第25~36回(平成22年度掲載分) 健康増進コラム~第25回

第25~36回(平成22年度掲載分)
25 がん検診を受けましょう
○
H22.4
31 メタボリックシンドローム
○
H22.10
26 たばこの害を知っていますか?①本人への害
○
H22.5
32 お口の健康
○
H22.11
27 たばこの害を知っていますか?②
○
H22.6
33 お酒
○
H22.12
28 たばこをやめたい方に禁煙サポート
○
H22.7
34 食事バランスガイド
○
H23.1
29 運動不足ではありませんか?
○
H22.8
35 健康な生活
○
H23.2
30 心の健康
○
H22.9
36 子どもの生活習慣編
○
H23.3
周囲の人に及ぼす害
健康増進コラム~第25回 がん検診を受けましょう~
がんは日本人の死亡原因の第1位です。弥富市でも約3分の1の方ががんによって亡くなっています。
がんの自覚症状は、病気が相当進まないと現れない場合がかなりあります。がんは、近年、医学の進歩により、
早期に発見すれば治る率が高くなっています。
「がん検診を受けたことがない人はぜひ今年から、いつも受けている人はこれからも定期的にがん検
診を受けましょう」
市では、6つのがん(胃がん・肺がん・大腸がん・子宮がん・乳がん・前立腺がん)について検診を実施して
います。申込み時期や検診期間など詳しくは広報4月号と一緒に配布される「平成 22 年度成人保健事業のご案
内」をご覧ください。
健康増進コラム~第26回 たばこの害を知っていますか①
本人への害~
「ちょっと一服」とふかしたたばこの煙の中には、ニコチン、タール、一酸化炭素をはじめ、4000種以上
の化学物質が含まれています。これらの中に含まれている有害物質はたばこを吸うことで血液中に入り、さまざ
まな影響を体に与えています。
たばこが「肺がん」の原因になる、というのはよく知られていますが、「口腔がん」や「咽頭がん」も引き起
こします。とくに「喉頭がん」はタバコを吸わない人は、ほとんどかかりません。「ぜんそく」
「気管支炎」や「心筋梗塞」などもタバコを吸う人にとても多いです。
他には、
「脳卒中」
「胃かいよう」
「歯周病」があります。また、妊娠中のたばこは、
「胎児の発育
障害」「早産」などの原因になります。たばこの害はあらゆる人に、あらゆる形で及ぶものであ
ることを認識しておきましょう。
こんなにたくさん?
健康増進コラム~第27回 たばこの害を知っていますか②
周囲の人に及ぼす害~
「健康増進法」の改定以来、公共施設での分煙・禁煙は進んでいますが、あなたの家庭ではどうですか?
他人が吸ったたばこの煙を吸わされることを、「受動喫煙」といいます。喫煙者の周りで"吸わされる"ことにな
る「副流煙」には、発がん物質を含む多くの有毒物質が含まれ、しかもその量は喫煙者本人が吸い込む「主流煙」
の何倍にもなります。特に感受性の高い新生児、幼児、学童、高齢者、呼吸器疾患の人に対する影響は気をつけ
なくてはなりません。また、たばこを吸わない妊婦さんの受動喫煙による胎児への影響もあります。
たばこを吸うのは個人の自由ですが、せめて周囲の人に害を及ぼさないよう、気づか
吸わないのに
吸っている???
う 気
持ちが必要です。決められた場所だけで吸う「分煙」を必ず守りましょう。
健康増進コラム~第28回 たばこをやめたい方に禁煙サポート~
近年、分煙化が進み、喫煙スペースを見つけるのが、難しくなっています。職場でも家庭でも肩身が狭い思い
をされていませんか?たばこを吸う人の中には「今さら禁煙しても遅い」と考えている人がいるかもしれません
が、そんなことはありません。禁煙がむずかしいのは、意思が弱いからではなく「ニコチン」が強い依存性を持
つからです。
禁煙治療に健康保険が使えるようになり、以前と比べると楽に禁煙に成功するようになりました。たばこをや
めようと思っているあなたをサポートしてくれる場があります。(その1)病院・診療所「禁煙外来」(その2)
禁煙サポート薬局(その3)保健センター
があります。自分にあったサポートを選んで、禁煙に何度でもチャ
レンジしてみましょう。
健康増進コラム~第29回
運動不足ではありませんか?
~
日ごろ運動する習慣がありますか?疲れるから、面倒だからといって、体を動かさずに生活
していませんか?運動不足になると、生活習慣病などの病気になりやすく、肥満の原因にもなり
ます。
「歩ける距離なら車や自転車を利用しない」
「エスカレーターやエレベーターより階段を使
う」「電車やバスではできる限り座らない」など普段の生活から運動不足を一度見直してみまし
ょう。
運動は、体の余分な脂肪をエネルギーとして燃やし、生活習慣病を予防します。心肺機能を高
めたり、骨粗しょう症の予防や、腰痛・肩こりなどの改善につながります。また、運動をすることにより、脳も
活性化し気分もリフレッシュします。中でもウォーキングは、特別な道具を必要とせず、激しい運動に比べて体
のへの負担が軽減できます。
個人のペースに合わせて長時間続けることができるため、日常の健康づくりにお勧めです。
健康増進コラム~
第 30 回 心の健康
~
あなたのこころは元気ですか?からだが疲れていると、かぜをひいたりするように、心も疲れやストレスがた
まれば不調がでてきます。自分で意識しなくても、ストレスがたまっていることがよくあります。ストレスを上
手にコントロールしましょう。
<ストレスコントロールのポイント>
① 眠れない、肩がこるなど自分なりのサインを早めに知る。
② メリハリのある生活リズムを崩さない。
③ グチを言い合える友達を大切にする。
④ よく遊ぶ。
<よく眠ろう>
からだや心の疲れの
回復には睡眠がいち
ばんです。
⑤ 時にはなにもしない。
9月10日から1週間は「自殺予防週間」です。家族や仲間の変化に気づいたら、ゆっくりと話を聞いてあげ
ましょう。
健康増進コラム~
第 31回
メタボリックシンドローム
~
あなたのおなかまわりはどうですか?メタボリックシンドロームとは、おなかの内臓のまわりに脂肪がたまる
「内臓脂肪型肥満」に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態を、「メ
タボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」といいます。
内臓脂肪がたまっていると、糖尿病や高血圧症、脂質異常症を併発しやすくなります。まだ、病気と診断され
ない「血圧がちょっと高め」「血糖値がちょっと高め」という予備群でもこれらが重なると、動脈硬化が進行し
て、心臓病や脳卒中という命にかかわる病気の危険性が急激に高まります。
・・・メタボリックシンドローム
の予防・改善のポイント・・・
1に運動、2に食事、
しっかり禁煙、最後に薬
健康増進コラム~
第32回
お口の健康
~
皆さんは歯やお口の健康に自信がありますか?楽しい食事・楽しい会話をするためにも‘お口の健康’が何より大
切です。歯周病は、歯が失われる原因の第 1 位です。歯を失ってしまうと口腔機能の低下を招き、全身の健康状態の
低下へとつながります。
楽しい食事と会話ができる健康な歯と体でいたいものです。
こんなところに注意!気づきのポイント
日ごろから上記項目をチェックし、
支障が出てからではなく、予防のために
かかりつけ歯科医院での定期歯科健診を受診しましょう。
健康増進コラム~
第 33 回 お酒
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歯と歯の間にすき間ができた
●
歯と歯肉の間にすき間ができた
●
歯肉がときどき腫れる
●
はみがきをしたら出血する
●
口臭が気になる
~
お酒は、飲み方によって身体に害を及ぼすこともあります。おいしいお酒を楽しく飲んで健康に過ごすには「正しいお
酒の飲み方(適正飲酒)」を実践することが大切です。
<適正飲酒の10か条>
1.談笑し、楽しく飲むのが基本です
2.食べながら、適正範囲(ビール中びん1本、
日本酒1合、焼酎 0.6 合)でゆっくりと
3.強い酒は、薄めて飲むのがおすすめです
4.つくろうよ 週に2回は休肝日
5.やめようよ きりなく長い飲み続け
6.許さない ひとへの無理強い・イッキ飲み
7.アルコール 薬と一緒は危険です
8.飲まないで 妊娠中と授乳期は
9.飲酒後の運動・入浴要注意
10.肝臓など定期検査を忘れずに
★ 未成年者の飲酒は、法律で禁止されています。 ★
健康増進コラム~
第 34 回 食事バランスガイド
~
「食事バランスガイド」はご存知ですか?「食事の基本」を身につけるための望ましい食事のとり方やおおよその量を
わかりやすく示しています。コマのイラストで1日分の食事を
表現し、食事のバランスが悪いと倒れていることを表しています。あなたのコマはうまく回っていますか?
主食+副菜+主菜をそろえて食べましょう。
牛乳・乳製品や果物も忘れずに!!
健康推進課では、管理栄養士による栄養相談を予約制
で行っています。詳しくは、健康推進課にお問い合わせく
ださい。
健康増進コラム~
第 35 回 健康な生活
~
健康な生活を送る3つのポイントは、「運動」「食事」
「休養」です。しかし、むやみに食べるだけ、運動するだけ、ただ休むだけでは健康になりません。正しくこの
3つを身につけましょう。
「運動」短い距離は歩く、階段を利用するなど日頃からからだを動かす習慣を身につけておくことが大切です。
すぐに「スポーツ」ではなく、まずは「歩く」ことからはじめてみませんか。
「食事」バランスのとれた適切な量の食事を心がけるとともに、食事をする時間や食べ方などにも注意して、1
日3食規則正しく食べましょう。
「休養」ゆっくり休むことは、こころとからだの疲労にはとても大切です。十分な睡眠をとり、のんびりとくつ
ろげる自分
だけの趣味の時間を持ちましょう。
健康増進コラム~第 36 回 子どもの生活習慣編~
今年度、市内保育所の年長・年中児に実施した「みんな元気!やとみっこ教室(子どもの生活習慣病予防
事業)」のアンケート結果で、朝食を毎日大人と食べているのは 68.0%(3 人に 2 人)、夕食は 95.0%で
した。また食事中にテレビを消す家庭の割合は 31.9%でした。食事中に落ち着いて食べないお子さんは、
食事中にテレビ等を消さない家庭に多い傾向がありました。
家族との楽しい食事は子どもと向かい合うコミュニケーションの時間です。ゆったりと会話して食事を
楽しめるといいですね。
~子どもの生活習慣編~
①夜は9時には寝よう!
②朝ごはんを食べよう!
③外で元気に遊ぼう!