Urawa Gakuin High School Formal Homepage Topics 野球部 甲子園で 王座奪還へ挑む!! 弥 生 の 浦 学 International culture ★ 国際教養の浦学 Life skill education ★ ライフスキル教育の浦学 2015.3.7 ★ vol. 70 平成27年3月2日(月) 、本校体育館にて生徒活動部主催の「卒業記念講演会」が開催された。講師として、株式 会社植松電機専務取締役兼株式会社カムイスペースワークス代表取締役の植松努氏をお招きし、 「思うは招く 夢があ ればなんでもできる」の題目のもと、可能性を広げることの大切さと、夢を諦めないことの大切さについてお話しい ただいた。 植松氏は、自身の生い立ちから趣味、仕事、仲間との出会い、そして今、たくさんの経験をもとに、本校を巣立つ 卒業生に、ユニークかつ心に響く熱いメッセージを届けてくれた。まるで、生徒の期待に満ちた未来の裏に隠れた心 の不安を溶かしていくように感じた。講演を聞いた生徒は、これからの新しい未来を、ポジティブな気持ちで挑戦し ていこうという清々しい気持ちになれたのではないだろうか。失敗を恐れず、自身の可能性を広げ、それぞれの選ん だ道を諦めずに歩み進んでほしい。もしも、迷いが生じたり辛くなったときは、今日の講演を思い出し、諦めず明日 への活力に変えて欲しいと願う。 植松氏の言葉の一部を紹介する。 ◆自分なんてどーせ無理なんて言わずに、夢をたくさん持って努力し、考える人間になろう! 夢は一つよりたくさんあった方がよい。一つ上手くいかなくても大丈夫。中途半端で何もしない・できないより全然いい。出来ないと思い込むと 出来ることもできなくなる。やったことがないことをやることは、自信につながる。人は、小さな自信があるだけで優しくなれる。一生懸命、そ して好きなことをやめずに色んなことに挑戦してみよう。 ◆読書をしよう! 本(漫画でも可)には、人間の努力と命が詰まっている。伝記には、辛い時の乗り越え方が書いてある。勉強すればするほど能力が身に付く。 ◆失敗をせめてはならない。 失敗は成功のためのデータとして、失敗 = なんでだろう? だったらこうしてみたら?と考え、力に変えよう! ◆人との出会いには意味がある。 人は、足りないから助けあうことができる。足りない自分を恥ずかしがったり、マイナスに思わずに。 ◆夢 = 感動すること 感動 = ローマ字変換 → CAN DO! キミならできる! やりたいことは、やったことがある人と仲良くなればできる。夢は人に話し、出会うチャンスを広げよう!恐れずに一生懸命話すことが大切。 植松氏が、自らのブログに「800人もの卒業生」というタイトルのもと、コメントをしてくれた。 【引用 : 植松 努 先生のブログ ~2015-03-03「800 人もの卒業生」より~】 【URL : http://tsutomu-uematsu.hatenablog.com/ 】 800人もの卒業生 昨日は、埼玉(いまこの漢字つかわないのかな?)の 浦和学院高校さんに行ってきました。 3年生だけで、800人。 クラスは「X(エックス)」まであったような・・・ 対応してくださった先生方は、朗らかで、親切で、優しいです。 ということで、 生徒も、当然のように、朗らかで、親切で、優しいです。 僕がよいと思う学校の特徴として、 普段はざわざわ、でも、マイクのスイッチ音だけで、ぴたりと静寂。 というのがあります。 この学校も、まさにそうでした。 なぜ、これをいいと思うのか? それは、「静かにしろ!」という命令に服従させるのではなく、 「静かにしたら、情報を得られる。」 「静かにしたら、いいことがある。」 という、理由をしっかり伝える指導がおこなわれていると思えるからです。 これは、勉強にしても同じです。 「勉強しろ!」では、「なぜ勉強しなければいけないのか?」という疑問が生まれます。 それに対して「勉強するのは当たり前だろ!」 「勉強しないと、成績が悪くなるだろ!」 「勉強しないと、進学できないだろ!」 「勉強しないと、いい会社に入れないだろ!」 「勉強しないと、負け犬になるぞ!」 というような脅迫的回答では、「なぜ?」は埋まりません。 人間は、納得できないと、行動できません。 それを、命令や支配によって行動を強制すると、 命令されないと行動できない人間になる可能性が高いです。 こういう朗らかな学校に共通しているのは、 講演のあとに、すぐさま、facebook や Twitter で 美しい文章で、上手に自分の心を表現した素晴らしい文章が届くことです。 彼らは、自分を表現する言語能力にも優れています。 彼らは、自由を制御し、科学を使いこなしています。 残念ながら、少なからずの学校で「ネットは危険!」=「だから、やらないほうがいい」という 指導をしてしまうことがあります。担当の先生が、ネットなどを有効に使えていないと顕著です。 でも、社会に出たら、ネットが必須の職業もありますし、もう、ネットを制限する大人もいません。 「危ないから、やらない」でしまった子達は、 社会に出てから、仕事で苦労したり、ネットでひどい目にあってしまうことが少なくないです。 同じ現象は「カード」についても言えると思います。 以前にも書きましたが、 否定や禁止はアドバイスではありません。 本当のアドバイスは、新たな情報を足し込むことだと思います。 あの朗らかで、活動的な彼らと、関わりを持てたことが、 本当に嬉しいです。 彼らの前途に、may the force be with you. 昨日は、北海道はすごい強風でした。 飛行機も、そうとうドリフトしながらの着陸でした。 (着陸時の滑走路を映す画面に、滑走路が右端に映ってましたから、かなりのβ(偏向角)のま までの着陸だったようです。着陸してくれて、本当にありがとうです。機長さんに感謝です。) 帰り道の運転も、猛烈な地吹雪のなかでしたが、 無事に帰って来れました。 今日の赤平は、穏やかです。
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