平成26年度第3回キャリア教育推進協議会概要 1 各課・所の取組についての協議 ・各課から出されたキャリア教育における共通の課題として、「保護者への啓発」が挙 げられている。 ・「家庭、地域、事業所と進める秋田のキャリア教育」と題したポスターの作成や掲示 を通して、啓発していくのはどうか。 ・キャリア教育の内容を、誰もが言えるような取組をしたらどうか。 ・学校の取組とキャリア教育の関連を図り、授業参観でキャリア教育の内容を伝える 取組もあるとよいのではないか。 ・キャリア教育について、会社で教育したり、経済団体をつかってPRしたりするな ど、何らかの形で父親側に発信が必要である。 ・これまでは高校1年生で見学、2年生ではインターンシップを行っていたが、早期 に意識を高めるために、1年生のうちに企業見学、インターンシップを行えるよう にし、部局との連携も図りたい。 ・由利高等学校の自作のキャリアノートをHP等で発信し、県内の他の高等学校でも 活用できるようにしたらどうか。 2 オブザーバーからの情報提供 (農林水産部農林政策課) ・本課で行った事業の参加者である高校生の7/10が、非農家の子どもである。 ・地元産業を知る上での農業体験は、中・高校生にとって大切である。 (産業労働部産業政策課) ・中・高校生が、地元以外の企業にも目を向けられるようにする。 ・高校生が、産業技術センター等を見学してもらい、最先端の技術に触れるといっ た感動体験を、教育庁との連携で行い、県内の産業を知ってもらう場としたい。 ・県庁第二庁舎「ものづくり展示ホール」の運営をキャリア教育の視点で見直す。 (産業労働部雇用労働政策課) ・高校生はほとんど圏域内に就職している。圏域外への就職を促すための方策を考 える必要がある。 ・高校の就職支援員に圏域外の企業を見てもらうという事業を行い、有意義であっ たとの感想をもらった。 3 来年度目指す実践的なキャリア教育の方向性等について ・優れた人材の流出を防ぐためのキャリア教育でもあってほしい。 ・「秋田の大人総参加『伝える・育てる・任せる』キャリア教育」を展開し、県民全 体でふるさとを支える人材育成の意識を高めたい。 ・「何なんだキャリア教育」というような文言のポスターで、多くの人の目に触れら れるようにし、話題として挙げられるようにすることが大切ではないか。 ・国際会議で秋田のことが話題になっていた。秋田の当たり前は水準が高いため、 もしかしたら他県に比べたらキャリア教育についての意識も高いのではないか。 ・「キャリア」という言葉は知らなくても、家庭で十分行われているかもしれない。 キャリア教育における秋田県の成果と課題について外から評価をもらい、明らか にする必要がある。
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