大津市立志賀南幼稚園通園バス運行管理業務委託仕様書 1 委託業務の内容 (1) 管理車両の運行および乗車する園児の介助(運行管理ならびに園児の乗り降り及び 乗車中の介助および安全確保、園児の保護者との確実な引渡し) (2) 管理車両の整備および法定点検(車検含む)とこれに係る修理 ただし、管理車両の修理(タイヤ交換が必要な場合の新規タイヤ費用を含む)に関 しては、実費額を支払うため見積額より除外すること。 ※これらの修理が必要になった場合は、受託者が、あらかじめ委託者の了解を得た うえで修理作業等を行うこととし、これにかかった実費費用は当該月の委託料に 加算する。その際には修理した日・内容のわかる修理報告書を添付する。 (3) 燃料・オイル等の購入と給油 (4) 消耗品の管理と購入 消耗品(用品・用具)とは、車両の美観、性能維持のために使用する物品であり、か つ、日常の車両手入れに使用する物をいう。 (例示) 用品 ワックス、ガラスクリーナー、ポリッシュクリーナー、洗剤、ウォッシ ャー液、バッテリー液、くもり止め 用具 洗車ブラシ、モップ、ウエス、バケツ、たわし、箒 (5) 備品の管理と購入 備品とは、管理車両に装備または完備されていなければならない物品のうち、当初、 大津市が負担する次の標準仕様の物をいい、契約後の補充、交換は受託者の負担と する。 (例示) 備品 工具、ジャッキ、フロアーマット、タイヤチェーン、消火器、非常信号 用具(赤旗・非常灯、発炎筒) 、タイヤストッパー (6) 車検・自賠責等事務手続きの代行 ※自動車損害賠償責任保険料、重量税は委託料に含む。 (7) 事故処理に関すること (8) 自動車保険(任意保険)に関すること 最低限、次の保険金が保障される任意保険に加入すること 車両保険 時価 対人保険 無制限 対物保険 無制限 搭乗者保険 1名5,000万円 (9) その他スクールバスの運行に関すること 2 委託期間 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで 3 委託業務を行う場所 志賀南幼稚園 大津市和邇今宿482番地の1 4 管理仕様書、整備管理者、管理責任者および車両管理者等 (1) 受託者は、別表1に定める管理仕様書に基づき上記1の委託業務を行うこと。 (2) 受託者は、整備管理者、車両管理責任者、車両管理者(以下「運転手」という。) および介助員を定め幼児政策課長および園長に報告すること。 (3) 整備管理者は道路運送車両法第50条の規定により委託者が届出する者であり 自動車の点検及び整備に関する実務の経験その他について道路運送車両法で定 める一定の要件を備える者であること。 (4) 車両管理責任者は、現場の業務実施の責任者であり、幼稚園関係者と十分に連 絡調整の上、運転手、介助員に対する日常の指示、指揮監督を行う。 (5) 運転手、介助員は、車両管理責任者の指示に基づき業務を実施する。 5 運転手および介助員 (1) 配置人員 委託管理車両毎に運転手1名、介助員1名を配置すること。 (2) 運転手および介助員は専任制とし、運転手は大型自動車運転二種免許を所持す る者であること。都合により業務に就けないときは、その代務者に従事させる こととする。この場合、その代務者は、専任者と同程度の業務を行えるもので あること。 (3) 幼い園児の送迎であることから、運転手および介助員の選任にあたっては、十 分にその適性を考慮しなければならない。 (4) 運転手および介助員の居住地は幼稚園に近い方が望ましいこと。 6 秘密漏洩の防止 特に園児に係るプライバシー等、運転手や介助員は委託管理業務上知り得た秘密 を他に漏らしてはならない。また、十分配慮するように指導を図ること。 7 委託管理車両および運行計画 (1) 委託管理車両 別紙「平成27年度通園バス運行計画」のとおり (2) 運行日数 別紙「平成27年度通園バス運行計画」のとおり (3) 走行距離 別紙「平成27年度通園バス運行計画」のとおり (4) 基本管理時間 別紙「平成27 年度通園バス運行計画」のとおり (通常業務で時間が超過した場合は、基本管理時間とみなす。) (5) 原則として運行しない日 ① 国民の祝日に関する法律に規定する休日 ② 日曜日 ③ 土曜日 ④ 年末年始 ⑤ 学年始・夏季・冬季・学年末の各休業日(登校日を除く。) ただし、上記の日であっても園長が運行管理を必要とする場合はこれに従うこ と。 (6) 運行スケジュールの調整等 通園バスの運行スケジュールの詳細については、園長が定めるものとし、それに 従い業務を行うこと。 8 委託料の支払い方法等 委託料の支払いは、年額委託料を12分の1に分割して委託実施月の翌月に支払う こと。 9 事故に係る事項 (1) 委託業務の実施に伴い事故等が発生した場合、速やかに園長及び幼児政策課長に報 告し、両者と連携をとりながら受託者において事故処理を行うこと。その場合、誠 意を持って事故処理に当たること。 (2) 委託業務の実施に伴い受託者の責めに帰すべき事由により事故等が発生した場合、 第三者に対する損害賠償については受託者が賠償責任を負うこと。 10 権利義務の譲渡禁止 受託者は、契約の締結によって生ずる権利または義務を第三者に譲渡もしくは承継 することができない。 11 その他の事項 その他詳細については、委託者と受託者の双方で協議すること。
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