家庭で防ごう!カンピロバクター食中毒

保健所からのお知らせ
広島市食品安全情報センター(広島市保健所) TEL
241-7434(R-14-04)
家庭で防ごう!カンピロバクター食中毒
カンピロバクターとは?
その他
▼お肉(主に、鶏肉と内臓肉)についている食中毒菌です。
▼殺菌されていない生水にもいることがあります。
▼イヌやネコなどの動物のお腹の中にもいます。
▼菌が体に入ると、2~7日後に腹痛、下痢、発熱などの症
状があらわれます。
▼この食中毒は、季節を問わず一年中発生しています。
▼感染後、手足のマヒや呼吸困難などを起こす「ギラン・バ
レー症候群」を発症することがあります。
11 件(17%)
カンピロバクター
52 件(83%)
平成25年広島市食中毒発生状況(総数63件)
食中毒にならないためには…
40歳~
9%
▼お肉を生や生焼けで食べないようにする
30~39歳
9%
0~5歳
(未就学児)
9%
・お肉は、中心の色が変わるまで加熱する。
・内臓肉、たれ付き肉、ミンチ肉を使用した料理は、肉の中
6~12歳
(小学生)
33%
に菌が付いていることがあるので特に注意を。
・新鮮な肉でも、刺身や鶏のたたきは食中毒のリスクがあり
20~29歳
29%
13~19歳
(中高生)
9%
ます。
▼お肉から他の食品への汚染を防ぐ
平成25年 広島市カンピロバクター食中毒患者年齢別割合
・生肉を取り扱った後の手や調理器具はその都度、洗浄・消
毒する。
・お肉と他の食品とは、調理器具(包丁・まな板など)を使
平成 25年のカンピロバクター食中
い分ける(もしくは野菜などの生で食べるものを切った後
毒患者のうち、約4割が12歳以下の
に肉類を切るようにする)。
子供でした!
・肉汁がサラダや果物などの生で食べるものや調理済みの食
品に付かないように注意する。
抵抗力の弱いお子様や高齢者は重症
化しやすいので、特に注意が必要!
・焼肉やバーベキュー、しゃぶしゃぶを食べる際は、
「生肉を
扱う箸」と「食べる箸」をそれぞれ用意し、使い分ける。
※生食用の牛肉には、規格基準が定められています。
※牛レバーを生食用として提供することは禁止されています。
<参考> 広島市で発生した主なカンピロバクター食中毒
食中毒情報携帯サイト
発生月
事件のあらまし
H26.7
焼鳥、もつ鍋、サラダなどを食べた18名中 8 名が下痢、腹痛、発熱など
H26.8
鶏のたたきや半生のささみ串などを食べた 7 名中 3 名が下痢、発熱、頭痛など