資料(PDF:194KB)

H19.4.16
軽度者の福祉用具貸与の例外に係る市町村の確認について事務取扱い
1
事務手順(別添1「軽度者に対する福祉用具貸与の例外給付の流れ」参照)
①
利用者の状態の確認
ケアマネジャー及び地域包括支援センターの担当職員(以下、ケアマネージャー等)は、主治医意見
書等を参考とし、利用者が福祉用具を必要する状態であり、かつ、
「福祉用具貸与の例外給付の対象とす
べき状態像」に該当する可能性があるかどうか検討する。
②
医師への照会
ケアマネジャー等は当該利用者が福祉用具貸与を必要とする原因となった疾病の担当医に、利用者の
状態が「福祉用具貸与の例外給付の対象とすべき状態像」に該当するかどうか以下の方法で照会する。
ア
ケアマネジャー等が、例外給付の対象となる状態像の原因となっている疾病等の主治医から、
「該当
する状態像」が記載された文書(軽度者に対する福祉用具貸与の例外に係る医学的所見について)を
取得する。
イ
ケアマネジャー等が利用者の診察に同行して、医師との面談により利用者の「該当する状態像」を
聞き取る。
(※アと同様に(軽度者に対する福祉用具貸与の例外に係る医学的所見について)の様式を
使用し、医師の署名又は印をもらうこと)
③
サービス担当者会議の開催
②において「福祉用具貸与の例外給付の対象とすべき状態像」に該当するとの所見が示された場合に
は、ケアマネジャー等は、サービス担当者会議を開催し、医師の所見をもとに福祉用具貸与が必要な状
態であるかどうか検討する。
この際、医師の所見及び医師の氏名を居宅(介護予防)サービス計画に記載しなければならない。
④
確認依頼書の提出
②、③の結果についてケアマネジャー等は、確認依頼書(軽度者に対する福祉用具貸与の例外給付の
確認について(依頼))を各区介護保険課に提出する。(※確認依頼書には、ケアプラン原案、サービス
担当者会議録の写し、医師の医学的所見を添付する)
⑤
確認依頼書の審査
各区介護保険課は、確認依頼書をもとに当該利用者が、福祉用具貸与の例外給付の対象となるか判断
し、確認結果についてケアマネジャー等に通知(軽度者等に対する福祉用具貸与の例外給付の確認につ
いて(お知らせ))する。
⑥
福祉用具の利用
福祉用具の利用は、原則確認結果のお知らせの通知後とするが、確認依頼提出日の属する月の初日迄
は適用を遡れることとする。
(例外給付について確認できた場合には確認依頼提出日の属する月の初日か
ら保険給付の対象となる)
H20.11.1
要介護認定申請中の軽度者に対する福祉用具貸与の特例申請について
軽度者(要支援1、2及び要介護1)の福祉用具貸与については、事前の申請(例外給付の確認
依頼の提出)が必要となっています。(申請日の属する月の初日まで遡って適用となります。)
しかし、認定申請中の方で、要介護2以上の判定が出ると予想して事前の申請を行わずに福祉用
具貸与を利用していた方が、結果的に要介護1以下になってしまい、自費になってしまうケースが
あります。
(例)6月28日に新規申請をした方(現行の場合)
6/28
┃
7/1
┃
8/1
┃
8/3
┃
申請
8/10
┃
結果通知
確認依頼
(要介護1以下)
8/1 までしか遡れない
自費となってしまう
※上記は新規申請の例ですが、更新申請でも同様です。
このようなケースは利用者にとって非常に不利益となるため、千葉市においては以下のように取
扱いの改善を図ることとしました。
【改善点】
認定結果通知が届いた日の翌日から起算して30日以内に確認依頼を提出したものについては、
認定有効期間の初日まで遡りを認める。
※適用は、平成20年11月以降に認定結果が出たもの以降とします。
(例)6月28日に新規申請をした方(平成20年11月以降)
6/28
┃
申請
7/1
┃
8/1
┃
8/3
┃
結果通知着
30 日以内
8/30
┃
確認依頼提出
(要介護1以下)
認定有効期間の初日(6/28)まで遡ることができる
あくまでも特例なので、認定結果が出るまでの間は、暫定で「確認依頼書」を提出するように
心がけてください。