(異文化理解)型 (PDF形式、4.36MB)

1日目
移動~ホテル到着~ビエンチャンでの打ち合わせ
8時半、大阪国際空港(伊丹)に集合
ラオス神戸大学同窓会のリーさんの
送迎でホテルへ
ビエンチャン市内へは約15分ほど
17時半、ラオス到着
気温は35度ほどで蒸し暑い
ホテルのロビーにて
日本人サラリーマン風の人も多くみかけた
2日目
ラオス国立大学
ラオス国立大学は学内に道路が走り、芝生
も整備されている
現在16名の神戸大学卒業生が教員として勤
務している
学生達によるキャンパスツアーの途中、
大教室に入れていただいた
キャンパスは5つあり、とても広大である
International Relationsの事務所を訪問
理事のワヤコーン氏からラオス国立大学の
概要について伺う
食堂も広く、多種多様な料理を選ぶことが
できる
ランチタイムは多くの学生で賑わっていた
2日目
ラオス日本センター
ラオス日本センターでは、事前研修会で学
生が作成した神戸大学や日本の文化、経済
等についてプレゼンを行った
学生交流では、日本に関心の高い学生が
多いこともあり、多くの質問があった
こちらからも、教育や日常生活について
率直な意見を伺うことができた
留学生センター出版の日本語教材を寄贈
ラオス日本センター(Laos/Japan Human
Resource Development Institute)前にて
記念撮影
3日目
JICA訪問
オフィス前にて
午後、MAJAセンターを訪問。
郊外のビル2階にある。
市内にあるJICAオフィス
現在職員は41名、うちラオス人スタッフが20名。
49の少数民族からなる多民族国家のラオスでは、
言語の違いによって行政やサービスの行き渡り
が難しい
日本は長期にわたって支援を行っており、2010
年には外交関係樹立55周年を迎えた
職員の金井氏、前納氏からJICAの活動と
ラオスの現状についてレクチャーを頂く
JICAでの取り組みだけでなく、海外で働
きながら子育てもしているお二人の体験
は新鮮であった
3日目
JETRO訪問
所長の柴田氏、アドバイザーの山田氏と面談
山田氏は日本商工会議所の所長も兼任
7月に発足したばかりのJETRO事務所の入るビル
JETROは日本の中堅中小企業の海外進出の支援
だけでなく、地域経済の活性化や雇用の創出も
ミッションに据えている
ラオスは電力が豊富で、人件費も土地も安価な
反面、途上国ならではの法律の急な変更等もあ
り、商工会議所等と一丸となってラオス政府と
の交渉を行っている
職員の方々と集合写真
東南アジアの東西・南北経路が走るラオ
スは、今後更なる発展と成長が見込まれ
ており、JETROへの相談も日増しに増え
ていくことだろう
4日目
LAO MIDORI
市内から車で約1時間ほどの郊外にあるLAO
MIDORIの工場
ライン工程を終え、完成品は主に日本に輸
出されている
ラオスでは最低就業年齢が14歳の為、若い
女性の姿も多くみられた
昨今はメディア取材も増えているとのこと
工場長の遠藤氏(写真中央)から現状のヒアリング
タイプラスワンとしてのラオスの経済的魅力だけ
でなく、急な課税などによる政府との摩擦など、
今後の課題についても多く伺った
タームごとの目標数値と現状数値が表示さ
れている
写真のようになかなか目標に達することは
困難だが、最近は徐々に改善されてきてい
るとのこと
4日目
KB YAGI LAO
LAO MIDORIから車で3分ほどの距離にあ
るKB YAGI LAOの工場
また、アパレルメーカーである日系企業の
ヤマキの工場もすぐ近くにある
所長のシン氏(写真中央)と面談
地道な人材育成やイベントの開催などが功
を奏し、ラオスでも屈指の低離職率の企業
となっている
工場内の様子
ラインに沿って、効率的に縫製作業が進
められている
検品を終え、完成したスーツは主に日本に
輸出されている
5日目
LAO TOYOTA
ビエンチャン市内にあるLAO TOYOTA
外見・内装ともに日本とはそう変わらない
玄関に展示されていた、購入者の記念写真
こういった顧客満足度を向上させる取り組
みが、トップシェアを維持する秘訣とのこ
とだ
マネージャーのインサウォン氏から市場状況
等について英語でレクチャーを受ける
攻勢強い韓国企業の進出に対し、顧客育成や
サービスの向上、広報の強化を行っていると
のこと
社内に貼られていたスローガンに
は、やはり「KAIZEN」の文字が
5日目
ラオス同窓会 情報交換会
ラオスでは今、フットサルがさかんとの
ことで、我々も見学させてもらう
同窓会長のパンパキット氏から、イン
ターンシップの修了証を頂いた
情報交換会会場にて
ラオス伝統料理を頂きながら歓談中
ラオス神戸大学同窓会メンバーとともに、
同窓会旗の前での記念撮影
6~7日目
国立博物館・寺院訪問
黄金色に輝くタートルーアン
ワットホーパケオ寺院内の仏像群
450年もの歴史を持つ寺院で、
観光客も多く訪れていた
タートルーアンの巨大な寝大仏
ラオスの仏像は穏やかな顔をしているも
のが多い
ラオス国立博物館を見学
戦争の歴史から少数民族の文化まで、充
実した展示がされていた
8日目
COPE
(Cooperative Orthotic and Prosthetic Enterprise)
義手・義足支援NGO『COPE』を訪問
ラオスは人口一人当たりの落とされた爆
弾の量は世界一で、今なお不発弾の脅威
にさらされている
敷地内にはリハビリ施設も併設されており、
訓練に励む人の姿も見られた
雨のように降ってくるクラスター爆弾の
展示
実物ならではの恐怖感を覚える
メッセージボードには世界各国の言葉が
見られた
9日目
移動~ルアンパバーン教員養成大学
飛行機で首都ビエンチャンから、かつて
ラオスの都であったルアンパバーンへ移
動。自然に囲まれ、街全体が世界遺産に
指定されている
キャンパス内には寮やスポーツコート等が
あり、授業を終えた学生たちがスポーツを
楽しんでいる様子を見ることができた
ルアンパバーン教員養成大学の外国語学
部を訪問
先生方から学生たちの進路やラオスの教
員不足の実情についてお話を伺った
夕方になると、まちの道路にはテントが並
びナイトマーケットが始まる。伝統工芸品
や民族衣装、Tシャツなどのお土産品を買
う観光客でにぎわっていた
10日目
ルアンパバーン小学校・ルアンパバーン国立博物館
ルアンパバーン小学校の5年生のクラス
を訪問
折り紙で花・かぶと・折り鶴の作り方を
教えながら子どもたちと交流をした
博物館を見学
館内にはかつての王様が使っていた家具や
きらびやかな衣装、周辺国からの贈答品な
どが展示されていた、
子供たちはとても素直で人なつっこい
折り紙レクチャーを通してあっという間
に人気者になった
現地の人々が訪れるマーケットに足を運
んだ
所狭しと並ぶテントでは野菜、果物、生
肉や日用品などが売られており、日本で
はなかなか見られない光景だった
11日目
モン族村・クアンシーの滝
街から山間に向かって車でしばらく移動
し、モン族村を訪問
村の女性が布を織る様子を見せてくれた
村に入ると小さな子どもたちがたくさん
近寄ってきてかわいい
伝統的な衣装を着て、訪れる環境客にお土
産品を「買ってください」とお願いする女
の子
クアンシーの滝は水量が多く、迫力ある
景色を見ることができた
12日目
パーノム村・シャンハイ村・パクウー洞窟
織物が盛んなパーノム村
村のいたるところで、美しい柄のシン
(ラオスの女性の民族衣装)やスカーフ
が売られていた
モーター付きの小さなボートに乗り込み、
メコン川対岸にあるパクウー洞窟を目指す
シャンハイ村では酒造りが行われており、
現地でお酒を買うこともできる
洞窟内には大小様々な仏像が数多く並べ
られており、圧巻
13日目
朝の托鉢・CCC:子ども文化センター
早起きをして朝の托鉢の様子を見に行っ
た。オレンジ色の服を着たお坊さんが列
になってまちを歩いていく。小学生ほど
のお坊さん見習いたちの列も見られた
地域の人々は、もち米やおかずなどを用
意し、肩にかついて売り歩いていた
子ども文化センターを訪問
小学校から高校生ほどの子どもたちが、
民族ダンスや楽器の演奏、工作などの活
動を行っている
子ども文化センターでは折り紙レク
チャーとバルーンアートを行った
皆で輪になって、和気あいあいとした雰
囲気
14日目
インターンシップ最終日
『ラオスの地に立ち、ASEANの動きを肌で感じる現場
で世界の動きを見聞し、多様な気づきから異文化理解
を深化させる』という目的を、全ての参加学生が達成
することができた。
ーご協力いただいた多くの方々に、お礼を申し上げますー