募金のお礼および寄付先(2014 年度)のご報告 - ベネッセ募金

2015 年 3 月 6 日
ベネッセ募金
募 金 のお 礼 およ び 寄 付 先 ( 2014 年 度 ) のご 報 告
2014 年度も多くの方々からお気持ちのこもった募金をお寄せいただきまして、誠にありがとう
ございます。2014 年 3 月 1 日から 2015 年 2 月 28 日までにいただいた募金額は 926 万 6,391
円(速報値)となりました。
東日本大震災の発生からまもなく 5 年目を迎え、支援のニーズが多様化していく中で、より現
地に密着した活動の支援を行うために、今年度も助成団体の公募を実施し、58 団体からご応
募をいただきました。
ベネッセ募金理事会は、外部有識者を交えたアドバイザリーボードからの答申を受け、東日本
大震災で被災された地域での子育てや教育支援をおこなっている団体を寄付先に選定し、
2015 年 2 月 27 日に以下の 8 団体に合計 1,000 万円を寄付しましたので、ご報告いたします。
寄付先
団体名
寄付額
特定非営利活動法人 アスイク
100 万円
特定非営利活動法人 キッズドア
150 万円
特定非営利活動法人 底上げ
100 万円
特定非営利活動法人 地球の楽好
100 万円
公益社団法人 チャンス・フォー・チルドレン
150 万円
特定非営利活動法人 TEDIC
150 万円
公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
150 万円
特定非営利活動法人 ベビースマイル石巻
100 万円
合計 1,000 万円
※ 2014 年度事業報告書を 2015 年 4 月上旬にウェブサイトに掲載予定です
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2015 年 3 月 6 日
ベネッセ募金
寄付団体からのメッセージ
各団体から募金者の皆さまへ、お礼ならびに今後の活動に向けたメッセージをいただいていま
す。
アスイク http://asuiku.org
昨年に続き、寄付先としてご選定いただき、ありがとうございます。
今回ご支援いただく事業の実施場所である岩沼市は、仙台市の南に位置し、人口も 5 万人に満
たない小規模な都市です。しかし、面積のおよそ半分が被害を受け、生活に困られる方も増えてい
ます。
一方で、子どもたちや保護者を支える民間の活動は、ほとんどなかった地域でもあります。
今回の震災をキッカケとして、これからの地域に必要とされる支援事業を定着させていきたいと考
えております。
これからの活動を、ぜひお見守りください。
キッズドア http://www.kidsdoor.net/
この度は,キッズドアの活動をご支援いただき本当にありがとうございます。震災から丸4年が経
ち、仙台市内は一見すると震災の影響はなくなったかのようです。しかし、それぞれの家庭に目を
向けると、住居や仕事にダメージを受けた方も多く、継続的な支援がまだまだ必要です。また、東
北全体を覆う、将来の不安は子どもたちに少しずつ降り積もっています。将来の夢がない子どもが
多いことがとても気になります。ご支援をいただき、子どもたちに寄り添いながら一緒に夢を見つけ、
そして勉強を支えて参ります。
底上げ http://www.sokoage.org/
募金者の皆様へ
この度は、温かいご寄付を頂きまして心より感謝申し上げます。
東日本大震災から 4 年。いまだ多くの地元住民の方々が仮設住宅等、慣れない環境で暮らして
います。私どもはそこに住む子どもたちの心に寄り添う事が出来ればと、学習コミュニティスペース
の運営や、「地域のために何かしたい」という想いを抱えた高校生のサポートを行っています。皆様
からお預かりしたご寄付を大切に使わせて頂くことで、これからも活動を継続し、東北で強く生きよう
とする若者をサポートしていきたいと思います。
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2015 年 3 月 6 日
ベネッセ募金
地球の楽好 http://chikyuunogakkou.org
この度は、昨年に引き続き助成先として選定していただき誠にありがとうございます。
お蔭様で、昨年の助成による「つながる子育てサロン~BONHEUR DE SAKURAmwrci♪」の活
動は、より充実した活動を行えることとなり、有償スタッフとなる子育て中のママスタッフも 3 名増え、
会の運営は 6 名のママスタッフを中心に行っております。
福島のママが福島のママたちに対して、等身大で同じ目線で活動していくものとして立ち上げ、皆
さまの心温かな募金により運営を継続できております。4 年を迎える今、継続的な予算がつかない
ことなどから多くの団体が撤退していく中、こうして活動ができるのも皆さまのお気持ちがあってこ
そ。と感謝いたしております。どうぞ、お近くにお越しの際はぜひ遊びにいらしていただけたらと思いま
す。
チャンス・フォー・チルドレン http://cfc.or.jp/
この度は、温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
東日本大震災から 4 年が経とうとしていますが、未だに被災地では多くの子どもたちが、震災によ
る経済的被害によって、学ぶ機会を失っています。皆さまからのご寄付は、被災した子どもたちに
対して塾や習い事等で利用できる「教育クーポン」として提供し、震災によって失った学びの機会を
保障します。
震災の風化が進む中、今回の皆さまからのご支援は、大変ありがたいものだと感じております。
子どもたちが自分の夢をあきらめることなく前に進んでいけるよう、これからも全力で支援活動を続
けていきたいと思います。
TEDIC http://www.tedic.jp/
「震災がきて救われた」この言葉に出会ったのは、混乱の最中にあった石巻市の避難所でした。
呟いた男の子は当時中学生3年生。震災前から不登校、そして家庭が崩壊していた彼にとって、
避難所で出会うことが出来た「ボランティア」は、初めて自分のありのままを受け止めてくれる存在で
した。
震災後に大変な思いを強いられている子どもたちはもちろん、震災以前からこのような状況に
おかれている子どもたちも少なくありません。そしてこれは被災地だけの話ではなく、日本社会全体
が抱えている課題です。
皆さまからのご寄付と思いを、支援を通じて石巻市の子どもたちに届けさせて頂き、それが巡り
巡って、社会全体の子どもたちの笑顔に繋がりますよう、全力で活動に取り組みたいと思います。心
より御礼申し上げます。
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2015 年 3 月 6 日
ベネッセ募金
日本ユネスコ協会連盟 http://www.unesco.or.jp/
募金者の皆さまへ
この度は、温かいご協力をいただき、誠にありがとうございました。お寄せいただきました募金は、
『ユネスコ協会就学支援奨学金』事業の中で、被災された子どもたちのために大切に使わせていた
だきます。被災による経済的な理由によって子どもたちが夢や進学をあきらめることなく、これからも
安心して学校生活を続けられるよう、本奨学金では奨学生一人につき月額 2 万円を 3 年間にわた
って給付します。日本ユネスコ協会連盟では、これからの復興の担い手となる子どもたちの未来を
拓くために、全力で取り組んでまいります。皆さまからの多大なご支援に心より感謝申し上げます。
ベビースマイル石巻 http://www.forbabysmile.com/
募金者のみなさまへ
東日本大震災を受け、子育て当事者が中心となり緊急時の立ち上がりから、復興まちづくりの中
に子ども・女性・子育ての視点をしっかりと届けていきたいと親子のイベントやサロンなどの居場所作
りを通して地域とつながってまいりました。みなさまの応援により継続的に活動を展開することがで
き、少しずつ地域に根差しているのを感じておりますが、まだまだ住居が安定せず、コミュニティの変
化に対応できず孤立していたり、こころが浮き沈み落ち着かない状態で子育てをしている仲間も多
く、長期的な支援が必要であると感じています。
温かいご寄付を、被災地石巻の子ども・女性・子育てに一番近い民間NPOとして、たくさんの命を
産み育て、子どもの笑顔いっぱいのまちになるようお届けさせていただきます!
震災から立ち上がった団体として、防災にもしっかりと取り組み、世界に発信していきたいと思って
おります。
※メッセージは全て原文のまま掲載
お問い合わせ先
ベネッセ募金事務局
メールアドレス [email protected]
ホームページ http://bokin.benesse.co.jp/
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