八 街 都 市 計画 都市 計画 区域 の整 備 、 開発及 び 保 全 の方針 (八 街市原案 ) 平成 月 年 千 葉 県 日 八街 都市 計画 都市 計画 区域 の 整備 、 開発 及 び 保全 の方針 の 変更 都市計画都市 計画 区域 の 整備 、開発 及 び 保全 の方針 を次 の よ うに変更す る。 次 目 1.都 市 計 画 の 目標 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 000000・ 1)都 市 づ く りの 基 本 理 念 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 0000・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・・ ・ ・・・・ ・・ ・ ・ 01 01 ①千葉県 の基本理念 ②本 区域 の基本理念 2)地 域 ごとの市街地像・ 000・ ・・・ 000000・ ・・・・・・・・・ 3 2.区 域区分 の決定 の有無及び区域区分 を定める際の方針・・・・・・・・・・ 04 1)区 域区分 の決定 の有無・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 3.主 要な都市計画 の決定 の方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 1)都 市づ くりの基本方針・・・・・・・ 0。 ・・・・・・・・・・・・・ 05 ①集約型都市構造 に関す る方針 ②広域幹線道路 の整備 に対応 した業務機能等 の誘導 に関す る方針 ③都市 の防災及び減災 に関す る方針 ④低炭 素都市づ くりに関する方針 2)土 地利用 に関す る主要な都市計画 の決定 の方針・・・・・・・・・・・・ 5 ① 主要用途 の配置 の方針 ②特 に配慮すべ き問題等 を有する市街地 の土地利用 に関す る方針 3)都 市施設 の整備 に関す る主要な都市計画 の決定 の方針・・・・・・・・ 07 ①交通施設 の都市計画 の決定 の方針 ②下水道及 び河川の都市計画 の決定 の方針 ③ その他 の都市施設 の都市計画 の決定 の方針 4)市 街地開発事業 に関す る主要な都市計画 の決定 の方針・・・・・・・ 013 ① 主要な市街地開発事業 の決定 の方針 5)自 然的環境 の整備又は保全 に関す る都市計画 の決定 の方針・・・・・・ 14 ① 基本方針 ② 主要な緑地 の配置 の方針 ③実現 のための具体 の都市計画制度 の方針 1日 都 市 計 画 の 目標 1)都 市づ くりの基本理念 ①千葉県の基本理念 人 口減少や高齢化 の進展、首都 圏中央連絡 自動車道 (以 下、 「圏央道」 という。 )等 の広域道路 ネ ッ トワー クの波及効果 、防災性 の 向上、低炭素社会 の構築 、豊かな 自然環 境 の保全等 の本県 の都市 が抱 える様 々 な課題 に対応 しなが ら、 これか らの社会情勢 の変 化 に対応 した都市計画 の取 り組みが必要 とな って いる。 このよ うな状況 を踏 まえ、本県 の今後 の都市 づ くりにお いて は、 「人 々が集 まって住 み、活 力あ る コ ミュニ テ ィの ある街」 「圏央道等 の広域道路ネ ッ トワー クの波及効果 に よ り活性化す る街」 「人 々が安心 して住 み、災害 に強 い街」 「豊かな 自然 を継承 し、持 続可能 な街」 の 4つ の基本的な方 向 を目指 して進めて い く。 「人 々が集 まって住 み、活 力ある コ ミュニ テ イ の ある街」 低未利用地 や既存ス トックな どを活 用 しなが ら、公共公益施設等 の生活 に必要な施設 を駅周辺や地域拠点 に集積 させ、公共交通等 によ リアクセス しやす いコンパ ク トな集約 型都市構造 とし、活 力ある地域 コ ミュニ テ ィが活性化 した まちづ く りを目指す。 「圏央道等 の広域道路 ネ ッ トワー ク の波及効果 によ り活性化す る街」 広域道路 ネ ッ トワー ク の整備 を進 める とともに、イ ンター チ ェンジ周辺等 にふ さわ し い物流 な どの新たな産業集積 を図 り、雇用や定住 の促進 によ り、地域 の活性化 を目指す。 「人 々が 安心 して住 み、災害 に強 い街」 ゛ 延焼火災 を防 く延焼遮断帯 となる幅員 の広 い幹線道路 、様 々 な災害 に対応す るための 避難路や公 園な どのオ ー プンス ペー ス等 の整 備・ 確保、河川 や都市下水路等 の治水対策、 密集市街地 の解 消な どを進 め、安全性 、防災 力 を向上 させ た都市 の形成 を目指す。 「豊かな 自然 を継承 し、持続可能な街」 身近な 自然環境 を保全 ・ 創 出 し、景観 に配慮 した良好 な居住環境 の形成や低炭素社会 に配慮 した持続可能な まちづ く りを 目指づ。 ②本区域 の基本理念 本区域 は千葉県のほぼ中央にあり、面積は 74。 87 k 、広ぼうは東西に 7。 7 km、 南北 に 16 kmの 広が りを有 して いる。 また、東京か ら 50 km圏 内 にあ り、成 田国際空港 まで 東京湾横 断道路 の接岸地 となる木更津市 には 30 kmの 地点 に位置 し、東側 は山武 市 に、西側 は佐倉市 、南側 は東金市 ・ 千葉市 、北側 は富里市 ・ 酒 々井町 に接 して いる。 10 km、 歴史 的な背景 として は、明治新政府 の政策 によ り、徳川幕府 の放牧地 で あった小金 ・ 佐倉両牧 の 開墾 に始 ま り、明治 30年 総武鉄道 の開通 とともに農産物 の集散地 として栄 えて きた。現在 は、東 関東 自動車道 ・ 佐倉イ ンター チ ェンジ、酒 々井イ ンター チ ェンジ、 富里イ ンター チ ェ ンジ、千葉東金道路 ・ 山田イ ンター チ ェ ンジ、圏央道東金 ジ ャ ンクシ ョン、 山武成東イ ンター チ ェ ンジが開設 し、今後 さ らに、圏央道 、銚子連絡道路や成 田 国際空港 の機能強化 に向けた整備 に伴 い、 これ らを利用 した新 たな都市機能 の立 地 につ いて 期待 してお り、住 民 の 日常 生活 を支 える交通体 系 として、 自動車 の利便性 向 上 に資 す る道路交通ネ ッ トワー ク の整 備 を推進す る とともに、公共交通等地域 にお け る生活 交 通 の確保維持 に努 める必要が ある。 これ らを踏 まえて、本 区域 の都市 づ く りの 目標 を次 の とお り定 める。 ●新 しい市 民生活 をささえる市街地形成 と都市基盤 の整備 をめざす まち 0人 口減少 ・ 超 高齢化社会 に鑑み、公共交通等 にアクセス しやす い集約型都市構造 を目指 した計画的な土地利用 を推進す る とともに、都市 づ く りの基本 となる基盤 整備 を行 う ことによ り、快適で住みよ い市民 生活 の実現 を図る。 ●地域特性 を生か した基幹産業 の強化 と新 しい産業 の育成 をめざす まち 0地 域 にお ける 自立的な経済 を担 い、市民 の暮 らしを豊か に して い く活 力ある産業 の確 立が必要で ある。首都 圏 のニーズ に対応 した近郊型 の農業活動 や これ と関連 した商業活動 の蓄積 、圏央道等 の広域道路 ネ ッ トワー ク の整備 の進展 を利用 した、 広域 的な立地条件 を生か した産業基盤 の強化等 、基幹 の農業 を中心 に これの転換、 新 しい工 業的な展 開 、住宅地 としての近隣商業 の充実等産業 の育成 を図る。 ●安全 ・ 安心 をめざす まち ・ 防災 0減 災施策 を推進 し、地震や大雨 に対す る安全性 ・ 防災 力 の 向上 を図る。 ●住 みよ い生活環境 の形成 と豊かな 自然 づ く りをめざす まち ・ 住 み よ い生活環境 を形成 して い くには、都市 的な基盤施設 の充実 だけでな く、ゆ と りある生活 を実現す る環境づ く りや住宅地 として落ち つ きのあるまち並み の形 成、清潔な地域環境 の実現 、市街地 にお ける緑 の創 出等 、総合的な環境 に十分 に 配慮 し、 また、低炭素社会 に資す る再 生可能 エ ネルギ ーの活用 を推進 し、地域 の 特性 を生か した高品質 なまちづ く りを行 う。 “2- 2)地域 ご と の 市 街 地 像 ′ ア 八街駅周辺地 区 八街駅 を中心 として、新たな商業地 の形成 と既存 の商業 の再活性化 、土地利用 の高度化 、 行政サ ー ビス機能 の充実 な ど、中心地 区 として の機能強化 を図る6既 成市街地 の改善 、修 復 、環境整備 、新興市街地 にお ける面的な整備 、民間開発 の規制 ・誘導な どによ り、都市 型 の高質 な住宅市街地 の形成 を図る。 イ 榎戸駅周辺 地 区 榎戸駅 を中心 として公共施設 の整備 を進 め、民間開発 の規制 ・ 誘導 な どによ り、宅地 の 利用増進 、市 の副次核 となる市街地 の形成 を目指 し、 商業、サ ー ビス機能、駅機能 の充実 な どを図る。 -3- 2.区 域区分 の決定の有無及 び区域区分を定める際の方針 1)区 域 区 分 の 決 定 の 有 無 本都市計画 区域 に区域 区分 を定 めな い。なお、区域 区分 を定 めな い とした根拠 は以下 の とお りで ある。 本 区域 は首都 圏整備法 による近郊 整備地帯外 に位置 し、人 口は平成 17年 度 まで は増 加傾 向 で あったが、以後、減少傾 向 となって いる。今後 もそ の減 少傾 向 は続 くもの と予測 され、 開発行為等 の指導 ・ 誘導 によ り本 区域 における無秩序な市街化 の進行 は見込 まれな い と判断 され る。 用途地域 を定 めて い な い地域 は、全て農業振興地域 で あ り、農地 の 6割 以 上が 農用地 で ある こと、また、 防風林 や谷津 の樹林 は、保安林や地域森林計画対象民有林 の指定 をさ れてお り、農林行政 上の土地 利用規制 によ リー 定 の保全が図 られ る もの と判 断 され る。 以 上の ことか ら、本 区域 にお いては 区域 区分 を定 めな いもの とす る。 ‐4- 3.主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方針 1)都 市づ くりの基本方針 ①集約型都市構造に関する方針 市 内全域 で の宅地 造成が行わ れ、人 口が 増加 したが、現在 の人 口減少 ・ 超高齢化社会 ゛ に鑑み、市街地 へ の拠点機能 の集約 と、 これ らの地域 を繋 く公共交通 にアクセス しやす い集約型都市構造 を 目指 した計画的な土地利用 を推進す る。 また、駅施設 をは じめ公共施設等 のバ リア フ リー化や交通安全対策 の充実 を図 り、子 どもや高齢者が歩 いて暮 らせ る安全 な まちづ く りを目指す とともに、市 内循環 バス等公 共交通 を活用 した移動手段 の確保 に努 める。 ②広域 幹線道路 の整備 に対応 した業務機能等 の誘導 に関する方針 隣接す る千葉東金道路山田イ ンターチェンジ、東関東 自動車道酒 々井イ ンターチェン ジ、富里イ ンターチェンジか らの利便性を生か した業務機能等 の誘導を図る。 ③都市 の防災及 び減災 に関する方針 自然災害 に対応す るため、建築物 の耐震化 を促進 し、災害時の防災 0医 療拠点 と各地 域 の連携やネ ッ トワー クを確保す るとともに、災害 の発生の恐れがある土地につ いては 土地利用 を抑制 し、被害 を未然に防止するとともに、災害が発生 した場合であって も被 害 を最小限に抑える。 ④低 炭素都市 づ く りに関する方針 豊かな 自然環境 の保全 と開発行為等 の機会 に、公 園や緑地 の確保 に努 めるとともに、 集約型都市構造 の形成や公共交通機 関 の利用促進 、市 内中心部 の交通渋滞解 消 のため施 行 中 の八 街 バ イ パスの早期供用 開始 によ り、低炭素型都市 づ く りを推進す る。 2)土 地 利 用 に関 す る主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 ① 主要用途 の配置の方針 a商 業地 八街駅 (本 区域 の顔、玄関 としての機能 )、 榎戸駅 (新 しい住宅地 の拠点機能)の 2つ の駅を拠点 として、商業、業務、関連サ ー ビスな どの都市機能 の配置 を図る。 ・ 八街駅周辺 は都市核 として、本区域 の顔 となる高度な都市機能 (商 業、業務、公 共、サ ー ビス等 )の 形成 を図る。 榎戸駅周辺 は、都市副次核 として、新 しい都市型住宅市街地 の顔 としてふ さわ し い都市機能 (商 業、公共 ・公益、サ ー ビス等 )の 形成 を図る。 b住 宅地 都市核 を取 り巻 く周辺 の住宅市街地 にお いては、市街地形成 の状況 に合わせ、公 共施設、公 園 。緑地 の配置 、市街化 の誘導 ・規制等 の方策な どを行 い、良好で質 の 高 い市街地形成 を図る。 -5- 八 街 駅 周 辺地 区 で は、既 成 市 街 地 の 改 善 、修 復 、環 境 整備 、新 興 市街地 にお け る 面 的 な整備 、 民 間 開発 の 規 制 。誘 導 な どによ り、都 市 型 の 高質 な住 宅 市街 地 の 形成 を図 る。 榎戸 駅 周 辺地 区で は、榎 戸 駅 を中心 と して 民 間 開発 の 規 制 ・ 誘 導 な どによ り、住 宅 市街地等 の 形 成 を図 る。 ②特に配慮すべき問題等を有する市街地の土地利用の方針 ア土地 の高度利用 に関す る方針 本 区域 の主 要 な拠点地 区で ある八街駅周辺地 区は、商業業務機能 を始 め とす る諸 機能 の集積 を図るため、都市施設 の整 備充実 を図 り土地 の高度利用 に努 める。 イ用途転換 、用途純化 又は用途 の複合化 に関す る方針 八街駅周辺 にお いて は、 中心市街地 の拠点 として の機能拡充 、 また、本 区域 の玄 関 口・ 顔 として の高度 な都市機能 の形成 を図る。 ウ居住環境 の改善又 は維持 に関す る方針 市街地 の住宅地 につ いて は、都市基盤施設 の整 備 を推進す る とともに、未利用地 の計画的宅地化 の誘導 、地 区計画等 によ り、良好な居住環境 の形成 を図る。 また、周辺 の市街地 につ いて は、生産環境や商業環境 との調和 を図 りつつ 、居住 環境 の保全 を図る。 工 都市 内 の緑地又 は都市 の風致 の維持 に関す る方針 住宅地 は、宅地 内 に緑 を少 しで も増や して い くことによ り快適 な住 宅地景観及び 環境 を形成 して い く。商業地 は、関係機 関 と連携 をと りつつ緑化 を進 める とともに、 小ス ペー ス を活か した緑 化 を進 める。工業地 、産 業 開発地 は、周辺環境 に配慮 した 緑化 を進 める とともに、緑化 に関す る支援制度 の導入 を検討 して い く。 また、本 区域 を代表す る緑 で ある農地及び谷津 の緑 を保全す るため に、農業振興 地域農用地及び保安林 、地域森林計画対象民有林 によ り市街地周辺 の農地及び南部 の農地 、防風林、谷津 の樹林、水 田 の保全 を図る。 オ優 良な農地 との健全な調和 に関す る方針 八街駅 、榎戸駅周辺 の市街地 を除 く区域 の一 団性 を持 つ 農地 は、本 区域 に とって 貴 重 な優 良農地 で あ り、今後 とも農業振興地域農用 地 として保全 を図 り、農業 生産 基盤整備 を進める。 力 自然環境形成 の観点 か ら必要な保全 に関す る方針 良好 な 自然環境 を形成 して いる市街地周辺 の農地及 び南部 の農地 、防風林 、谷津 の樹林 、水 田を都市 的土地利用 と調整 を図 りなが ら、適正 に保全 し、低炭 素社会 に 配慮 した持続可能 な まちづ く りを図る。 キ秩序 ある都市的土地利用 の実現 に関す る方針 八街駅 、榎戸駅周辺 の市街地 を除 く区域 は、 自然環境 や農業 的環境 との調和 を図 りつつ 、良好 な生活環境 の整備 を行 う。 -6中 3)都 市施設 の整備 に関する主要な都市計画の決定の方針 ① 交通施設の都市計画の決定の方針 a基 本方針 ア.交 通体 系 の整備 の方針 県 内他地域 や県外地域 との連携 0交 流 を促進す るため、広域幹線ネ ッ トワー ク として 圏央道 、銚子連絡道路等 の整備が進め られて いる。 市 内 の都市計画道路 や国県道 の整備促進 を図る とともに、地域全体 の 回遊性 を高め、 内部交流 の充実 を図るため、長期未着 手道路 の見直 しを含 め、地域 内 の主 要幹線ネ ッ ト ワー ク の形成 を図る。 また、バス交通 を充実 し、駅 へ のア クセスや地域 の拠点間 の移動な どの利便性 の 向上 を図る。特 に、高齢者 をは じめ 自己 の交通手段 を持 たな い人たち の機動性、動 きやす さ を確保す るために市内循環 バスな どの充実 に努める。 観光地 な どに集 中す る 自動車 の渋滞や、排気 ガスな どによる地域環境 へ の影響 を低減 す るため、広域道路 ネ ッ トワー クを活用 した高速バス路線 の整備や、鉄道 の利便性 の 向 上な ど公共交通ネ ッ トワー クの拡充 を図 り、移動 の手段 の切 り替 えを進める とともに、 環境 に配慮 した利便性 に優 れた地域イ メー ジの醸成 を図って いる。 また、都市部 に位置す る鉄道駅 では駅前広場 の整備 を進め、 エス カ レー ター の設置な ど交通結節点 として の乗 り換 えの利便性 の 向 上や、バ リアフ リー化 を促進 して いる。 このよ うな交通 問題 を解 消 し、将来 の交通需要 に対処す るため、本 区域 の交通体 系 の 整備 の基本方針 は、以下 の とお りとす る。 ・ 広域交通軸 を踏 まえた都市交通軸 の強化 本 区域 の 北部 に東関東 自動車道 。佐倉イ ンター チ ェンジ、酒 々井イ ンター チ ェンジ、 富里イ ンター チ ェンジ、南部 に千葉東金道路 ・ 山田イ ンター チ ェンジ、 圏央道東金 ジ ャ ンクシ ョン、山武成東イ ンター チ ェンジな どの広域交通軸が整備 されて いる ことを踏 ま え、成 田、 つ くば等 の周辺核都市 をは じめ、首都 圏 を含 む広域 的な交流・ 連携 が期待 さ れて いる。 このため、近隣市町 と連携 した道路交通ネ ッ トワー クの整備 に努 める ととも に、広域交通軸 と連携す る都市交通軸 の強化 を図る。 e都 市 の利便性 と一体性 を高める生活軸 (補 助幹線道路 )の 体 系的整備 都市 内 にお いて は県道 のバ イ パス 整備 によ り、交通環境 の改善 が 期待 されて いるが 、 今後 さ らに、 これ らのバイ パスや既存道路網 、都市交通軸 を活か した体系的道路整備 に よ り、都市拠点や都市全体 の一体性 を高め交通環境 の 向 上を図る。 また、交通結節点 としての榎戸駅 は今後 の市街化 の進展 に対応 して、駅前 ロー タ リー 機能 の充実 と利便性 の 向上 を図る必要が あ り、総合的な まちづ く りの観点 か ら整備 を進 める。 。歩行者 に優 しく、憩 いの空間 として の道 づ く り 様 々 な立場 の歩行者 へ の配慮や街 並みの重要な景観要素 としての視点か ら、歩行者空 間 の充実や コ ミュニ テ ィ拠点 の相 互 の ネ ッ トワー ク化 によ り、質 の高 い道 づ く りを推進 す る。 -7- ・ 公共交通環境 の維持 ・ 改善 今後 の市街化 や高齢化 の進展 によ り、公共交通需要が さ らに高 まる もの と予想 され る ため、東 日本旅客鉄道総武本線 やバス交通等 の確保 0維 持 を図る。 イ.整 備水準 の 目標 道 【 路】 一 般 的な市街地面積 に対す る幹線道路 の整備密度 は 3.5km/kゴ を 目安 とし、本 都市計画 区域 につ いて は、市街地面積 に対 して 都市計画決定済 み の幹線道路網密度 は 2.9km/kゴ (平 成 22年 度末現在 )と なって いる。 この うち、整備済みは 4km /kゴ で ある ことか ら、一 層 の整備促進 を図る。 0。 b主 要 な施 設 の 配置 の 方針 ア.道 路 主要幹線道路】 【 ・ 都市計画道路 3・ 403号 八街 ・ 神 門線 広 域 的な都市 間道路 、 また、本 区域 中心部 の 東西方 向 の主 要 な骨格道路 として 拡充整備 を図る。 幹線道路】 【 ・ 都市計画道路 30302号 大 関・ 榎戸線 、都市計画道路 30404号 榎戸 ・ 八街線 都市 、地 区 の骨格 を形成す る路線 区間 を、本 区域 の都市軸 の形成 に向 け整備 を図 る。 4010号 六区・ 大 関線 中心市街地 へ の通過交通 の排 除や慢性 的な交通混雑 の緩和 に貢献す る 国道 409 ・ 都市計画道路 30405号 松林・ 文違線 、都市計画道路 3・ 号 バ イ パ ス、八街バイ パスの拡充整備 を図る。 ・ 都市計画道路 30406号 榎戸駅前線 本 区域 の都市核形成 の実現 に向け、市街地 内路線 区間 の整 備 を図る。 O都 市計画道路 30409号 金毘羅線 都市 の骨格 を構成す る都市交通軸 として、鉄道北側 の市街地 を連携す る道路 とし て 配置 し、整備 を図る。 O都 市計画道路 304011号 八街北側駅前線 八街駅北 口及 び周辺市街地 の骨格 を形成す る道路 として 配置す る。 -8- C主 要 な 施 設 の整 備 目標 おおむね 10年 以内 に整備 を予定す る施設等 は、次の とお りとす る。 名称 等 都市施設 ・ 市 内各拠点 の連絡強化 道 路 都 市計画道路 3・ 4・ 3号 八街 ・神 門線 都市計画道路 3・ 4・ 10号 六区・ 大 関線 -9- ② 下水道及び 川の都市計画の決定の方針 a基 本方針 '可 ア.下 水 道 及 び河 川 の整 備 の 方 針 本 区域 で は 未 浄化 の 生活 排 水 の 排 出 によ り、流 出先 で あ る 一 級 河 川 鹿 島川 、高 崎 川 、 二 級 河 川作 田川 、真 亀 川等 の 河 川 、用 水 路 等 の 汚 濁 へ の 対 応 が 大 きな課題 とな って い る。 また 、今 後 は 、居住 環 境 の 保 全 ・ 向 上 の 面 にお け る 公 衆衛 生 の 保 持 、安 全 で 快 適 な 生活 環 境 の確 保 が よ リー 層求 め られて い る。 この よ うな状 況 を踏 まえ 、今 後 の土 地 利 用 状 況 に 対応 し、 生活 環 境 の 改 善 ・ 向 上 、 公 共 用 水 域 の 水 質 保 全 、浸 水 の 防 除 を図 り、健 全 で 安 全 な都 市 環 境 の 確 保 に努 め る。 【下水 道 】 ・ 市街地 にお ける下水道 の整 備 につ いて は、市街化 の進捗 に併 せ 効率 的 に整 備 を 進 める。 O市 街地外 の集落地等 にお いて は、公営企業 として の経営効率 を出酌 した上で下 水道 整備 のあ り方 につ いて検 討す る。 イ.整 備水準 の 目標 【下水 道 】 汚水 につ いて は、用途地域 内 の整 備 を優 先的 に進 め、将来市街地 の整 備 を検討す る。 なお、汚水処理施設 につ いて は、 「千葉県全県域汚水適 正 処理構想」 にもとづ き、施設 の整 備 を進 める。 雨水 につ いて は、整備水準 を確率年 5年 相 当 の降雨 に対 し治水 上 の安全 を確保す る ことを 目標 とす る。 b主 要 な施 設 の 配置 の方針 ア.下 水道 本 区域 の下水道 は、分流式で あ り、汚水 は八街処 理分 区 を対象 として整備 を図る。 また、流入す る 印格沼流域下水道 の花見川終末処 理場 、花見川第 二 終末処 理場 は、 人 口の定着化 、処理 区域 の面整備 の進捗 に合わせて整備 を推進す る。 雨水 につ いて も、既存 の排水路等 の施設 を有効 に活 用 しつ つ 、下水道 の整 備 を進 める。 -10- C主 要施設 の整備 目標 おおむね 10年 以内 に整 備 を予 定す る施設等 は、次 の とお りとす る。 名称等 都 市施 設 下水道 ・ 八街市 印椿沼流域 関連公共下水道 汚水 二 八街処 理分 区 の一 部 の 区域 (八 街第 地 区、 八街第 二 地 区、八街第 三 地 区、榎戸 地 区、真 井原第 一 地 区、真井原第 二 地 区 の 各 一 部 の 区 域) 雨水 大池排水 区 の一 部 の 区域 -11- ③ その他の都市施設 の都市計画の決定の方針 a基 本方針 健康で文化的な都市活動 と都市機能 の向上、良好な生活環境の確保 を図るため、 人 口の動向や市街化 の状況 に対応 し、また長期的な展望 に立ち、必要 となるその他 の施設 について整備 を図る。 b主 要 な施 設 の 配置 の方針 ア.ご み処理施設 ごみ処理 につ いて は、資源 の有限性 とごみ の効率 的な処 理 とい う観点か らも、 ご み の減 量化 、再資源化 を積極 的 に図 り、国 の施策等 に貝Jつ た リサイ クル を推進す る とともに、既存施設 の延命化 を検討す る。 イ.そ の他 の 中核的施設 火葬場 につ いて は、利用者 の利便 向 上 と周辺環境 との調和 に努 め、八街市 市 ・ 成 田市 の共 同設置 である八富成 田斎場 (成 田市 )の 整備 ・ 拡充 を図る。 -12- 0富 里 4)市 街 地 開発 事 業 に関す る主 要な都 市計 画 の決 定 の方針 ① 主要な市街地開発事業 の決定の方針 ア.八 街駅周辺地区 八街駅周辺 の新 たな商業地 区 の形成 と既存 商業地 の活性化 、土地利用 の 高度化 、 行 政機能 の充実 な どを図る。商業系、都市型住宅 へ の土地 利用転換 、高度利用 へ の 誘導 を行 うとともに、建築物 の用途、形態等 の規制 ・ 誘導 を図る。 イ。榎戸駅周辺 地 区 榎戸駅周辺 にお いて宅地 の利用増進及 び公共施設 の整 備 を進 め、市 の副次核 とな る市 街地 の形成 を図る。 -13- 5)自 然 的環 境 の整 備 又 は保 全 に関 す る都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 ① 基本方針 本区域 は、下総台地 の肥沃な土壌 と豊富な湧水や小河川 によって発達 した谷津 で構成 さ れ、 「スタジイ・ ヤブヨウジ群集 (大 宮神社境内)」 、 「市指定天然記念物 カタクリ群生 枝神社境内)」 、 「シイカシ萌芽林」な ど、良好な植物群落を有 して いる。 また、谷津 田を拠 り所 とした集落の中で、人 々の 生活 とともに守 られて きた 「北向 き の道祖神」 、 「馬頭観世音 堂」、 「法宣寺」 、 「新蔵寺」 、 「吉倉稲荷神社」 な どの寺社 、 「根古谷城跡」 、 「御成街道跡」 、 「柳沢 ・ 小間子牧 の野馬土手 ・ 捕込跡」 な どの史跡、 地 (日 開墾時 の名残 で ある 「十 間道路 のケ ヤキ」、 「屋敷林」な ど、中近世か ら連綿 と続 く歴史 的風致 は、広 く市民 に親 しまれて いる。 これ らは、本 区域 の地理的・ 歴史 的環境 の骨格 をなす もので ある とともに、景観上及び 防災面 で も重要な役割 を担 って いる。 また、市街化 の進展 に合わ せ 、身近な憩 いの場や地域資源 を活か した交流拠点 、水や緑 に親 しむ場な ど、魅 力あ る都市環境 の形成が求 め られて いる。 このよ うな状況 を踏 まえ、豊かな 自然環境 の保全 と必要 とされ る緑地 の確保 を次 のよ う に進 める。 ・ 緑 の基盤整備 を進 める 市街地 を中心 として新 たな公 園 の設置 を進める とともに既存 の公 園 の維持・ 管理、公 共施設や民有地 の緑化 の推進な ど、緑 の基盤整備 を進 める ことによって 身近 に緑 を感 じ る ことがで きる都市 を形成す る。 0八 街 の緑 の保全 ・ 活用 樹林 、水路 によ り形成 され る谷津や南北 に一 団 となった農地、各地 にみ られ る樹林な ど基本 的 な資質 となる緑 を保全 ・ 活 用 す る ことによ り自然 と共存 した都市 を形成す る。 O緑 化意識 の普及 と啓発 行政 が主体 とな って緑 の保全や緑化 の推進 に関す る普及啓発活動 を進める ことによ り、 市民が 積極 的 に参加す る仕組み をつ くり、緑豊かなまちづ く りを行 う体制 をつ くる。 ・ 緑地等 の確保 目標水準 都市計画 区域 に対す る割 合 将来市街地 に対す る割合 緑地確保 目標水準 (平 成 47年 約 4。 ) (ボ ,25。 3% 5% 約 45。 6 ha) (ボ ,3409。 7 ha) ・ 都市公 園等 の施設 として整備す べ き緑地等 の 目標水準 年 次 都 市 公 園 等 平成 7◆ 22年 5だ /人 -14- 平成 37年 8.8だ /人 平成 11。 47年 0ゴ /人 ② 主要な緑地の配置の方針 a環 境保全系統 ア.谷 津 の緑地や 一 団 とな った農地な ど都市 の骨格 を形成す る緑地 を配置す る。 イ.谷 津 の緑地 、カタク リの群 生地 、湧水地や学術 的 に も貴 重な 自然性豊 かな緑地 を配 置す る。 ウ.本 区域 の歴史や文化 を伝 える史跡、社寺 に結び つ いた緑地 を配置す る。 工.公 園 や樹林 、防風林 な ど生活 に うるお い をもたせ る緑地 を配置す る。 bレ ク リエ ー シ ョン系統 ア.公 園 や小 中学校 のグ ラウン ドな ど日常的な レク リエー シ ョンの場 となる緑地 を配置 す る。 イ.八 街市 スポ ー ツプラザな ど市民のスポ ー ツ レク リエー シ ョンの場 となる緑地 を配置 す る。 ウ.市 民 と自然や土 とのふれ あ いの場 となる緑地 を配置す る。 工。緑地 の レク リエー シ ョン利用 を向上 させ るネ ッ トワー クを形成す る。 c防 災 系統 ア.火 災等 の災害防止機能 を有す る緑地 を配置す る。 イ.工 場周辺 へ の緩衝機能 を持 った緑地 を配置す る。 ウ.斜 面崩壊等 の 自然災害 を防止す る緑地 を配置す る。 工.避 難場所 の機能 を高める緑地 を配置す る。 d景 観 構 成 系統 ア.谷 津 の 自然景観や農景観等本 区域 を特徴 づ ける緑 の景観 を構成す る緑地 を配置す る。 イ.緑 の市街地景観 を形成す る樹林 の保全や緑化 を進める。 ウ.八 街 らしい景観 を形成す るため に谷津や調整池 、 けや き等 を活か した 緑地 を配置す る。 ③ 実現のための具体の都市計画制度の方針 a公 園緑地等の施設緑地 ア.街 区公 園 は、次 の配置方針 に基づ いて配置す る。 0基 盤整備地 区 の配置方針 現在 の 街 区公 園 は、八街駅 北側 、榎戸 地 区 の 泉台 団地及 びみ ど り台 団地 に整 備 されて いるが 、 これ らの公 園 は標準 的 な誘致距 離 よ りも短 い 間隔 で 、地 区内 に比 較 的密 に整 備 され て いる。今後 、面的 に整備 され る地 区 で は、緑地必要量 を確保 しつつ 、身近 に緑 を感 じ られ る環境 を形成す るため、誘致距 離 に と らわれず街 区 公 園 を比較 的密 に配置 して い くもの とす る。そ の 際 、鉄道 、広 幅員 の道路 な どの 分 断要素 を考慮 して い く他 、地形や平地林 を活か した整備 を進 める。 -15- ・ 既成市街地 の公 園 の配置方針 八街駅 周辺 の既成市街 地 で は多 くの建築物 が立地 して い る ことか ら、公 園配 置 に 際 して は市街地 の周辺部 に公園用地 を確保 して整備 を図る もの とす る。 既成市街地 にお ける街 区公 園 の配置 の基本方針 は次 の とお りとす る。 ① 広幅員道路 や鉄道等 の分断要素 を考慮 した配置 とす る。 ② 基本 的 に都市計画道路 で 囲 まれた地 区を 1街 区 として公 園 を配置す る。 ③ 学校 、福祉施設、公民館等 の公共公益施設 に隣接す るよ うに配置す る。 ・ 民間宅地 開発 によ り創 出 された公 園 の扱 い 市街地 内 には民 間 の宅 地 開発 によ り創 出 され た公 園 が ある。 これ らの公 園 は、市 に移管 した際 に市民 に身近な公 園 として管理 して い く。 イ.近 隣公 園 は、次 の配置方針 に基づ いて配 置す る。 ・ 配置 バ ランス を考慮 した整備 現在 、近 隣公 園 は八街駅周辺 に 2ヶ 所 (八 街 中央公 園・ けや きの森公 園 )整 備 さ れて いるが 、 この他 に将来市街地 の規模及 び鉄道並び に広域幹線道路 とい う分断要素 を考慮 して、設置す べ き場所及 び箇所数 を検討 して い く。 ウ◆地 区公 園 は、次 の配置方針 に基づ いて 配置す る。 0市 街地 中央部 へ の整備 現在 、地 区公 園 は整備 されて い な い。災害時 に広域避難場所 として利 用す る地 区 公 園 は人 口 4万 人 に lヶ 所 の割合 で整備す る ことが 標準的 とされて いる。 このため、 地 区公 園 を配置す る際は、将来市街地 の形態 を考慮 して、全市街地的にバ ランスの と れた配置 とす るため、人 口分布 な どを考慮 し、検討 して い く。 工。総合公 園 は、次 の配置方針 に基づ いて配置す る。 O総 合的な利用 に供す る公 園 の整備 現在 設置 されて いる八街市 スポ ー ツプ ラザ の充実 を図る とともに、施設周辺 の谷 津 の樹林 を取 り込み散策 、休養 の場 を設 け、総合公 園 とす る ことによ り、市民 の総合 的な レク リエー シ ョンの場 とす る。 b地 域制緑 地 ア.地 域制緑地 による保全 0本 区域 の 自然環境 を保全す る ことによって、 うるお いと活 力ある市民 生活 を形成 し て い くため に、緑 の保全 に関す る条例や要項等 を制定 し、谷津 の樹林、樹木等 の 保全 を図る。 0本 区域 の歴 史 を伝 える緑 を保全す るために、文化財 と一体 をなす緑地 を保全す る。 -16"
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