平成27年度鳴門教育大学教員免許状更新講習概要 選択領域 講習の区分 講習の名称 受講者定員 受講対象者 開 設 日 講習の形態 講習時間 講習会場 担当講師 受 講 料 教科指導、生徒指導その他教育の充実に関する事項 国語科指導の基礎-「教式」・音読・視写・暗唱 12人 小学校教諭、中学校・高等学校(国語科)教諭 平成27年8月18日 主として講義、演習 6時間 鳴門教育大学 地域連携センター 1階 多目的教室 (予定) 村井 万里子 6,000円 講習の内容 国語科指導の典型として知られる「教式」(芦田恵之助)を基礎に、「音読、視写、 聴写、暗唱」を用いた「読み深め」と「表現力」向上のための方法を演習し、教師と しての基礎的解釈力と児童・生徒の言語力向上に役立つ評価力の演練をはかり ます。①「教式」の実際を知る。②音読・視写・聴写・解釈等の意義と価値を知り演 習する。③「視写・暗唱」詞華集作りの効果。④生徒の学習と教師の実践力向上 に関わる「評価」力を獲得する。 講習のねらい 小・中・高等学校を通じて国語科教員に特に必要な「音読(示範)力」の養成を図 る。具体的には、①古典の文章、昔話・民話、近代の文学作品、韻文(詩歌)、評 論・論説、説明的文章等、ジャンルと内容に応じて適切な「音読」の在り方を考え、 個々に身につける方法の獲得をめざす。②文章作品を自己のものにするための 方法-音読・視写・暗唱・詞華集-等の具体的方法を知る。 講習到達目標 次の事項について関心・意欲をもち、理解し説明することができる。 ①「聞かせることで理解を助ける」音読の具体的イメージ ア:「理解を助ける音読」の技術-声質、声量、速さ、間の取り方、抑揚など イ:音読のもたらす効果・意義-言葉の身体化・内面化 ②音読(読み)と視写(書き)を基礎とする各種言語活動の価値 ウ:音読・視写・聴写の基礎性と意義 エ:暗唱の働き オ:「詞華集」編纂の意義 平成27年8月18日 講習スケジュール 履修認定試験の方法 成績評価 持参するもの その他 8時50分~ 9時00分 オリエンテーション 9時00分~10時30分 講義 10時40分~12時10分 演習 12時10分~13時00分 昼食休憩 13時00分~14時30分 講義 14時40分~16時10分 演習 16時20分~17時00分 履修認定試験 17時00分~17時10分 事後アンケート、連絡事項 筆記試験 成績評価は、講習の担当者が作成した試験の成績から判断します。 履修認定試験の結果、受講者の理解が到達目標に達したと認める場合は成績審査に合 格した者としますが、その際の評価は60点以上の採点をもって行います。 筆記用具 受講申込みについては、「募集要項」を参照してください。
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