P12070005 JA Pump Blade Material F43.fm

P120-70-005 JA
版 :C
日付 :2012 年 6 月
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物質安全データシート
製品名 : 油回転ポンプブレード物質 - FEROFORM F43
1. 製品および会社情報
製品名 :
油回転ポンプブレード物質 - Feroform F43
製品の別名 :
ありません
品番 :
この物質はエドワーズ E1M5、E2M5、E1M8、E2M8、E2M12、E1M18、E2M18 および E2M28/30 ポン
プのブレードに使用されます。また、新製品のポンプおよび修理済みのポンプにも使用され
ています。
欧州地域のお問い合わせ詳細情報
米国地域のお問い合わせ詳細情報
Edwards, Manor Royal, Crawley,
West Sussex, RH10 9LW, England
電子メール :[email protected]
Edwards, Three Highwood Drive, Suite 310E, Highwood Office Park, Tewksbury, MA
01876
一般のお問い合わせ先
一般のお問い合わせ先
英国 :
+(1) 978-658-5410
+44 (0)1293 528844
フランス : +(33) 1 47 98 24 01
ドイツ :
フリーダイヤル : 1-800-848-9800
+(49) 6420-82-410
24 時間緊急用電話番号 :
イタリア : +(39) 0248-4471
Chemtrec : 1-800-424-9300
2. 危険の確認
危険の概要
この物質は作業および衛生に関する手順に従って適切に使用する場合、人の健康および環境への危険はありません。
この物質はアラミド繊維を含有しています。アラミド繊維を大量に含んだ粉塵を吸い込むと、
慢性肺疾患を発症する可能性があります。
物質が 400 oC 以上に加熱されると、アンモニア、一酸化炭素、二酸化炭素、ホルムアルデヒド、エチレンおよびベ
ンジンを含む危険な分解生成物が放出される場合があります。
短期および長期の暴露による影響については、第 11 章「毒性情報」を参照してください。
眼への影響 :
粉塵 / 粒子により機械的刺激が生ずる場合があります。
皮膚への影響 :
粉塵 / 粒子により機械的刺激が生ずる場合があります。
吸入による影響 :
過熱により、危険な刺激性蒸気が発生します。粉塵の吸入により慢性肺疾患が発生す
る場合があります。
飲み込みによる影響
報告されていません。
または口腔への影響 :
曝露により悪化する健康状態 : 過熱中に放出されるガス / 蒸気は、呼吸器系の慢性疾患を引き起こす場合があります。
DCC1 No : 705
Ref 2D01-010 form issue 1.4
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NFPA 危険コード
HMIS 危険コード
評価システム
健康
報告はありません
健康
報告はありません 0 = 危険なし
燃えやすさ
報告はありません
燃えやすさ
報告はありません 1 = やや危険
不安程度
報告はありません
反応度
報告はありません 2 = 中程度の危険
3 = かなり危険
4 = 極めて危険
3. 原材料の構成および原材料情報
原材料
% 重量
CAS 番号
危険性の等級 *
危険表示 *
摩擦調整剤添加のガラス繊維織布で 補強された硬化フェノール樹脂 マトリックス
公開されていません
該当せず
該当せず
該当せず
アラミド繊維
公開されていません
26125-61-1
該当せず
該当せず
* 危険性の等級および危険表示。これらの欄には、EU 指令 No 1272/2008( およびその改正を含む ) に基づき、原材料が危
険物質として分類されている場合にのみ記載を行い、十分的確かつ簡潔な表現方法ですべての原材料に関する危険を表
示します。上記以外の場合、この欄には「該当せず」と記載されます。
4. 応急処置の方法
眼:
物質が眼に入った場合は、最低 15 分間水をやさしく注入します。水を注入している間、瞼を
しっかりと開いて、眼球を動かしてください。その後、ただちに医師の手当てを受けるよう
にしてください。
皮膚 :
過度の粉塵を衣服、皮膚よび頭髪から電気掃除機で吸い取ります。石鹸ときれいな水で汚染
された皮膚を洗い、汚れを取ります。
飲み込み / 口腔 :
飲み込んだ場合は、その者に十分な水を飲ませ、医師の手当てを受けるようにしてください。
意識のない者に対しては絶対に飲み物を与えないでください。
吸入 :
粉塵を吸入しないようにしてください 吸入してしまった場合は、空気のきれいな場所に移動
します。呼吸困難、呼吸停止等の症状が出た場合は、応急手当に関する技能を有する者が酸
素吸入を行うか、または必要に応じて人工呼吸を行い、その後、ただちに医師の手当てを受
けるようにしてください。
その他の情報 :
第 8 章の「曝露コントロール / 身体保護」を参照してください。
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5. 消火の方法
消火剤 :
水が適していますが、泡も使用可能な場合があります。
火災および爆発の危険 :
Feroform コンポジットは可燃性であり、いったん着火すると危険なガスおよび
大量の煙を放出しながら空気の供給により燃焼し続けます。
消火要員向け
特殊防護具 :
消火を行う者は、陽圧で動作する基準に適合した自給式呼吸装置 (SCBA) およ
び完全防護服を着用する必要があります。熱分解生成物からの保護に適した皮
膚用防護具を着用してください。
可燃特性について - 第 9 章を参照してください。
6. 事故による流出に対する措置
第 8 章で指定する必須防護服を着用してください。
Feroform の粉塵は、作業中頻繁に電気掃除機で吸い取り、粉塵の堆積を防止する必要があります。 工業用電気掃除機
(H 型フィルタおよび適合バッグを装着 ) を使用して粉塵を吸い取ってください。 電気掃除機を使用することができな
場合は、飛散した粉塵を湿らせ、乾かないうちに回収します。 収集または廃棄のため、適切な容器 ( 第 13 章を参照 )
に回収した粉塵を入れます。
7. 取り扱いおよび保管
取り扱い :
粉塵の曝露に対する予防措置を講じてください。アンモニア、一酸化炭素、二酸化炭素、ホ
ルムアルデヒド、エチレンおよびベンジンを含む危険な分解生成物が放出される場合があり
ますので、物質を 400 oC (753 oF) 以上で長時間加熱しないでください。物質を機械に使用し
たり、研磨に用いる場合は、適切な機械的換気装置が備えられているか確認してください。
保管 :
汚れのない乾燥した場所に保管してください。移動中に動いたり摩耗したりするのを防ぐた
め、すべてのアイテムを梱包する必要があります。
8. 曝露コントロール / 身体保護
職業曝露限界を超えるレベルのアラミドおよびグラフファイバへの長時間の曝露により、慢性肺疾患が引き起こされる
場合があります。
曝露限度 :
原材料
ACGIH - TLV
OSHA - PEL
職業曝露限度 EH40 ( 英国 )
アラミド繊維
データがありません
データがありません
0.5 f/ml - 8 時間 TWA
グラスファイバ
データがありません
データがありません
5 mg/m3 - 8 時間 TWA
( 吸入性粉塵 )
2 f/ml - 8 時間 TWA(1)
( 呼吸性粉塵 )
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身体保護 :
技術基準 :
物質のプロセス時または粉塵 / 粒子が存在する場合は、局所排気装置を設置す
るようにしてください。
呼吸器保護 :
物質のプロセス時または粉塵 / 粒子が存在する場合は、粉塵マスクを着用する
ようにしてください。粉塵レベルが職業曝露限界を超える可能性がある場合は、
必ず認定呼吸器を使用する必要があります。
手 / 皮膚の保護 :
必要に応じて手袋を使用することができますが、回転設備の操作時には着用し
ないでください。皮膚用保護クリームを使用することが可能です。
眼 / 顔の保護 :
物質のプロセス時または粉塵 / 粒子が存在する場合には、保護ゴーグル / 安全
眼鏡 / フェイスシールドを着用してください。
衛生基準 :
通常の工業衛生基準を守ってください。取り扱い中は飲食または喫煙をしない
でください。飲食または喫煙前には手を洗うようにしてください。
その他の一般的保護 :
ありません。
9. 物理および化学特性
外観および臭気
黄色がかった茶色。わずかの 機能性樹脂臭
沸点
該当せず
o
pH ( 供給時 )
該当せず
凝固点
該当せず
o
水に対する溶解度
非水溶性
自然発火
該当せず
o
容量による爆発性の程度
該当せず
引火点
該当せず
o
比重
1.2 - 1.9 g/cc
蒸気圧 (mbar)
データがありません
蒸気圧 (Torr)
データがありません
C/oF
C/oF
C/oF
C/oF
10. 安定度および反応度
安定度 :
相対的高温、高圧の下で安定しています。
使用を避けるべき材料および条件 :
強力な酸化剤またはアルカリとの接触 400 oC (752 oF) 以上の温度に
対する長時間の曝露
危険な分解 :
400 oC (752 oF) 以上の温度では、アンモニア、一酸化炭素、二酸化炭
素、ホルムアルデヒド、エチレンおよびベンジンを含む危険な分解生成
物が放出される場合があります。
有害な重合 :
データがありません。
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11. 毒性情報
物質への接触または製剤により生ずる各種毒性の ( 健康への ) 影響に関する総合的な説明については、第 2 章の「危
険の確認」を参照してください。
動物実験データ :
LD50 値 :
データがありません。
LC50 値 :
データがありません。
アラミドファイバは不溶性かつ呼吸性ですが、動物実験によると、肺中におけるファイバの耐久性はありません。
発癌性 :
通常の作業環境では、危険な発癌効果は報告されていません。
分解の結果放出される恐れがあるホルムアルデヒドは潜在的な発癌性があります。
12. 環境情報
流動性 : データがありません
分解性 : この物質は、土中における耐久性があります。
体内蓄積 : データがありません
13. 廃棄時の注意
できる限り、製品および梱包材をリサイクルしてください。自治体および国の規制に従って、製品および梱包材を廃棄
してください。
Feroform の粉塵は、不浸透性の heavy-gauge ポリエチレンのサックまたはバッグに入れて密封し、定められた場所に
廃棄する必要があります。
14. 輸送情報
この製品は、運輸関連法令に基づく危険物質として区分されていません。
パラメータ
欧州
カナダ TDG
米国 DOT
正式船舶名
該当せず
該当せず
該当せず
危険性の等級
該当せず
該当せず
該当せず
ID 番号
該当せず
該当せず
該当せず
出荷ラベル
該当せず
該当せず
該当せず
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15. 規制法令情報
欧州規制法令情報
この製品は、原材料および混合物の分類、表示および包装に関する EU 規則 No 1272/2008 ( およびその改正を含む ) に
従って分類されています。
供給用として危険物質に区分 : いいえ
危険表示 :
該当しません。
安全表示 :
該当しません。
記号 :
ありません。
ドイツ連邦水質管理法 : 水質汚染クラス - 該当しません。
米合衆国規制法令情報
製品は、TSCA リストの対象外製品です。
SARA TITLE III - 313 章 サプライヤー情報 : この製品は「単体」のため、SARA 313 の報告義務 (40 CFR パート 372.38、
パラグラフ B) の適用対象外です。
カリフォルニア Proposition 65: この製品は、カリフォルニア州において確認されている癌または生殖毒性を引き起
こす化学物質を含んでいません。
カナダ規制法令情報
WHMIS 分類 : 製品は、WHMIS による規制の対象外製品です。
この製品は、DSL リストの対象外工業製品です。
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16. その他の情報
本 MSDS は、ANSI Z400.1 および化学物質の登録、評価、認可 (REACH) と制限に関する規則 (EC) No 1907/2006 に基づ
いています。
このデータシートの準拠情報 :
• TENMAT LTD “FEROFORM (F21, F24, F32, F36, F363, F43, F57, F573, F61, EM2050 GRADES)” 物質安全データシー
ト、MSDS 番号 : FEROFORM F & EM、発行日 : 2004 年 4 月、改訂日 : 2005 年 8 月。
用語集
ACGIH - 米国産業衛生専門家会議 ; ANSI - 米国規格協会 ; Canadian TDG - カナダ危険物輸送規則 ; CAS - 化学情報
検索サービス機関 ; CFR - 連邦規制基準 ; Chemtrec - 化学物質輸送緊急センター ( 米国 ); DSL - 国内物質リスト ;
EH40 (UK) - HSE ガイダンスノート EH40 職業曝露限度 ; EU - 欧州連合 ; HMIS - 危険有害性情報サービス ; LC - 致
死濃度 ; LD - 致死量 ; NFPA - 全国防火協会 ; OSHA - 米労働省職業安全衛生管理局 ; PEL - 許容曝露限界値 ; SARA
(Title III) - スーパーファンド改正・再承認法 ; SARA 313 - スーパーファンド改正・再承認法第 313 条 ; SCBA 自給式呼吸装置 ; TLV - 許容濃度 ; TSCA - 有害物質規制法 94-469; TWA - 時間加重平均 ; US DOT - 米国運輸省 ;
WHMIS - 作業場危険有害性物質情報システム。
改訂
2010 年 9 月 - データシートは、最新のサプライヤー安全情報の反映のため改訂されました。
2012 年 6 月 - データシートは、現行の規制情報およびサプライヤー安全情報の反映のため改訂されました。
このデータシート中の情報および推奨情報の正確性には万全を期していますが、ご使用前には物質がお客様のご使用目的に合って
いるか確認することを推奨します。このデータシート中の情報はメーカーのデータにより修正されます。この情報の正確性はメー
カーの責任事項となります。エドワーズでは、このデータシートの使用から生じた結果に基づく損害、またはこのデータシートの
信頼性について一切の責任を負いません。
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