公募要項

森から生まれる環境価値普及促進事業業務委託仕様書
1 業務委託の趣旨・目的
この事業は、「清流の国ぎふ」の森林資源の整備を推進し、温室効果ガスの削減に資する
ことを目的に、森林の温室効果ガス吸収源としての新たな環境価値に着目したカーボン・オ
フセット(事業活動における温室効果ガス排出量を把握し、その排出量の削減に努め、それ
でもなお削減が困難な排出量を他の場所で実現した温室効果ガス排出削減量又は吸収量に
よりオフセット(埋め合わせ)する取組みをいう。以下同じ。)の取組みの普及啓発及び岐
阜県内から創出されたオフセット・クレジット(以下「清流の国ぎふJ-VER」という。)
の販売促進を図る事業である。
2 業務委託名
森から生まれる環境価値普及促進事業業務委託
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委託期間
契約締結の日から、平成28年3月11日(金)まで
4 業務委託の内容
カーボン・オフセットの取組みを普及啓発するとともに、岐阜県の森林づくりにつなが
る清流の国ぎふJ-VERの販売を促進するため、以下の業務について企画・実施するこ
と。
なお、企画提案書には、成果目標、実施する回数などの目標のほか、物品であれば作成
する数を示しながら、どのような活動を行う予定であるかをできる限り具体的に提案する
ものとする。
(1)岐阜県の森林づくりにつながる清流の国ぎふJ-VERの県内外への普及啓発及び販
売促進
① 清流の国ぎふJ-VERの活用につながるカーボン・オフセットの取組みへのアド
バイスやコンサルティング及び問い合わせ窓口の開設
・岐阜県のほか、県内市町村や、県内外企業、団体からの清流の国ぎふJ-VERの
販売促進につながるカーボン・オフセットの取組みに関する相談(温室効果ガスの
排出量、削減量の算定についての相談、環境省が実施する事業の活用についての相
談も含む。)、事例の紹介に無料で対応する。
・県内の市町村、企業及び団体からの「ぎふ森林・環境基金事業補助金(森から生ま
れる環境価値普及促進事業)」の活用や清流の国ぎふJ-VERロゴマークの活用、
第三者認証取得等に関する相談に無料で対応する。
・本業務委託専用の問い合わせ窓口を開設し、周知する。
② 企業、団体及び学校等への訪問によるPR活動
・県内外の企業、団体及び学校等を訪問し、清流の国ぎふJ-VERを活用したカー
ボン・オフセット商品やサービスの実用化につながる提案など、具体的なカーボン
・オフセットの取組に対する支援を行う。
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③ 県内イベントでのカーボン・オフセットの普及啓発
・県内で行われるイベントにおいて、カーボン・オフセットの取組みを普及啓発する。
なお、イベントへの出展においては、啓発物品の掲示・展示にとどまらず、イベン
ト参加者が自ら参加・体験できる企画を提案する。
・「花フェスタ2015ぎふ」(平成27年5月16日~平成27年6月21日)や
清流月間(7月)、地球温暖化防止月間(12月)において県が開催するイベント
とのタイアップを依頼する場合がある。その場合は、提案者が設定したイベント出
展回数の目標の内数にカウントする。
④ 全国主要都市で行われるカーボン・オフセット関連イベント、マッチングイベント
への出展
・「清流の国ぎふJ-VER」ブースとして出展し、清流の国ぎふJ-VERのPR
とともに、マッチングを図る。
・環境省や都道府県が後援する環境関連イベントへの出展を目標の内数(全体の半数
以上)として依頼する場合がある。
⑤ イベントへの参加時やマッチングイベント出展時に使用するパネルなど資材の作
成
・パネルやポスター、啓発グッズ、チラシなどマッチングイベント出展時等において
使用する清流の国ぎふJ-VERの普及啓発、販売促進に効果的な資材を作成する。
また、これらの資材には清流の国ぎふJ-VERロゴマークを使用する。
・マッチングイベント出展等にあたり、岐阜県からは「清流の国ぎふ」の「のぼり」、
「清流の国ぎふJ-VER」の「のぼり」(平成26年度作成)、清流の国ぎふJ
-VERプロジェクト紹介DVD(平成23年度作成)、清流の国ぎふJ-VER
活用事例紹介DVD(平成25年度作成)、パネル(3種類、平成24年度作成)
及びバックパネル(平成24年度作成)を貸与できる。
(2)上記のほか、岐阜県内におけるカーボン・オフセットの取組みの普及啓発、岐阜県の
森林づくりにつながる清流の国ぎふJ-VERの県内外への普及啓発及び販売促進に
資する自主提案事業の企画、実施
5 業務実施体制
(1)統括責任者の配置
本業務委託の事業実施について、その進捗を管理する責任者を1名配置すること(共
同体の場合は代表法人の者とする。)。ただし、必ずしも専任である必要はない。
(2)実施体制表の作成
本業務委託の実施体制(従事者の役割分担、再委託先(予定)、再委託内容などを
含む)を示す実施体制表を作成すること。
6 実績報告
本業務委託終了後、次に示す事項を内容とする事業完了報告書(任意様式)を平成28
年3月25日(金)までに岐阜県環境生活部環境管理課(岐阜市薮田南2-1-1)へ提
出すること。
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なお、提出部数は、書面1部及び左記を記載した電子データ(CD-R等)1部とする。
(1)清流の国ぎふJ-VERの活用や販売につながるカーボン・オフセットの取組みへ
のアドバイスやコンサルティングの実施状況及び具体的な成果、開設した問い合わせ
窓口の内容及び周知した状況
(2)企業、団体及び学校等への訪問によるPR活動の実施状況及び具体的な成果
(3)県内イベントでのカーボン・オフセットの普及啓発の実施状況及び具体的な成果
(4)カーボン・オフセット関連イベント、マッチングイベントへの出展の状況及び具体的
な成果
(5)パネルなど作成した資材の内容
(6)自主提案事業の内容、実施状況及び具体的な成果
(7)(1)~(6)に関し実施状況等を写した写真(プリント1部及びその電子データ(jpeg
形式)を収めたCD-R等)
※ 電子データについては、暗号化機能を装備した記録媒体とし、データを暗号化また
はパスワード設定をしたうえで、提出の前にはウイルスチェックを行うこと。
※ パネルなど作成した資材の残余は県(環境管理課)へ納入すること。
7 支払条件等
(1)本業務委託に係る経費については、業務開始以降支払うこととする。
(2)本業務委託の遂行上、必要がある場合には、受託者は概算払いを請求することがで
きる。
8 著作権の譲渡等
(1)成果物が著作権法(昭和45年法律第48号)第2条第1項第1号に規定する著作物
(以下「著作物」という。)に該当する場合には、当該著作物に係る受託者の著作権(著
作権法第21条から第28条までに規定する権利をいう。以下同じ。)を当該著作物の
引渡し時に県に無償で譲渡する。
(2)前項に関し、次のいずれかの者に成果物に係る著作権が帰属している場合には、受託
者は、あらかじめ受託者とその者との書面による契約により当該著作権を受託者に譲渡
させるものとする。
① 受託者の従業員
② 本件契約によって実施される業務の一部が再委託される場合の再委託先の法人又は
その従業員
(3)県は、成果物が著作物に該当するしないにかかわらず、当該成果物の内容を受託者(前
項に該当する場合にあっては、前項各号に掲げる者を含む。以下同じ。)の承諾なく自
由に公表することができる。
(4)受託者は、成果物が著作物に該当する場合において、県が当該著作物の利用目的の実
現のためにその内容を改変しようとするときは、その改変に同意する。また、県は、成
果物が著作物に該当しない場合には、当該成果物の内容を受託者の承諾なく自由に改変
することができる。
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9 業務の適正な実施に関する事項
(1)法令等の遵守
受託者は、本業務委託を行うにあたり、関連法令等を遵守すること。
(2)業務の一括再委託の禁止
受託者は、受託者が行う業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせることが
できない。ただし、業務を効率的に行ううえで必要と認められる場合、県と協議のう
え、業務の一部を委託することができる。
(3)個人情報保護
受託者が本業務委託を行うにあたって個人情報を取り扱う場合は、岐阜県個人情報
保護条例(平成10年岐阜県条例第21号)、知事が取り扱う個人情報に関する岐阜
県個人情報保護条例施行規則(平成11年岐阜県規則第8号)に基づき、その取扱い
に十分留意し、漏えい、滅失及びき損の防止その他個人情報の保護に努めること。
(4)守秘義務
受託者は、本業務委託を行うに当たり、業務上知り得た秘密を他に漏らし、又は自
己の利益のために利用することはできない。また、業務委託終了後も同様とする。
(5)知的財産権の取扱い
受託者は本業務の実施のために必要な受託者が従前より有する知的財産権、ある
いは第三者が有する知的財産権については、当該権利の利用にあたり支障のないよ
う書面により確認しなければならない。書面による確認がない場合に、以後何らか
の問題が発生した場合は、受託者の責任により対処することとする。
(6)妨害又は不当要求に対する通報義務
受託者は、契約の履行に当たって、暴力団関係者等から事実関係及び社会通念等
に照らして合理的な理由が認められない不当若しくは違法な要求又は契約の適正な
履行を妨げる妨害を受けたときは、警察へ通報しなければならない。なお、通報が
ない場合は入札参加資格を停止することがある。
受託者は、暴力団等による不当介入を受けたことにより、履行期間内に業務を完
了することができないときは、県に履行期間の延長変更を請求することができる。
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その他
(1)本業務委託に関する内容については、本仕様書によるほか、受託者の提案内容に従
い、契約後詳細な打ち合わせにより、県及び受注者双方合意の上、決定することとす
る。
(2)本仕様書に明示なき事項、又は業務上疑義が発生した場合は、両者協議により業
務を進めるものとする。
(3)契約締結後、速やかに業務実施に係る事業計画書(実施内容、スケジュール等を
記載)を作成し、県の承認を得ることとする。また、業務の実施に当たっては、県
と十分協議したうえで行うこととする。
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別記
個人情報取扱特記事項
(基本的事項)
第1 受託者は、個人情報の保護の重要性を認識し、この契約による事務を実施するに当たっては、
個人の権利利益を侵害することのないよう、個人情報の取扱いを適切に行わなければならない。
(収集の制限)
第2 受託者は、この契約による事務を行うために個人情報を収集する場合は、事務の目的を明確
にし、その目的を達成するために必要な範囲内で、適法かつ公正な手段により行わなければなら
ない。
2 受託者は、この契約による事務を行うために個人情報を収集する場合は、本人から収集し、又
は本人以外から収集するときは本人の同意を得た上で収集しなければならない。ただし、委託者
の承諾があるときは、この限りでない。
(目的外利用・提供の制限)
第3 受託者は、この契約による事務に関して知ることのできた個人情報を契約の目的以外の目的
に利用し、又は第三者に提供してはならない。ただし、委託者の承諾があるときは、この限りで
ない。
(漏えい、滅失及びき損の防止)
第4 受託者は、この契約による事務に関して知ることのできた個人情報について、個人情報の漏
えい、滅失及びき損の防止その他の個人情報の適正な管理のために必要な措置を講ずるよう努め
なければならない。
(廃棄)
第5 受託者は、この契約による事務に関して知ることのできた個人情報について、保有する必要
がなくなったときは、確実かつ速やかに廃棄し、又は消去しなければならない。
(秘密の保持)
第6 受託者は、この契約による事務に関して知ることのできた個人情報をみだりに他人に知らせ
てはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても、同様とする。
(複写又は複製の禁止)
第7 受託者は、この契約による事務を処理するために委託者から引き渡された個人情報が記録さ
れた資料等を複写又は複製してはならない。ただし、委託者の承諾があるときは、この限りでな
い。
(事務従事者への周知)
第8 受託者は、その事務に従事している者に対して、在職中及び退職後においてもこの契約によ
る事務に関して知ることのできた個人情報をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に使用して
はならないことなど、個人情報の保護に必要な事項を周知させるものとする。
(委託の禁止)
第9 受託者は、この契約による事務については、第三者にその取扱いを委託してはならない。た
だし、委託者の承諾があるときは、この限りでない。
(資料等の返還等)
第 10 受託者は、この契約による事務を処理するために、委託者から提供を受け、又は受託者自ら
が収集し、若しくは作成した個人情報が記録された資料等は、この契約による業務完了後直ちに
委託者に返還し、又は引き渡すものとする。ただし、委託者が別に指示したときは当該方法によ
るものとする。
(立入調査)
第 11 委託者は、受託者が契約による事務の執行に当たり取り扱っている個人情報の状況につい
て、随時調査することができる。
(事故発生時における報告)
第 12 受託者は、この契約に違反する事態が生じ、又は生じるおそれのあることを知ったときは、
速やかに委託者に報告し、委託者の指示に従うものとする。
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