P12008015 JA POR thermal TPU-TCS.fm

P120-08-015 JA
版 :D
日付 :2010 年 6 月
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物質安全データシート
製品名 : TPU/TCS 燃焼器ライナー
1. 製品および会社情報
製品名 :
TPU ( 熱処理ユニット )/TCS ( 温度調節システム ) 燃焼器ライナー
製品の別名 :
Alzeta 燃焼器ライナー Matrix - 商品名 Fiberfrax
品番 :
A554-01-054 (24 インチ燃焼器ライナー ) 、 A554-05-001 (12 インチ燃焼器ライナー ) 、
Y04210309 (12インチ HT燃焼器ライナー)、Y04210517 (12インチHTA燃焼器ライナースペア)、
Y04210590 (6 インチ HT 燃焼器ライナースペア ) 、
Y35201093 (6 インチ x 7 インチ HTA 燃焼器ライナースペア ) 。
欧州地域のお問い合わせ詳細情報
米国地域のお問い合わせ詳細情報
Edwards, Crawley Business Quarter, Manor Royal,
Crawley, West Sussex, RH10 9LW, England
電子メール :[email protected]
Edwards, 6416 Inducon Drive West, Sanborn,
New York, 14132 USA
一般のお問い合わせ先
一般のお問い合わせ先
英国 :
+44 (0)1293 528844
+(1) 978-658-5410
フランス :
+(33) 1 47 98 24 01
フリーダイヤル : 1-800-848-9800
ドイツ :
+(49) 6420-82-410
イタリア :
+(39) 0248-4471
24 時間緊急用電話番号 :
Chemtrec : 1-800-424-9300
2. 危険の確認
危険の概要
このライナーはガイドラインおよびライナー付属の説明書に従って適切に使用する場合、人の健康および
環境への危険はありません。
短期および長期の曝露による影響については、第 11 章の「毒性データ」を参照してください。
眼への影響 :
ライナーからファイバが放出された場合、低から中度の炎症を引き起こす可能性があ
り、眼に入ったファイバが擦れることにより、眼球の表面が損傷を受ける場合があり
ます。 皮膚への影響 :
低から中度の炎症。皮膚に炎症が発生したり、ファイバが皮膚に刺さったりする場合
があります。
飲み込みによる影響
または口腔への影響 :
吸入による影響 :
ファイバ飲み込んだ場合、不快感、吐き気および下痢等の胃腸障害が発生する場合が
あります。 ファイバを吸い込むと、不快感に加え、長期に渡り呼吸器の健康に問題が発生する場
合があります。第 11 章を参照してください。
曝露により悪化する健康状態 : 報告されていません。
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NFPA 危険コード
HMIS 危険コード
評価システム
健康
0
健康
0
0 = 危険なし
燃えやすさ
0
燃えやすさ
0
1 = やや危険
不安程度
0
反応度
0
2 = 中程度の危険
3 = かなり危険
4 = 極めて危険
3. 原材料の構成および原材料情報
原材料
% 重量
CAS 番号
危険性の等級 *
危険表示 *
アルミノケイ酸塩 ( ガラス )
> 99
142844-00-6
該当せず
R36/37/38
*危険性の等級および危険表示。これらの欄には、EU指令No 1272/2008(およびその改正を含む)に基づき、原材料が危
険物質として分類されている場合にのみ記載を行い、十分的確かつ簡潔な表現方法ですべての原材料に関する危険を
表示します。上記以外の場合、この欄には「該当せず」と記載されます。
4. 応急処置の方法
眼:
多量のぬるま湯で眼を洗浄してください。炎症が続く場合は、医師の診察を受けてくだ
さい。
皮膚 :
石鹸をつけて水で皮膚を完全に洗い流してください。炎症が続く場合は、医師の診察を
受けてください。
飲み込み / 口腔 :
この製品には毒性はありません。固形製品の飲み込みは予想されていません。
吸入 :
急性曝露は予想されていません。炎症が発生した場合は、空気のきれいな場所に移しま
す。呼吸に問題が発生した場合は、酸素吸入を行うか、人工呼吸を実施し、直ちに医師
の手当てを受けてください。
その他の情報 :
ありません。
5. 消火方法
消火剤 :
該当しません。
火災および爆発の危険 :
該当しません。
消火要員向け特殊保護装置 :
消火を行う者は、陽圧で動作する基準に適合したフルフェイスの自給式呼吸装
置 (SCBA) および完全防護服を着用する必要があります。
可燃特性について - 第 9 章を参照してください。
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6. 事故による流出に対する措置
偶発的な放出は予想されていません。この製品は、ファイバ製のバーナーライナーです。ダストまたはファイバが放
出された場合は、直ちに飛散した物質を清掃回収し、物質が撒き散らされないようにします。曝露の程度に応じて、
身体用保護具を着用してください。細かいダストは、水で濡らしたタオルで拭き取ってください。ダストの量が多い
場合は、電気掃除機で吸い取るか、またはダストを湿らせて清掃回収してください。ダストが乾燥した状態で作業場
所の掃き掃除をしたり、圧縮空気を使用して清掃しないでください。
7. 取り扱いおよび保管
取り扱い :
ファイバ / ダストが眼に入ったり、皮膚に接触しないようにしてください。ファイバ / ダス
トを吸入しないようにしてください。
保管 :
風通しの良い乾燥した場所で保管してください。
8. 曝露コントロール / 身体保護
曝露限度 :
原材料
ACGIH - TLV
OSHA - PEL
職業曝露限度 EH40 ( 英国 )
アルミノケイ酸塩 ( ガラス )
1 ファイバ /cc TWA*
確立された基準なし
5 mg/m3 (2 ファイバ /ml)
*
倍率400-450X(4-mm対物)位相差イルミネーションでのメンブランフィルター法により決定された、長さ5 µm以上、直
径 3 µm 以下、縦横比 5:1 以上のファイバ。
身体保護 :
技術基準 :
局所排気を行って、浮遊ファイバ / ダスト濃度をコントロールまたは減少させます。ファイバ /
ダストが眼に入る可能性がある場合は、すぐに眼を洗浄できる設備を設置するようにして下さい。
呼吸器保護 :
空中曝露限界を超える場合には、 NIOSH または MSHA 認定装置を使用するようにしてください。
特殊かつ緊急の場合、 NIOSH / MSHA 認定呼吸保護装置を使用しなければならない場 合がありま
す。浮遊ファイバ / ダスト濃度をコントロール、または減少させるため、排気を実施する場合が
あります。浮遊セラミックファイバ濃度が 2 ファイバ /cc を 超える場合に推奨される、使用可
能な呼吸装置 :
上限 5.0 ファイバ /cc - 3M 8710 または同等品
5.0 から 50.0 ファイバ /cc - 高性能フィルター付き Survivair フルフェイス
1090-00 または同等品
> 50 ファイバ /cc - MSA 01-00-06 フルフェイス C タイプエア供給または同等品
OSHA 認定のエ
ア供給源が必要です。
手 / 皮膚の保護 :
皮膚への接触を避けるため、手袋、帽子および全身を覆う服を着用してください。
眼 / 顔の保護 :
眼への接触を避けるため、安全眼鏡または化学物質用ゴーグルを装着してください。物質に触れ
る環境で作業する場合は、コンタクトレンズを装着しないでください。
衛生基準 :
取り扱った後には完全に洗浄してください。
ロッカーを分けて、作業着からその他の衣服へファイバが付着しないようにしてください。洗濯
していない作業着を家に持ち帰らないようにするか、または使い捨て作業着を使用するようにし
てください。作業着は、それ以外の衣服と分けて洗濯してください。 洗濯機を使用した後は、
良く洗ってください。作業者本人以外の者が洗濯を行う場合は、その者に適切な手順を知らせる
ようにしてください。
その他の一般的保護: ありません。
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9. 物理および化学特性
外観および臭気
灰色の繊維 - 無臭
融点
該当せず
o
pH ( 供給時 )
該当せず
凝固点
該当せず
oC/oF
水に対する溶解度
該当せず
自然発火
該当せず
o
C/oF
容量による爆発性の程度
該当せず
引火点
該当せず
o
C/oF
比重
データがありません
蒸気圧 (mbar)
該当せず
蒸気圧 (Torr)
C/oF
該当せず
10. 安定度および反応度
安定度 :
安定しています。
使用を避けるべき材料および条件 :
ありません。
危険な分解 :
ありません。
有害な重合 :
発生しません。
11. 毒性情報
材料への接触または製剤により生ずる各種毒性の ( 健康への ) 影響に関する総合的な説明については、第 2 章の「危
険の確認」を参照してください。
動物実験データ :
LD50 値 :
データがありません。
LC50 値 :
データがありません。
慢性毒性 :
慢性毒性効果に関する研究結果が出るまでは、空中曝露を推奨曝露限界値の 2 ファイバ /cc TWA か、またはそれ以下に
コントロールする必要があります。
発癌性 :
ファイバ/ダストは、実験動物を用いた試験によると発癌の危険性を発生させる可能性があります。難溶性セラミック
ファイバの注入により、ハムスターおよびラットの肺線維症および肺癌の発生率が増加しましたが、この結果は、ラ
ットが高濃度のファイバ (145-247 ファイバ /cc ロックウールファイバ ) を吸入した 1 回の吸入による研究のみで再現
されたものです。
データの疫学的証拠は、人の労働者の肺線維症または呼吸器炎症の危険性増加を示していません。人の肺癌が増加す
るという証拠はいくつかありますが、用量反応関係は明らかになりませんでした。 ( 喫煙のような ) 交絡因子が影響を
与えた可能性があります。
セラミックファイバ、ロックウール、スラグウールおよびグラスウールは、人に癌を発生させる可能性があると分類
されています ( グループ 2B) 。
U.S. NTP では、セラミックファイバおよびグラスウールは・人に癌を発生させると合理的に予想される・物質として
分類されています。
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製品名 : TPU/TCS 燃焼器ライナー
12. 環境情報
これに関する情報はありません。
13. 廃棄時の注意
廃棄を行う際には、国、および自治体のすべての安全環境基準に従った安全な方法で行ってください。ライナーに接
触した粉末 ( シリカ粉末が非常に一般的 ) に注意する必要があります。
14. 輸送情報
この製品は、運輸関連法令に基づく危険物質として区分されていません。
パラメータ
欧州
カナダ TDG
米国 DOT
正式船舶名
該当せず
該当せず
該当せず
危険性の等級
該当せず
該当せず
該当せず
ID 番号
該当せず
該当せず
該当せず
出荷ラベル
該当せず
該当せず
該当せず
15. 規制法令情報
欧州規制法令情報
この製品は、原材料および混合物の分類、表示および包装に関する EU 規則 No 1272/2008 ( およびその改正を含む ) に
従って分類されています。
供給するには危険な物質として分類 : いいえ。
危険表示 :
R36/37/38 - 眼 / 呼吸器系 / 皮膚の炎症。
安全表示 :
該当しません。
記号 :
ありません。
米合衆国規制法令情報
製品は、 TSCA リストの対象外製品です。
カリフォルニア Proposition 65: この製品は、カリフォルニア州において確認されている癌または生殖毒性を引き起
こす化学物質を含んでいません。
SARA TITLE III -
313 章 サプライヤー情報 :
この製品は単体のため、 SARA 313 の報告義務 (40 CFR パート 372.38, パラグラフ B) の適用対象外です。
OSHA 規制状況 : 通常の条件下および使用状態においては、この材料は OSHA 規制による危険物質に区分されません。 カナダ規制法令情報
製品は、 WHMIS または DSL による規制の対象外工業製品です。
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物質安全データシート
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16. その他の情報
この MSDS は、 ANSI Z400.1 および化学物質の登録、評価、認可 (REACH) と制限に関する規則 (EC) No 1907/2006 に基
づいています。
用語集 :
ACGIH - 米国産業衛生専門家会議 ; ANSI - 米国規格協会 ; Canadian TDG - カナダ危険物輸送規則 ; CAS - 化学情報
検索サービス機関 ; CFR - 連邦規制基準 ; Chemtrec - 化学物質輸送緊急センター ( 米国 ); DSL - 国内物質リスト ;
EEC - 欧州経済共同体 ; EH40 (UK) -HSE ガイダンスノート EH40 職業曝露限度 ; EPCRA - 緊急事態計画および地域住
民の知る権利法 ; EU - 欧州連合 ; HMIS - 危険有害性情報システム ; LC - 致死濃度 ; LD - 致死量 ; NFPA - 全国防
火協会 ; NIOSH - 国立労働安全衛生研究所 ; MSHA - 鉱山安全保健管理局 ; NTP - 発癌物質国家毒性プログラム ; OSHA
- 米労働省職業安全衛生管理局 ; PEL - 許容曝露限界 ; SARA (Title III) - スーパーファンド改正・再承認法 ; SARA
313 - スーパーファンド改正・再承認法第 313 条 ; SCBA - 自給式呼吸装置 ; SOHIO - TBA; TCS - 温度調節システム ;
TLV - 許容濃度 ; TPU - 熱処理ユニット ; TSCA - 有害物質規制法 94-469; TWA - 時間加重平均 ; US DOT - 米国運
輸省 ; WHMIS - 作業場危険有害性物質情報システム。
改訂 :
2009 年 4 月 - データシートは、最新のサプライヤー安全情報の反映のため改訂されました。
2010 年 6 月 - データシートは、最新の規制情報の反映のため改訂されました。
このデータシート中の情報および推奨情報の正確性には万全を期していますが、ご使用前には物質がお客様のご使用目的に合って
いるか確認することを推奨します。 このデータシート中の情報はメーカーのデータからの転載であり、この情報の正確性はメーカ
ーの責任事項となります。エドワーズでは、このデータシートの使用から生じた結果に基づく損害、またはこのデータシートの信
頼性について一切の責任を負いません。
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