戦後 70 年目の「3.13」を迎えるにあたって ~ピ-スおおさかをご支援いただいている皆様へのメッセ-ジ~ 平素は、当財団の運営に御支援、御協力をいただいていますことに心より感 謝申し上げます。 私たち大阪府民・市民にとって忘れることのできない日、また忘れてはなら ない日、それは、「3.13」第一次大阪大空襲の日です。今年は、戦後 70 年と いう節目の年であり、格別の思いを抱きながら、この日を迎えようとしていま す。 太平洋戦争末期、大阪は 50 回を超える空襲に見舞われ、多数の方が犠牲とな り、街は壊滅状態となりました。うち大規模な空襲が 8 回ありましたが、その 第一次となるのが、終戦の年 1945(昭和 20)年 3 月 13 日深夜から翌 14 日未明に かけての大空襲です。この日だけで、4665 名(行方不明の方含む)の方々の尊い 命が奪われました。空襲により亡くなられた方々に、御遺族並びに関係者の皆 様方とともに、心より追悼の意を表しますとともに、平和への思いを新たにし ているところです。 今春、ピ-スおおさかは、装い新たにスタ-トいたします。戦争の悲惨さと 平和の尊さを次の世代に伝えていくという使命を果たすべく、今後とも、展示 を中心に諸事業に取り組んで参りますので、引き続き当財団の運営に対する皆 様方の御理解、御支援をお願いするしだいです。 なお、ピ-スおおさかでは、大阪府民・市民が平和を願う日として、毎年「3. 13」を中心に、平和祈念事業を開催するなど取り組みを進めてきました。 しかし、今年は、開館以来初となる展示リニュ-アル工事に伴う休館中である ことから、事業の実施がかないません。そのため、次のとおり、大阪空襲死没 者を追悼し平和を祈念する場である「「刻(とき)の庭」」へ入館し献花していただ けるようにいたしますので、何卒御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 2015(平成 27)年 3 月 3 日 公益財団法人大阪国際平和センタ- 代表理事 金児 曉嗣 記 ■期 間:2015(平成27)年3月14日(土) 午前10時~12時 ■場 所:ピ-スおおさか 1F 中庭 「刻の庭」 *正面入り口(2F)からの入館になります。 ■入館料:無料
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