資料1 第3回委員会における意見等への対応について(PDF

資料1
第3回委員会における意見等への対応について
●千葉市公共施設見直し方針(素案)について
No.
意見等の概要
対応
見直し方針は長期的な取り組みであるが、市民にとっては、
短期的に今後どうなるのかが気になるところである。
一方、市にとっては、東京オリンピックの開催と復興事業の終
わり際が重なることから、短期的には建設費の高騰や工期の
長期化が予測されること、また、今後30年間での首都直下地
1 震の発生について厳しめの予測が出されたことから、財政の
問題と市民の生命と財産を守るという基盤のところの問題が生
じている。必ずしも方針に記載する必要はないと思うが、基本
的な考え方として、時期的なことを踏まえ取り組みを進めてほ
しい。
本方針では、「6 見直しのアプローチ」ウ 施設総量の縮減
及び施設利用の効率性向上の推進において、縮減実施のタ
イミングは、圏域内で核となる施設の更新時期などを踏まえ、
個別に検討・設定することとしていることから、今後、アクション
プランの策定など具体的な取り組みの中で、ご意見の趣旨を
踏まえ、検討を進めてまいります。
再配置をしていく単位が中学校区ということであれば、市民と
しては自分の住む中学校区が残るのか統合の対象になるの
か気になると思う。それによって、中学校区が存続するのであ
れば、その地域内における再配置が進むし、中学校区そのも
のの再配置が進むのであれば、それに合わせて施設の再配
置圏域も大きく変わることになる。このため、小中学校の再配
2 置計画との連動がアクションプランの最初のアクションとして
示される必要があるのではないか。そこに踏み込む必要があ
るのかを含め、検討してほしい。
ご意見の趣旨を踏まえ、今後、アクションプランの策定など具
体的な取り組みの中で、検討を進めてまいります。なお、再配
置対象圏域における中学校区は、アクションプラン策定時に
おける通学区域に基づき設定するとともに、中学校の統合な
どによる学区の見直しが実施された場合には、見直し後の通
学区域を、再配置対象圏域へ反映させる必要があると考えて
おります。
主要な施設で入っている施設グループのうち、「6 見直しの
アプローチ」の施設グループごとのアプローチから抜けている
施設がいくつかあるが、その中で、病院については、それ自
体が生活拠点の大きな拠点性を持つものとして、市民にとっ
3 ても住む場所を決める判断材料になり得ると考えられるので、
アプローチの網に入っていないのは気になっている。記載の
必要性について検討してほしい。
病院については、素案作成に伴う庁内調整において、本方
針を踏まえ整備していくこととして、所管部署と協議・整理して
います。ご意見を踏まえ、改めて検討した結果、病院は、本方
針に基づく検討に加え、医療需要の将来推計や、県保健医
療計画、在宅医療など地域の医療提供体制の見直しなどの
諸要因を踏まえ必要な機能を確保することが重要であると考
えられることから、現段階においては、具体的なアプローチは
記述しないこととします。
「6 見直しのアプローチ」における再配置検討ツールの取り ご意見を踏まえ、④類似機能の統合について、以下のとおり
組みイメージについて、②複合化と④類似機能の統合の表現 修正します。
が分かりにくいことから、再度検討してほしい。
(修正前) (修正後)
4
A
B
市の資産には、下水道などのインフラもあり、これはハコモノよ
りも再配置が難しく、また、お金のかかる話である。インフラ
は、資産経営とは違う部署でマネジメントしていることから、当
委員会ではハコモノに焦点をあて議論しているが、市民に
とっては、市全体でのこれらの取り組みが進められていること
が分かると、財政面でも安心できるのではないか。よって、「1
策定の趣旨」の冒頭などで、全体を適切にマネジメントしなが
5 ら、縮減すべきものは縮減するという意思表示が示せると良い
と考えられることから、注記など検討してほしい。
A
機能の
統合
類似
余剰
B
A+B
類似機能の統合
余剰
ご意見を踏まえ、以下のとおり「1 策定の趣旨」に脚注を追
加します。
・(下から7行目)本方針では、老朽化に伴い、近い将来、集
中的に更新時期を迎える…策定するものです。1 ←脚注を追加。
【追加する脚注】
1道路や下水道などインフラ資産については、安全・快適な
市民生活を支えるため、適切な機能の確保や維持管理費用
の縮減・平準化に向け、各担当部署により適切な維持管理
や長寿命化などの取り組みを推進していることから、本方針
では公共施設(ハコモノ)を対象としています。
1/2
●資産の総合評価について
No.
意見等の概要
対応
文化交流プラザの総合評価シートの記載内容について、文
化行政のあり方検討が、資産の総合評価と関わってくるので
あれば、その状況についても記載した方がよいのではない
か。
1
現在、文化交流プラザのあり方について、ホール以外のレスト
ランやフィットネスも含めた建物全体の対応を検討中であり、
今年度中に方向性が決定する見込みです。
そのため、千葉市として、文化交流プラザ建物全体の方向性
と整合する形で、資産の総合評価の方向性を示す必要があ
り、現時点では、見直しの方向性を示しておりません。
総合評価は、年度末に市の評価として確定する予定であるこ
とから、その段階で、文化交流プラザのあり方検討の結果を
反映いたします。
2/2