法改正に伴う相談支援体制(個別給付部分)整理表 法別 事業者名 実施事業 分類① 実施事業 分類② 概要 対象者 障害保健福祉関係主管課長会議(H23.10.31)反映:暫定版 指定 権者 指定基準 人員基準 報酬評価項目 みなし規定 (改正法附則) 特記事項 《給付決定有効期間》 6か月以内 地域移行支援 ○住居の確保 ○地域生活に移行するための相談 ○厚生労働省令で定める便宜の提供 ○障害者支援施設等に入所している障害者 (児童福祉施設に入所する18歳以上の者、 15歳以上で障害者支援施設に入所する障 害者みなし者を含む) ※省令で定める便宜は、障害福祉サービス事 ○精神科病院に入院している精神障害者 業者への同行支援等を想定(体験含む) (1年以上の入院者を中心に支援の対象と する) 都道府県 ※地域主 権改革二 地域相談 次一括法 支援 により、指 定都市・中 指定一般相談 核市も指 支援事業者 ○居宅で単身 定権者とな ○常時の連絡体制の確保 ○厚生労働省令で定める状況で生活する者 るものと想 ○緊急事態の相談 定 ○その他の便宜(省令で定めない?) 地域定着支援 ※省令で定める状況は、家庭の状況により 同居家族から支援を受けられない者(施設退 ※その他の便宜は、緊急訪問、緊急対応等を 所者、病院退院者、家族同居から単身移行 想定。 者、地域生活が不安定な者) 障 害 者 自 立 支 援 法 基本相談支援 ※現行の指定相談支 援事業者は、平成24 年度以降「一般」にみ なされることとなるた め、現行を踏襲した基 準か? 地域相談支援と包括して評価するものと想 定(いわゆる一般的な相談も受けるという趣 旨) 指定障害児相 障害児相 談支援事業者 談支援 継続障害児支 ※継続サービス利用計画と同 援利用援助 ○障害児通所支援を利用するすべての障害 児 →但し施行後3年間で段階的に拡大 【障害児の計画】 特定相談支援事業者及び障害児相談支援事業者 の両方の指定を受けた事業者の相談支援専門員 が、居宅及び通所サービスの一体的な計画を作成 することとし、報酬は、障害児相談支援に係る報酬 のみを算定する方向で検討。 ※案と確定を併せて評価するものと想定 ○総合的に相談支援 を行う者として厚生労 働省令で定める基準 ○管理者 に該当する者。 ○相談支援専門員 市町村 ※省令では、以下3点 を規定。 ①3障害対応(連携に よる対応可) ②医療機関、行政機 関との連携体制を確 保 ③計画的に研修や事 例検討を行う体制を整 備 ○モニタリング ※業務に支障のない場 ※計画作成と報酬の差は設ける予定 合は、他の職務や他の 事業所等の職務に従 ※モニタリングの標準期間は設ける予定(省 無 事することができる。 令事項) ※原則として、地域相 ※セルフプラン作成者のモニタリングは実施 談支援との兼務を可と しない する 計画相談支援と包括して評価するものと想 定(いわゆる一般的な相談も受けるという趣 旨) 市町村 ※計画相談支援と同 ※さらなる更新は市町村が真に必要と認める場合 に更新可 改正法で新たに定義されたもの。現行の地域生活 支援事業に位置づけられる相談支援事業とのすみ わけが不明確。 ○計画作成 ○必要な情報提供、助言 ○障害福祉サービス事業者との連絡調整 ○障害児者や保護者、介護者 ○その他厚生労働省令で定める便宜の提供 (省令内容は不明) 障害児支援利 ※サービス利用計画と同 用援助 有 ○現行の指定 相談支援事業 【支給決定主体】 者は、施行日 居住地特例を適用(入院・入所前の居住地の市町 より指定一般 村が支給決定) ※計画相談支援、障 相談支援事業 害児相談支援との兼 ○常時の連絡体制 者とみなされ 務は可 る。 ○緊急訪問 《給付決定有効期間》 ○緊急対応 ※支障のない範囲で兼 ○但し1年以 1年以内 ※対象者の状況に応じて更新可 務可 ※連絡体制は毎月定額を予定(体制の定義 内の省令で定 める期間内に は不明) ※Aは、相談支援専門 指定申請が必 【GH・CH・宿泊型自立訓練の入居者の場合】 員から助言・指導を受 ※常時の連絡体制は携帯電話による体制に 要(期限超過 当該事業所の世話人等が対応することとなるた けて実務ができる(資 よることも可(緊急事態に速やかに駆けつけ により失効) め、地域定着支援の対象外 格経験を問わない) られる体制の確保が前提) ○障害児者や保護者、介護者 ○支給決定(変更)前にサービス等利用計画 サービス利用 案を作成 すべての障害児者 計画 ○支給決定(変更)後に事業者との障害福祉 →但し施行後3年間で段階的に拡大 サービス事業者との連絡調整、計画を作成 <優先的に拡大する者> ○新規利用者 ○現行のサービス利用計画作成対象者 ○施設入所者 計画相談 ○厚生労働省令で定める期間ごとに、サービ ○その他市町村が必要と認める者 支援 ス等の利用状況の検証を行い計画を見直し (モニタリング) ※施設入所支援+就労継続支援、施設入 指定特定相談 継続サービス ○サービス事業者等との連絡調整、支給決定 所支援+生活介護の利用の組み合わせに 支援事業者 利用計画 または支給決定の変更に係る申請の勧奨 は、ケアマネジメント等の手続きを前提に認 めることとしているため、平成24年4月以降 ※省令で定める期間は、「市町村が必要と認 の当該新規利用者はサービス利用計画作 めた期間」 成が必須。 基本相談支援 児 童 福 祉 法 ○必要な情報提供、助言 ○障害福祉サービス事業者との連絡調整 ○その他厚生労働省令で定める便宜 ? ○訪問相談 ○同行支援 ○管理者 ○入居支援 等 ○相談支援専門員 ○地域移行支援・地域 定着支援を担当する 者(A) ※市町村が対象者の状況に応じて必要と認める場 合は6か月以内で更新可 ※計画相談支援と同 ※計画相談支援と同 【居宅介護(ケアプラン)との関係】 利用者のアセスメントやモニタリング等の業務が一 体的に行われるため、サービス等利用計画の報酬 を減額して一定額を算定する方向で検討。 ※相談支援専門員がサービス提供者を兼務する 場合は、中立性を確保する観点から、原則としてモ ニタリングは別の相談支援専門員が行う。 改正法で新たに定義されたもの。現行の地域生活 支援事業に位置づけられる相談支援事業とのすみ わけが不明確。 無 ※計画相談支援【障害児の計画】参照のこと ※拡大の考え方は計画相談支援と同 【注1】障害児に係る計画については、利用サービスの根拠法が異なることにより計画作成者も異なることになるため、障害児に係る計画については、同一事業者が一体的に作成することが想定されている。(「特定」相談支援事業と「障害 児」相談支援事業の両方の指定を受けることが必要) 【注2】障害児の入所サービスについては、児童相談所が専門的な判断を行うため、障害児支援利用計画の作成対象外。 【注3】市町村地域生活支援事業の相談支援事業(いわゆる総合相談)については、これまでと変更がない。 【注4】計画相談支援に係るモニタリング期間については、障害保健福祉関係主管課長会議資料参照のこと(標準期間を定めている) 【注5】地域移行支援の流れ(イメージ図)は、障害保健福祉関係主管課長会議資料参照のこと(関係機関との個別支援会議を踏まえた「地域移行支援計画」の作成等を想定)
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