れたりしたものをごみと
して捨ててしまう前に、少し見直してみまし
ょう。ほかに何か使い道があったりしません
か?身近にそれを欲しがっている人はいませ
んか?日本に古くから伝わる「もったいない」
の気持ちを大切にして、捨ててしまう前にい
ろいろ工夫してみましょう。
たとえば…
必要な人にあげよう
着なくなった服や使わないおもちゃは、必要として
いる人にあげましょう。また、リサイクルショップ
やフリーマーケットなども活用しましょう。
詰め替えて使おう
シャンプーなどは詰め替えて使うとお得です。
壊れたら修理しよう
修理すれば長く使えて、愛着もわくかも!?
工夫して使ってみよう
いらなくなったものでも、見方を変えれば使い道が
あるかもしれません。
3. Recycle
リサイクル
資源として活かす
リデュースやリユースをしても、どうしても
捨てるものは出てきてしまいます。そんな時
は、正しく分別をして、ごみではなく資源と
して活用しましょう。
「混ぜればごみ、分けれ
ば資源」の言葉のとおり、小さなものでも正
しく分別すれば資源として活用できます。ま
た、ごみの減量だけでなく、限りある地球の
資源の節約にもつながります。
ただし、リサイクルをするには、工場の運転
などでエネルギーや費用がたくさんかかって
しまいます。ですから、リサイクルは最後の
手段として覚えておきましょう。
たとえば…
正しく分別しよう
古紙や缶・びん、ペットボトル、食品トレーなど、
分別区分に従って正しく分別しましょう。
再生品を選んで使おう
リサイクルによってできた再生品を使うことも、リ
サイクルのうちの一つです。せっかく頑張って分別
しても、その結果できた再生品を使わなければ、リ
サイクルの流れが止まってしまいます。
再生品にはこのマーク!
etc...
上に挙げたのは、3R につながることのほんの一例です。皆さんの
身のまわりには、まだまだたくさん 3R につながることがあると思
います。どんな小さなことからでもいいので、身のまわりで 3R
を実践してみましょう!そうすれば、ごみを減らすことができ、
環境にやさしいまちづくりにも貢献できます。
皆さんも、
ごみの量を減らそう・繰り返し使おう・資源として活かそう
毎 月 5 日 は すみだ環 境 の日
3月のエコしぐさ
「身のまわり 小さなことから
3R」
墨田区環境キャラクター「地球くん」
資源・ごみ、3R に関するお問い合わせ…すみだ清掃事務所 3613-2228