法曹実務教育研究センター主催 公開講演会(参加無料) 子どもの人権講座 いじめ問題にどう向きあうか 講師 大河内 祥晴 氏 ~当事者が語る“子どもの虐 待”」 学校でのいじめ、そしていじめによる子どもの自殺が大きな社会問題となった1985年か ら30年が過ぎた現在も、問題は変わることなく、いじめに苦しむ子どもたちのために私た ちは何ができたのでしょう。いじめ防止対策推進法は作られましたが、本当に子どもの視点 に立った対策が考えられているでしょうか。愛息清輝君をいじめで亡くしてから20年、い じめ問題に向き合って子どもたちや大人たちに語り続けられてこられた大河内祥晴さんのお 話をお聴きしましょう。 ■講師プロフィール 1946 年生まれ、愛知県西尾市在住 ・西尾市 「いじめ相談員」 2007 年 4 月~2009 年 3 月 ・名古屋市 中2転落死 「検証委員会」の委員 2013 年 8 月~2014 年 3 月 1994 年(平成 6 年)にいじめグループによる暴力や金銭等の強要に耐えられずにこの世を去った大河内清輝君の父親。 公開した遺書や事件の報道を機に、またその後に相次いだ子どもの死に耐えられず、清輝君を失った思いを伝えると ともに、なぜ「イジメの辛さを誰にも話せないのか」を教えて欲しいとメディアを通じて子どもたちにメッセージと して訴えかけた。発信したメッセージによって全国の子どもたちからたくさんの声が届けられ、いじめで苦しむ子ど もたちの多さとわが子と変わらない内容の酷さに衝撃を受け、子どもたちとの交流を始める。その後も、出会った子 どもたちと言葉を交わし、ご家族からの相談にも応じながら、子どもたちの声を聞き続けてきた。その中で教えても らった「この子たちの心の叫びや子どもたちの思い」を伝えることによって、 「いじめの残酷さ」に気づいてもらい、 一緒に考えてもらうための活動を各所で続けている。 日 時:2015 年 3 月 23 日(月) 15:00~17:00 場 所:南山大学 A棟3階 A31 教室 地下鉄名城線名古屋大学前①出口を出て南へ 徒歩約5分で南山大学の山手通門があります。 そこから西へ2分ほど上がってください。 問合せ先:〒466-8673 名古屋市昭和区山里町 18 番地 南山大学法曹実務教育研究センター TEL:052-832-8197 E-mail:[email protected] URL:http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/HOUSOU/
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