製 造 請 負 契 約 書

収 入 印 紙 貼 付 欄
1万円未満 非課税
100万円以下
200円
100 万円を超え200万円以下
400円
200 万円を超え300万円以下
1千円
300 万円を超え500万円以下
2千円
500 万円を超え1千万円以下
1万円
1 千万円を超え5千万円以下
2万円
5 千万円を超え1億円以下
6万円
製 造 請 負 契 約 書
1
物 品 名
2
納入場所
3
工
期
4
数
量
5
単
価
6
金
額
7
請負代金額
自 平成
年
月
日
至 平成
年
月
日
うち取引に係る
消費税及び地方
消費税の額
※「取引に係る消費税及び地方消費税の額」は、消費税法第 28 条第1項及び第 29 条、地方税法第 72 条
の 82 及び第 72 条の 83 の規定により算出したもので、
請負代金額に 108 分の 8 を乗じて得た額である。
8
9
契約保証金
上記の製造について、発注者と受注者とは、各々の対等な立場における合意に基づい
て、次の条項によって製造請負契約を締結し、信義に従って、誠実にこれを履行するも
のとする。
本契約の証として、本書2通を作成し、当事者記名押印の上、各自1通を所有する。
平成
年
月
日
発注者
千葉市中央区千葉港 1 番 1 号
千 葉 市
千葉市長
熊 谷 俊 人
印
受注者 住所(所在地)
商号又は名称
代
表
者
印
(総 則)
ない特別の状態が生じたこと。
第 1 条 発注者及び受注者は、契約書記載の製造の請負契約に関し契約
2 前項の事実が発注者と受注者との間において確認された場合において、
書に定めるもののほか、別添仕様書等に基づいて、これを履行しなけれ
必要があると認められたときは、製造内容の変更又は仕様書の訂正を行
ばならない。
わなければならない。
(工程表及び請負代金内訳書)
3 前項の規定により、製造内容の変更又は仕様書の訂正がなされた場合
第 2 条 発注者は、必要があるときは、受注者に対して工程表及び請負
においては、次条第2項の規定を準用する。
代金内訳書の提出を求めることができる。
(契約の変更)
(権利義務の譲渡等)
第 12 条 発注者は、受注者が製造物の引き渡しを完了するまでは、仕様書
第 3 条 受注者は、この契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡
等を変更することができる 。
し、又は承継させてはならない。ただし、発注者の書面による承諾を得
2 前項の場合において、請負代金額、工期その他契約に定める条件を変
た場合はこの限りではない。
更する必要があるときは、発注者が受注者と協議して定める。
2 受注者は、製造の目的物(以下「製造物」という。
)を第三者に譲渡、
3 発注者は、第1項に定めるもののほか、工期、納入場所その他契約に
貸与し、又は抵当権その他の担保の目的に供してはならない。ただし、
定める条件を、受注者と協議して変更することができる。
発注者の書面による承諾を得た場合はこの限りではない。
(発注者の請求による工期の短縮等)
(一括委任又は一括請負の禁止)
第 13 条 発注者は、
特別の理由により、
工期を短縮する必要があるときは、
第 4 条 受注者は、製造物の全部または大部分を一括して第三者に委任
受注者に対して書面をもって工期の短縮を求めることができる。この場
し、又は請負わせてはならない。ただし、あらかじめ発注者の書面によ
合における短縮日数は、発注者と受注者とが協議して書面をもって定め
る承諾を得た場合はこの限りではない。
なければならない。
(受任者又は下請負者の通知)
2 発注者は、この契約の他の条項の規定により工期を延長すべき場合に
第 5 条 発注者は受注者に対し受任者又は下請負者の名称、
代表者氏名、
おいて、特別の理由があるときは、受注者と協議のうえ通常必要とされ
その他必要な事項の通知を求めることができる。
る工期の延長を行なわないことができる。
(秘密の保持)
3 前2項の場合において、必要があると認められるときは、発注者と受
第 6 条 受注者はこの契約により知り得た発注者の秘密を外部に漏らし
注者とが協議して請負代金額を変更しなければならない。
たり又は他の目的に利用してはならない。
(受注者の請求による工期の延長)
(特許権の使用)
第 14 条 受注者は、
天災地変その他の不可抗力により製造物を工期内まで
第 7 条 受注者は、この契約の履行につき、製造物の施工方法及び製造
に納入できないときは、発注者に対して遅滞なく、その理由を明らかに
に使用する材料の全部又は一部について、特許権その他第三者の権利が
した書面を提出し、工期の延長を求めることができる。
設定されている場合において、その実施等につき第三者から異議の申し
2 発注者は、前項の申請があったときは、その事実を審査し、正当と認
出があったときは、すべて受注者の負担及び責任で解決しなければなら
めるときは、
受注者と協議のうえ、
工期の延長日数を定めるものとする。
ない。
(一般的損害等)
(材料の品質等)
第8条
第 15 条 製造物の引渡し前に製造物又は添付物品について生じた損害は、
製造物に使用する材料につき、
仕様書等にその品質が明示され
受注者の負担とする。ただし、その損害のうち発注者の責めに帰すべき
ていないものは、中等以上の品質を有するものとする。
事由により生じたものについては、発注者がこれを負担する。
2 受注者は、仕様書等に発注者の検査を受けて使用すべきものと明示さ
(第三者に及ぼした損害)
れた材料については当該検査に合格したものを使用しなければならない。
第 16 条 製造物の施工について第三者に損害を及ぼしたときは、
受注者が
(支給材料及び貸与品)
第9条
その損害を賠償しなければならない。
発注者から受注者への支給材料及び貸与品
(以下
「支給材料等」
ただし、その損害のうち発注者の責めに帰すべき事由により生じたも
という。
)の品名、数量、品質、規格又は性能、その他必要な事項につい
のについては、発注者がこれを負担する。
ては、仕様書等の定めるところによる。
(請負代金額の変更に代える製造内容の変更)
2 発注者は支給材料等を、受注者の立会のうえ検査して引き渡さなけれ
第 17 条 発注者は、第 11 条から第 13 条まで又は第 15 条の規定により、
ばならない。この場合において、当該検査の結果、その品名、数量、品
請負代金額を増額すべき場合において特別の理由があるときは、請負代
質、規格又は性能が仕様書等の定めと異なり、又は使用に適当でないと
金額の増額の全部又は一部に変えて製造内容を変更することができる。
認めたときは、受注者は遅滞なく書面をもってその旨を発注者に通知し
この場合において変更すべき内容は、発注者と受注者とが協議して定め
なければならない。
る。
3 受注者は、支給材料等の引き渡しを受けたときは、遅滞なく発注者に
(中間検査)
受領書又は借用書を提出しなければならない。
第 18 条 受注者は、
製造物の品質等に関し、
発注者が必要と認めるときは、
4 受注者は、支給材料等を善良な管理者の注意をもって保管しなければ
引き渡しの前に発注者の検査を受けなければならない。
ならない。
2 発注者は、必要があると認めるときは、製造物を分解し、破壊し、又
5 受注者は、製造物の完成、契約内容の変更若しくは契約解除等によっ
は試験することができる。
て不用となった支給材料等を仕様書等に定めるところにより、発注者に
3 受注者は、発注者の中間検査に立ち会わなければならない。
返還しなければならない。
4 受注者は、正当な理由がなく、発注者の中間検査に立ち会わなかった
6 受注者は、
故意又は過失により支給材料等を滅失し、
若しくはき損し、
場合は、検査の結果について異議を申し出ることができない。
又はその返還が不可能となったときは、発注者の指定した期間内に代品
5 中間検査の実施期日及び場所は、発注者と受注者とが協議のうえ定め
を納め、若しくは現状に復し、又は損害を賠償しなければならない。
る。
(仕様書不適合の場合の改造義務)
6 受注者は、検査の期日までに、当該検査に係る準備を完了しなければ
第 10 条 受注者は、製造の施工が仕様書に適合しない場合において、発注
ならない。
者がその改造を請求したときは、これに従わなければならない。
7 検査に直接必要な費用(製造物の破壊等による損失を含む。
)は、受注
(条件変更等)
者の負担とする。ただし、検査員の故意又は過失により過分の費用を要
第 11 条 受注者は、製造の施工に当り、次の各号のいずれかに該当する事
した分については、この限りではない。
実を発見したときは、直ちにその旨を発注者に通知し、その確認を求め
(検査及び引渡し)
なければならない。
第 19 条 受注者は、製造物が完成したときは、その旨を発注者に通知しな
(1) 仕様書の表示が明確でないこと。
ければならない。
(2) 仕様書で明示されていない施工条件について予期することのでき
2 発注者は、前項の規定による通知を受けたときは、その日から起算し
2
て 10 日以内に受注者の立会のうえ製造物の完成を確認するための検査
第4項までの審決(原処分の全部を取り消す審決を除く。
)を行った
を完了しなければならない。
とき(同法第 77 条第1項の規定による審決の取消しの訴えが提起さ
3 前項の検査については、
前条第2項から第7項までの規定を準用する。
れたときを除く。
)
。
4 発注者は、前項の検査によって製造物の完成を確認した後、受注者が
(6) 受注者に対してなされた違反に係る審決に対し、受注者が独占禁
引渡しを申し出たときは、直ちに当該製造物の引渡しを受けなければな
止法第 77 条第1項の規定により審決の取消しの訴えを提起し、その
らない。
訴えについて請求棄却又は訴え却下の判決が確定したとき。
5 受注者は、製造物が第2項の検査に合格しないときは、直ちに修補し
(7) 受注者(受注者が法人の場合にあっては、その役員又はその使用
て発注者の検査を受けなければならない。この場合においては、修補の
人)が、刑法(明治 40 年法律第 45 号)第 96 条の6又は第 198 条の
完了を製造の完成とみなして前4項の規定を適用する。
規定に該当し、刑が確定(執行猶予の場合を含む。以下同じ。
)した
(請負代金の支払い)
とき。
第 20 条 受注者は、
前条第2項の検査に合格したときは書面をもって請負
(8) 前7号に掲げる場合のほか、この契約に違反しその違反によりこ
代金の支払いを請求することができる。
の契約の目的を達することができないと認められるとき。
2 発注者は、前項の規定による請求を受けたときは、その日から起算し
2 発注者は、前項の規定によりこの契約を解除したときは、製造物の出
て 30 日以内に請負代金を支払うものとする。
来形部分を検査のうえ当該検査に合格した部分の引渡しを受けるものと
3 発注者は前項の期間内に請負代金を支払うことができないときは、前
し、当該引渡しを受けたときは、当該引渡しを受けた出来形部分に相応
項の期間満了の日の翌日から支払いをする日までの日数に応じ、当該未
する請負代金を支払わなければならない。
払額につき、政府契約の支払遅延防止等に関する法律(昭和24年法律
3 受注者は、
第1項の規定によりこの契約が解除された場合においては、
第256号)第8条第1項の規定に基づき財務大臣が決定する率を乗じ
請負代金額(契約締結後、請負代金額の変更があった場合には、変更後
て計算した額の遅延利息を受注者に支払うものとする。
の請負代金額。
)の 10 分の1に相当する額を違約金として発注者の指定
(部分払)
する期間内に支払わなければならない。
第 21 条 受注者は、発注者があらかじめ分割して、製造物を納入すること
(談合その他の不正行為に係る賠償額の予定)
を指示した場合には、分割納入した当該製造物に係る代金を請求するこ
第 26 条 受注者は、この契約に関して第 25 条第4号から第7号までのい
とができる。
ずれかに該当するときは、
発注者がこの契約を解除するか否かを問わず、
2 前項の規定により、分割して製造物を納入する場合には、分割して履
かつ、
発注者が損害の発生及び損害額を立証することを要することなく、
行する各々の製造物について、この契約の各規定を準用する。
請負代金額(契約締結後、請負代金額の変更があった場合には、変更後
(請負代金額の減額等)
の請負代金額。
)の 10 分の 2 に相当する額の賠償金を支払わなければな
第 22 条 発注者は、第 19 条第2項の検査の結果、受注者が納入した製造
らない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、この限りでは
物に軽微な瑕疵があった場合において使用上支障がないと認めるときは、
ない。
相当額を請負代金額から減額のうえ、これを採用することができる。
(1) 第25条第1項第4号、
第5号又は第6号に該当する場合において、
(瑕疵担保)
確定した命令又は審決の対象となる行為が独占禁止法第2条第9項
第 23 条 発注者は製造物に瑕疵があるときは、
受注者に対して相当の期間
に基づく不公正な取引方法(昭和 57 年6月 18 日公正取引委員会告示
を定めて、その瑕疵の修補を請求し、又は修補に代え、若しくは修補と
第 15 号)第6項に規定する不当廉売の場合その他発注者が特に認め
ともに損害の賠償を請求することができる。
る場合。
2 前項の規定による瑕疵の修補又は損害賠償の請求は、
第 19 条第 4 項の
(2) 第 25 条第1項第7号のうち、受注者(受注者が法人の場合にあっ
規定による引渡しを受けた日から1年以内にこれを行なわなければなら
ては、その役員又はその使用人)が、刑法第 198 条の規定に該当し、
ない。ただし、その瑕疵が受注者の故意又は重大な過失により生じた場
刑が確定したとき。ただし、受注者について同法第 96 条の6の規定
合には、この限りではない。
に該当し、刑が確定したときを除く。
(履行遅滞の場合における損害)
2 独占禁止法第 7 条の 2 第 1 項(同法第 8 条の 3 において準用する場合
第 24 条 発注者は、受注者の責めに帰すべき事由により、工期内に製造物
を含む。
)の規定に基づく課徴金の納付命令又は同法第 7 条若しくは第 8
を完成することができない場合において、工期経過後相当の期間内に完
条の 2 の規定に基づく排除措置命令(これらの命令が受注者又は受注者
成する見込のあるときは、受注者から損害金を徴収して工期を延長する
が構成事業者である事業者団体(以下「受注者等」という。
)に対して行
ことができる。
われたときは、受注者等に対する命令で確定したものをいい、受注者等
2 前項の損害金の額は、請負代金額につき遅延日数に応じ、年5パーセ
に対して行われていないときは、各名宛人に対する命令すべてが確定し
ントの割合で計算した額とする。
た場合における当該命令をいう。第 4 項第 2 号において同じ。
)により、
(発注者の解除権)
受注者等に同法第 3 条又は第 8 条第 1 号の規定に違反する行為があった
第 25 条 発注者は、
受注者がこの契約に関し次の各号のいずれかに該当す
とされた期間及び当該違反する行為の対象となった取引分野が示された
るときは、この契約を解除することができる。
場合において、この契約が、当該期間(これらの命令に係る事件につい
(1) その責めに帰すべき事由により、工期内又は工期経過後相当の期
て、公正取引委員会が受注者に対し納付命令を行い、これが確定したと
間内に製造物を完成する見込みがないと明らかに認められるとき。
きは、当該納付命令における課徴金の計算の基礎である当該違反する行
(2) 正当な理由がないのに、製造に着手すべき時期を過ぎても製造に
為の実行期間を除く。
)に入札(見積書の提出を含む。
)が行われたもの
着手しないとき。
であり、かつ、当該取引分野に該当するものであるときにおいては、請
(3) 第3条、第6条又は第7条の規定に違反したとき。
負代金額の 10 分の 2 に相当する額の賠償金を支払わなければならない。
(4) 公正取引委員会が、受注者に対し私的独占の禁止及び公正取引の
3 この契約に関し、受注者の独占禁止法第 89 条第 1 項又は第 95 条第 1
確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号。以下「独占禁止法」とい
項第 1 号に規定する刑が確定したときにおいては、
請負代金額の 10 分の
う。
)第 49 条の規定による排除措置命令を行い、同法第 49 条第7項
2 に相当する額の賠償金を支払わなければならない。
若しくは第 52 条第5項の規定により当該命令が確定したとき、又は
4 この契約に関し、
次の各号に掲げる場合のいずれかに該当したときは、
同法第 66 条第1項から第4項までの審決(原処分の全部を取り消す
受注者は、発注者の請求に基づき、前 3 項に規定する請負代金額の 10
審決を除く。
)若しくは第 65 条若しくは第 67 条第1項の規定による
分の 2 に相当する額のほか、請負代金額の 100 分の 5 に相当する額を発
審決を行ったとき(同法第 77 条第1項の規定による審決の取消しの
注者の指定する期間内に支払わなければならない。
訴えが提起されたときを除く。
)
。
(1)第 2 項に規定する確定した納付命令における課徴金について、独占
(5) 公正取引委員会が、受注者に対し独占禁止法第 50 条の規定による
禁止法第 7 条の 2 第 8 項又は第 9 項の規定の適用があるとき。
課徴金の納付命令を行い、同法第 50 条第5項若しくは第 52 条第5項
(2)第 2 項に規定する納付命令若しくは排除措置命令若しくは刑法第 96
の規定により当該命令が確定したとき、又は同法第 66 条第1項から
条の 6 又は第 3 項に規定する刑に係る確定判決において、受注者が違反
3
行為の首謀者であることが明らかになったとき。
ないよう、個人情報を適正に取り扱わなければならない。
5 第 1 項から第 4 項までの規定は、この契約による履行が完了した後に
(秘密の保持)
おいても適用するものとする。
第2 受注者は、この契約による事務に関して知り得た個人情報をみだり
6 受注者は、契約の履行を理由として、第 1 項から第 4 項までの賠償金
に他人に知らせ、又は不当な目的に使用してはならない。この契約が終
を免れることができない。
了し、又は解除された後においても同様とする。
7 第 1 項から第 4 項までの規定は、発注者に生じた実際の損害額が賠償
(適正な管理)
金の額を超える場合において、超過分につきなお請求することを妨げる
第3 受注者は、この契約による事務に係る個人情報の漏えい、滅失、改
ものではない。受注者が賠償金を支払った後に、実際の損害額が賠償金
ざん及びき損の防止その他の個人情報の適切な管理のために必要な措置
の額を超えることが明らかとなった場合においても同様とする。
を講じなければならない。
第 27 条 発注者は、製造物が完成しない間は、第 24 条第1項に規定する
2 受注者は、この契約による事務に係る個人情報を適正に管理させるた
場合のほか、必要があるときは、この契約を解除することができる。
めに、個人情報管理責任者を設置し、発注者にその旨を報告しなければ
2 第 24 条第2項の規定は、
前項の規定によりこの契約を解除した場合に
ならない。
準用する。
3 受注者は、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)
3 発注者は、第1項の規定によりこの契約を解除した場合において、こ
第2条第3項に規定する個人情報取扱事業者に該当する場合には、同法
れにより受注者に損害を及ぼしたときは、その損害を賠償しなければな
の規定を遵守するとともに、
発注者にその旨を報告しなければならない。
らない。この場合において、賠償額は発注者と受注者とが協議して定め
(従事者への周知及び監督)
る。
第4 受注者は、この契約による事務に従事する者(以下「従事者」とい
(受注者の解除権)
う。
)を明確にしておかなければならない。
第 28 条 受注者は、次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解
2 受注者は、従事者に対し、在職中及び退職後においてもこの契約によ
除することができる。
る事務に関して知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ、又は不当な
(1) 契約の変更により、請負代金額が3分の2以上増減したとき
目的に使用してはならないことなど、個人情報の保護に関して必要な事
(2) 発注者の責めに帰すべき事由により、この契約を履行できない状
項を周知しなければならない。
態が相当の期間にわたり、受注者が重大な損害を受けるおそれがある
3 受注者は、従事者に対し、個人情報の違法な利用及び提供に関して条
と明らかに認められるとき。
例で規定する罰則が適用される可能性があることを周知しなければなら
(3) 発注者が、この契約に違反し、その違反により製造物を納入する
ない。
ことが不可能になったとき。
4 受注者は、従事者に対し、この契約による事務を処理するために取り
2 第 24 条第2項及び前条第3項の規定は、
前項の規定によりこの契約が
扱う個人情報の適切な管理が図られるよう、必要かつ適切な監督を行わ
解除された場合に準用する。
なければならない。この契約が終了し、又は解除された後においても同
(賠償金等の徴収)
様とする。
第 29 条 受注者がこの契約に基づく賠償金、
損害金又は違約金を発注者の
(収集の制限)
指定する期間内に支払わないときは、発注者は、その支払わない額に発
第5 受注者は、この契約による事務を処理するために個人情報を収集す
注者の指定する期間を経過した日から請負代金額支払いの日まで年 5 パ
るときは、当該事務を処理するために必要な範囲内で、適正かつ公正な
ーセントの割合で計算した利息を付した額と、発注者の支払うべき請負
手段により収集しなければならない。
代金額とを相殺し、なお不足があるときは追徴する。
(目的外の利用又は提供の禁止)
2 前項の追徴をする場合には、発注者は、受注者から遅延日数につき年
第6 受注者は、発注者の指示又は承諾があるときを除き、この契約によ
5 パーセントの割合で計算した額の延滞金を徴収する。
る事務に係る個人情報を当該事務を処理する目的以外の目的に使用し、
(疑義の解決)
又は第三者に引き渡してはならない。
第 30 条 この契約に関し、発注者と受注者との間に疑義を生じた場合は、
(複写等の禁止)
発注者と受注者とが協議のうえ解決するものとする。
第7 受注者は、発注者の指示又は承諾があるときを除き、この契約によ
(争訟の提起)
る事務を処理するために発注者から貸与された個人情報が記録された資
第 31 条 この契約に関する争訟の提起申立て等は、専属管轄を除くほか、
料等を複写し、又は複製してはならない。
発注者の所在地を管轄する裁判所に行うものとする。
(再委託の禁止等)
(契約外の事項)
第8 受注者は、この契約による事務を処理するための個人情報を自ら取
第 32 条 この契約に定めのない事項については、千葉市契約規則(昭和
り扱うものとし、第三者に取り扱わせてはならない。ただし、委託先及
40 年千葉市規則第3号)に定めるほか、必要に応じ発注者と受注者とが
び委託の範囲を発注者に対して報告し、あらかじめ発注者の書面による
協議して定めるものとする。
承諾を得た場合はこの限りでない。
(適用除外)
2 受注者は、前項ただし書の規定により個人情報を取り扱う事務を再委
第 33 条 この契約において、次の規定は適用しない。
託先に取り扱わせる場合には、この契約により受注者が負う義務を再委
(1) 第9条に規定する支給材料等に関する事項
託先に対しても遵守させるとともに、受注者と再委託先との間で締結す
(2) 第 21 条、第 25 条第 2 項、第 27 条第 2 項、第 28 条第 2 項に規定
る契約書においてその旨を明記しなければならない。
この場合において、
する部分払に関する事項
受注者は、発注者の貸与した個人情報並びに受注者及び再委託先がこの
契約による事務を処理するために収集した個人情報をさらに委託するな
(個人情報の保護)
ど、第三者に取り扱わせることを禁止しなければならない。
第 34 条 受注者は、
この契約による事務を処理するための個人情報の取扱
(作業場所の指定等)
いについては、別記「個人情報取扱特記事項」を遵守しなければならな
第9 受注者は、この契約による事務の処理については、発注者の庁舎内
い。
において行うものとする。ただし、発注者の庁舎外で事務を処理するこ
とにつき、当該事務を処理しようとする場所における個人情報の適正管
個人情報取扱特記事項
理の実施その他の措置について、あらかじめ発注者に届け出て、発注者
(基本的事項)
の承諾を得た場合には、当該作業場所において事務を処理することがで
第1 受注者は、個人情報の保護の重要性を認識し、この契約による事務
きる。
を処理するための個人情報の取扱いに当たっては、千葉市個人情報保護
2 受注者は、発注者の庁舎内においてこの契約による事務の処理を行う
条例(平成17年千葉市条例第5号。以下「条例」という。
)その他個人
ときは、発注者の指定する時間に実施するものとする。この場合におい
情報の保護に関する法令等を遵守し、個人の権利利益を侵害することの
て、受注者は、従事者に対して、その身分を証明する書類を常時携帯さ
4
せなければならない。
委任以降のすべての受任者を含む。
)
及び下請負人若しくは受任者が当該
契約に関して個別に契約する場合の当該契約の相手方をいう。
)
としない
ことを確約する。
(暴力団等排除に係る解除)
第3条 千葉市(以下「発注者」という。
)は、受注者が次の各号のいずれ
かに該当するときは、この契約を解除することができる。
(1)受注者が前条第1項各号に該当するとき。
(2)下請契約又は資材、原材料の購入契約その他の契約に当たり、その
相手方が前条第1項各号のいずれかに該当することを知りながら、当該
者と契約を締結したと認められるとき。
(3)受注者が、前条第1項各号のいずれかに該当する者を下請契約又は
資材、原材料の購入契約その他の契約の相手方としていた場合に、発注
者が受注者に対して当該契約の解除を求め、受注者がこれに従わなかっ
たとき。
2 受注者が協同組合及び共同企業体である場合における前項の規定につ
いては、その代表者又は構成員が同項各号のいずれかに該当した場合に
適用する。
3 受注者は、前2項の規定により契約が解除された場合は、違約金とし
て、契約金額の10分の1に相当する額を発注者が指定する期限までに
支払わなければならない。
4 契約を解除した場合において、契約保証金が納付されているときは、
発注者は、当該契約保証金を違約金に充当することができる。
5 発注者は、
本条第1項及び第2項の規定により契約を解除した場合は、
これにより受注者に生じた損害について、何ら賠償ないし補償すること
は要しない。
6 本条第1項及び第2項の規定により契約が解除された場合に伴う措置
については、契約の定めるところによる。
(不当介入の排除)
第4条 受注者は、契約の履行に当たり、以下の事項を遵守しなければな
らない。
(1)暴力団又は暴力団員から不当又は違法な要求並びに適正な履行を妨
げる行為(以下「不当介入」という。
)を受けたときは、毅然として拒否
し、その旨を速やかに発注者に報告するとともに、所轄の警察署に届け
出ること。
(2)受注者の下請業者が、暴力団又は暴力団員から不当介入を受けたと
きは、毅然として拒否し、受注者に速やかに報告するよう当該下請業者
を指導すること。また、下請業者から報告を受けた際は、速やかに発注
者に報告するとともに、所轄の警察署に届け出ること。
(不当介入排除の遵守義務違反)
第5条 発注者は、受注者が前条に違反した場合は、千葉市物品等入札参
加資格者指名停止措置要領の定めるところにより、指名停止の措置を行
う。受注者の下請業者が報告を怠った場合も同様とする。
3 受注者は、
この契約による事務を処理するために取り扱う個人情報を、
発注者の庁舎内又は第1項ただし書の規定により発注者の承諾を受けた
場所から持ち出してはならない。
(資料等の運搬)
第 10 受注者は、従事者に対し、個人情報が記録された資料等の運搬中に
資料等から離れないこと、電磁的記録の資料等は暗号化等個人情報の漏
えい防止対策を十分に講じたうえで運搬することその他安全確保のため
に必要な指示を行わなければならない。
(資料等の返還等)
第 11 受注者は、この契約による事務を処理するために発注者から貸与さ
れ、又は受注者が収集し、若しくは作成した個人情報が記録された資料
等を、
この契約の終了後直ちに発注者に返還し、
又は引き渡すものとし、
発注者の承諾を得て行なった複写又は複製物については、廃棄又は消去
しなければならない。ただし、発注者が別に指示したときは、当該方法
によるものとする。
(事故発生時における報告)
第 12 受注者は、この個人情報取扱特記事項に違反する事態が生じ、又は
生ずるおそれがあることを知ったときは、速やかに発注者に報告し、発
注者の指示に従うものとする。この契約が終了し、又は解除された後に
おいても同様とする。
(検査等の実施)
第 13 発注者は、受注者がこの契約による事務を処理するに当たっての個
人情報の取扱状況について必要があると認めるときは、受注者に対し報
告を求め又は実地に検査することができるものとする。
2 受注者は、発注者から前項の指示があったときは、速やかにこれに従
わなければならない。
(契約の解除及び損害賠償)
第 14 発注者は、次のいずれかに該当するときには、契約の解除及び損害
賠償の請求をすることができるものとする。
(1) この契約による事務を処理するために受注者が取り扱う個人情報
について、受注者又は再委託先の責めに帰すべき事由により発注者又
は第三者に損害を与えたとき
(2) 前号に掲げる場合のほか、
受注者がこの個人情報取扱特記事項に違
反していると認めたとき
暴力団等排除に係る契約解除と損害賠償に関する特約
(総則)
第1条 この特約は、この特約が添付される契約(以下「契約」という。
)
と一体をなす。
(表明確約)
第2条 契約の相手方(以下「受注者」という。
)は、次の各号のいずれに
も該当しないことを表明し、かつ、将来にわたっても該当しないことを
確約する。
(1)法人等(個人、法人又は団体をいう。以下同じ。
)の役員等(個人で
ある場合はその者、法人である場合はその代表者、非常勤を含む役員、
その支店若しくは営業所を代表する者、団体である場合は代表者、理事
等、その他経営に実質的に関与している者をいう。以下同じ。
)が、暴力
団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第
77号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。
)又は暴力団
員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。
)である。
(2)役員等が、自己、自社若しくは第三者に不正の利益を図る目的、又
は第三者に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用する
などしている。
(3)役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便
宜を供与するなど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、
運営に協力し、
若しくは関与している。
(4)役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれを不当
に利用するなどしている。
(5)役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有
している。
2 受注者は、前項各号のいずれかに該当する者を下請負人等(下請負人
(下請が数次にわたるときは、すべての下請負人を含む。
)
、受任者(再
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