(月曜日)の代表質問要旨(PDF:290KB)

平成27年2月焼津市議会定例会
代表質問及び質問要旨
第2日(3月9日)
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松本修藏議員 (凌雲の会)(質問方式
答弁を求める者
一括)
市長
平成27年度 施政方針について
(1) 市長就任三年目を迎えての抱負
(2) 焼津未来創生本部の取り組みについて
本市では、「焼津未来創生本部」を本年1月立ち上げたが、「雇用の創出、転入・
定住の促進」など、具体的にどのように取り組んでいくか
(3) 子ども・子育て支援策について
子ども・子育て関連法に基づく新制度へ移行し、各種施策を今まで以上に一体的に
進める必要がある。時代を担う子どもたちを安心して育てることができる環境を整え
ることが重要な課題であるが、どのように取り組んでいくのか
(4) 公共施設マネジメントについて
平成26年3月に基本計画を策定し、26年度中に「第1期再配置推進計画」を策定す
るとのことであるが、今後の具体的なスケジュール及び取り組みについて伺う
(5) 地域包括ケアシステムの構築について
健康づくり、医療、福祉、介護が一体となった地域でのケアシステムが必要とされ
ている。
将来計画や、財政面での具体的な取り組みについて伺う
(6) 産業振興について
昨年設置した「焼津市産業振興戦略会議」の提言を受け、漁業水産業、農業、商工
業、観光の振興にどのように取り組んでいくのか
2
杉﨑辰行議員 (市民派議員団)(質問方式
答弁を求める者
一括)
市長
市長の施政方針について 特に地方創生に関連する施策について
昨年末に「まち・ひと・しごと創生法」が公布され、改正地域再生法と共に、地方
創生関連2法が施行された。これを受けて、各地方自治体が関連戦略の策定に入って
いるが、真実の地方創生は困難な道であると判断する。
過去歴代の政府が、地域活性化を唱えてきたが、ことごとく失敗していると言える
ほどである。時代に合わない明治時代からの都道府県市町村の組織構造と権限の集中
がその大要因と考える。
しかし、焼津市としては、この「地方創生」を成功させるべく市長の施政方針に沿
って質問する
(1) にぎわい関連
ア 「焼津未来創生本部」を設置したが、 人口ビジョンと人口減少克服について、
どのように捉え、どうなれば克服したと考えるのかを伺う
1
イ 「時代に合った地域づくりと地域連携」について今がどのような時代で、それ
をどう生かして地域づくりと地域連携を図るのかを伺う
ウ 「焼津市都市計画マスタープラン」策定中とのことだが、市長が言う概ね20年
先の本市の将来像をどのようにしたいのか伺う
エ 「次期中心市街地活性化基本計画」を策定中とのことだが、根本的な改革によ
る対策が必要と考えられ、市長としてどのような規模で、どのようにしたいのか
伺う
オ 特定第3種漁港の陸揚げ高は、全国漁港の約3割であり、水産庁はそれら漁港
が先駆者となるべく流通品質衛生管理対策において原魚、保存、加工、流通など
の品質管理を唱えているが、それらへの対策など考えを伺う。
カ 魚の生産、研究等の教育研究普及の観点から焼津市には、県立水産高校と漁業
学園、県水産技術研究所があり、これらに海洋大学や東海大学なども交え、焼津
市も参画した研究施設を造りたいが市長の考えを伺う
(2) 防災関連
ア 津波対策に関して市長は「港を守る事が、市街地をそして市民を守る事」「港
を守らず何処を守る」と強調し、焼津漁港津波対策検討委員会に参加しているが
、どのようにする事が安全と考え、どうしたら実現できるのか伺う
イ 津波対策については各所に出てくるが、異常気象ゲリラ豪雨の確率の方がはる
かに高く緊急性があると思うが、その防災はどのように対策を考えているか伺う
ウ 「UPZ 緊急時防護措置準備区域を市の全域に拡大」とあるが、国の考えからし
てもこれは当然の事であるが、 UPZは防災対策を重点的に行う区域として、緊急
時に備えた準備や計画を策定しておくために設けられた区域となったので、焼津
市としてその防災対策はどうなっているのか伺う
(3) 医療関連
ア 焼津市立病院の機能と位置付けについて、どのような考えか伺う
イ 他の急性期病院と機能分担による必要な医療提供とは、どのように考え、どう
進めていくのか伺う
3
鈴木浩己議員 (公明党議員団)(質問方式
答弁を求める者
一括)
市長
市長施政方針について
少子高齢・人口減少社会を迎え、地方創生に向けて本格的な地域間競争時代が到来
した。焼津を、いかに魅力的なまちにすることが出来るか?人や企業は、自らが最も
適した場所や地域を選び動くことが出来る。しかし、地域や自治体は動くことが出来
ないため、与えられた物理的な場所を前提にして行動していかなければならない。自
治体にとって、定住人口の促進や企業立地の促進は大きな課題である。そのため創意
工夫を重ね、人や企業が集まり、にぎわいを創出する地域もある一方で、多様化・深
刻化する市民ニーズに対応できない地域は、人口が自然減以上に衰退していく運命を
辿る地域もある。多様化と変化を繰り返す現代において、「活気ある焼津」、「未来
ある焼津」の実現に向けて、このまちが生き残っていくためには、市民や事業者と行
政が連携して意識面でも経済面でも自立して特色のあるまちづくりを進め、若い世代
2
が確かな将来設計を描くことが出来る焼津に創生することが求められる。
(1) 平成27年度予算編成方針について
ア 重点事業として、定住・交流人口増加対策と雇用対策を位置付けた考え方につ
いて
イ 市債残高縮減に向けての取り組みと目標について
ウ 義務的経費である人件費、公債費、扶助費の推移と縮減に向けた今後の取り組
みについて
エ 健全財政維持に向けての新公会計制度への取り組みについて
(2) 地方創生に向けた焼津未来創生総合戦略について
ア 近年の人口減少の原因などをどう分析されているか?
イ 現在策定中の総合戦略に、市民の意見や要望は反映されるか?
ウ 各施策の行政評価はどのように行うか?
エ 第5次焼津市総合計画後期基本計画との整合について
オ 「雇用の創出」、「転入・定住の推進」、「結婚・妊娠・出産・子育てへの支
援」、「時代に合った地域づくりと地域連携」の27年度の各事業について
(3) 新庁舎建設基本構想市民会議案と今後のスケジュールについて
ア 建設候補地の選定評価結果について
イ 事業手法と資金確保について
ウ 今後の建設事業スケジュールについて
エ 建設地の選定について
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深田百合子議員 (日本共産党市議会議員団)(質問方式
答弁を求める者
一括)
市長
市長の施政方針について
(1) 市税について
市長は「国の景気動向が直ちに反映されるまでに至っておらず、歳入の根幹であ
る市税の減額を見込む」と述べているが、その原因は、アベノミクスによる消費税
8%増税、金融緩和の円安誘導による物価高、労働者の賃金が上がっていないこと
にあると考えるが、市長の認識はどうか。
(2) 地方創生について
ア アベノミクスの次は「地方創生」を推進するようだが、市の5年間の事業計画
と内容、予算はどうなっているか。
イ 以下、「地方創生」事業についてどうか
(ア) リフォーム助成の復活
(イ) 空き家を改修しての賃貸し住宅の整備
(ウ) 若者世帯への家賃補助
(エ) 高校生までの医療費無料化拡大
(オ) 青年の出会い交流の場支援
(カ) 小・中学生や親のために、あそびと交流施設の整備
(キ) 65歳以上へ無料のバス券・無料のタクシー券の支給
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(ク) 高齢者等の買い物弱者への買い物支援に生鮮食料品等の移動販売車の推進
ウ 安倍政権は、雇用の創出どころか、雇用が破壊される労働者派遣法改悪案と残
業代ゼロ法案を提出しようとしているが、市長の認識を伺う
(3) 社会保障について
ア 市長は、「歳出で医療・福祉・介護などの社会保障経費が伸び続けている」と
述べているが、安倍政権は、消費税8%増税は社会保障のためと言っていたが、
社会保障費の自然増も見直し、介護・医療・年金・生活保護を切り下げようとし
ている。このような社会保障の切り下げと負担増に対し、どのような認識をもっ
ておられるか
イ 特に介護報酬の2.27%引き下げは、介護の現場で低賃金と人手不足を加速させ
るものである。また特養ホームの基本報酬は6%もの大幅な引き下げである。そ
の結果、事業の縮小や閉鎖が心配され、その結果介護難民が増える事態となって
しまうのではないか。市長はこのような影響をどう認識し対応するか。国に対し
介護報酬引き下げを中止することを求めたいがどうか
ウ 一般会計繰り入れを行い高い介護保険料の引き下げをすることはどうか
エ 国民健康保険事業特別会計は、保険給付費の増大により、一般会計から基準外
の繰りだしをおこなうとのことだが、高すぎる国保税を引き下げるために、藤枝
市と同じ国保税率にすること、さらに子どもの均等割を軽減して国保税の引き下
げをすることはどうか
(4) 津波防災対策について
ア 焼津漁港の津波対策は、「焼津漁港津波対策検討委員会」で議論しているとの
ことだがどこまで進んでいるか。また、市全体では南海トラフ巨大地震(レベル
2)に対する津波対策・液状化対策はどうか
イ 災害時の情報伝達は、同報無線のデジタル化を行うようだが、防災ラジオの普
及やFM局の開設についてはどうなっているか
ウ 津波避難に関わる空白区域の解消を進めるということだが、小川新町はどうか
(5) 平和教育について
ア 平和教育の推進では、新たに「焼津平和文化賞」を設けるとのことだが、審査
員の選任や内容はどうなるのか。
イ 今年は広島・長崎の被爆 70年の年。核不拡散条約(NPT)再検討会議も5年ぶ
りに開催される。焼津市の役割として、「ビキニ被災の全容解明」と「被害者救
済」の支援についてどうか
ウ 「核兵器禁止条約の交渉開始を求める」国連総会決議から、焼津市として交渉
開始を強く訴えていくことはどうか
(6) 水産漁業と観光について
ア 豊かな地域資源や恵まれた地理的特性を活かしてくとのことだが、建設当時日
本一深く、日本一古い1000年以上前の水を取水していた687mの駿河湾海洋深層水
の管が壊れたままである。県に早期改修を求められたいがどうか
イ 企業や観光客を誘致し、観光イベントも関連づいた取り組みを実行するとのこ
とだが、焼津の玄関口となる焼津駅、その南口トイレにはトイレットペーパーが
設置されていない。これでは観光客に失礼ではないか。管理者のJRが設置しない
ならば、観光客増を求める焼津市として、駅南に公衆便所の整備をする必要があ
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るのではないか
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