別紙6(PDF:468KB)

入院収益の改善策
1
入院収益の状況
平成26年度決算見込
平成27年度プラン
青葉
5,426百万円
海浜
5,250百万円
合計
10,676百万円
→
青葉
6,590百万円
海浜
6,298百万円
合計
12,888百万円
※平成26年度決算見込みは、12月の入院収益まで反映した。
増額
2,212百万円
2
収益改善策
効果額合計
2,055百万円(①+②+③)
約20億円の入院収益の改善のためには、病床利用率を改善させる必要があるが、その為に必要な取り組み以下のとおりである。
※病床利用率が1%改善すると、約1.6億円の収益増となる。
(380 床+287 床)×365 日×65 千円×1%=158,246 千円
なお、1 か月あたり、救急患者を 5 人、初診外来患者を 33 人、合計 38 人の増加で、病床利用率は 1%改善する。
①青葉病院の病棟集約の解除
ア
改善額
イ
671百万円
45床
365日
×
×
9か月
÷ 12か月 ×
7月に完全集約解除
課題に対する取り組み
83.8%
× 65千円
=
671百万円
プラン単価
プラ ン 利用率
夜勤に従事できる看護師を確実に確保・育成するため、平成 29 年度までの増員計画を策定した。
②救急患者の積極的受け入れに伴う入院患者の増加
ア
改善額
467人
179百万円
50.7%
×
救急患者の増
イ
入院率
×
11.6日 × 65千円
プラン平均在院日数
179百万円
=
※両病院の 1 日当たり救急患者の増は1.3人となる。
プラン単価
課題に対する取り組み
他の近隣中核病院に比べ青葉病院の昼間の救急搬送が少ない現状を踏まえ、青葉病院の救急受け入れのシステムを病院内で検
討し、昼間の救急患者受け入れ件数を増加させる。
③紹介患者を含む初診外来患者の積極的受け入れに伴う入院患者の増加
ア
改善額
(3,916人
- 467人) ×
46.3%
初診患者の増
救急患者の増
入院率
イ
※両病院の 1 日当たり初診患者の増は10.7人となる。
1,205百万円
×
11.6日 × 65千円
プラン平均在院日数
=
1,205百万円
プラン単価
課題に対する取り組み
・病診連携と役割分担という国の医療政策の方向性と、外来対応時間の延長による入院患者に対する治療への影響、医師の負担等
を考慮し、紹介のない初診患者を抑制する傾向にあったが、両病院の外来診療体制の見直しも含め、紹介患者を中心とした初診患
者の積極的な増加策を講じる。
(紹介患者の具体的増加策)
両市立病院の紹介元医療機関の状況(平成25年度実績)
「両市立病院を必要とする診療所からの紹介
青葉病院
患者は断らない」という方針を市内診療所に確
実に伝えるため、医師による診療所訪問を強化
する。
【訪問実績】(25 年 4 月から 27 年 1 月までの実績)
青葉病院:52 件
市内
年100人以上の紹介実績
のある医療機関の数
年10~99人の紹介実績
のある医療機関の数
合 計
海浜病院:11 件
主な紹介元診療所
合計
市内
市外
合計
14
0
14
13
0
13
189
30
219
128
19
147
203
30
233
141
19
160
矢澤内科医院(中央区)
まくはり診療所(花見川区)
みやこ整形外科クリニック(中央区)
あいおいクリニック(美浜区)
たて産婦人科(若葉区)
玉井こどもクリニック(美浜区)
こいで内科消化器科クリニック(中央区)
小林こどもクリニック(花見川区)
あすみが丘内科クリニック(緑区)
あかねこどもクリニック(美浜区)
※市内医療機関数:730(病院:48 診療所:682)
最も適した診療科の医師を連携の窓口とする。
市内医療機関数に対する両病院の連携医療機関数の割合
院
症状、地理的状況などに応じて、それぞれの状況に
病
※医療機関ごとに紹介実績を分析し、紹介患者数、
市外
海浜病院
青葉病院:27.8% 海浜病院:19.3%
局
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