「KONOHANAトライブ」英語劇事業業務委託仕様書

「KONOHANAトライブ」英語劇事業業務委託仕様書
1 事業目的
此花区独自の地域資源・環境を活かして、こども達が豊かな語学力を身につけ、その背景となる
外国の文化等について理解・尊重できる人材となるために、此花区のルーツや魅力、伝承などを題
材とした英語創作劇の制作及び上演をネイティブスピーカーと取り組むことを通じて、英語コミュ
ニケーション能力の向上を図るとともに、外国人とのコミュニケーションに必要な自らの文化的背
景としての此花区の歴史や伝統を、それぞれのネイティブスピーカーが持つ文化的背景と対比させ
ながら身につけさせる。
また、参加者とネイティブスピーカーと英語づけのグループワーク等を通じて、将来のキャリア
形成に役立つ『生きた英語』が身についたと感じることができることを目的とする。
2 業務実施設定
○英語劇:
「KONOHANAトライブ」上演(約20分程度)
○対象者:此花区内在住・在学の小学 5 年生~中学 2 年生
○クラス数:6クラス(1クラス5人程度)小学生と中学生は別クラスとする。
○日本人講師:1クラスに1名配置
○ネイティブスピーカー:1クラスに1名配置
○開催回数:2時間14回・舞台リハーサル2時間2回・上演1回
○開催曜日:月2回程度 開催日時等は区と協議
○開催場所:此花区民ホールまたは区役所講堂(会場使用料不要)
○区提供資料:
「目で見る此花の昨日今日明日」・ガイドマップ等
○連携先:
(演劇指導及びシナリオ監修)咲くやこの花中学校高等学校演劇科
(此花区の歴史等)此花区郷土史研究会等
3 委託業務
上記業務実施設定をふまえ、次の業務を行うこと。
(1) 英語授業の企画・運営
・創作劇のシナリオ作りのための此花区の歴史や文化などを区が提供する資料をもとに英語によ
る学習を企画すること。
(ストーリーは区と協議)
・ネイティブスピーカーがもつ文化的背景などと此花区のルーツや魅力を対比させながら英語づ
けの学習を企画すること。
・授業は、英語コミュニケーション能力の向上を図る内容とすること。
・事業を総括する責任者を配置すること。
(2) 講師の配置
・日本人講師は、英検準 1 級及び TOEIC850 点以上もしくは上記資格に準ずる能力を有するもの
・日本人講師がクラス運営を行い、創作劇上演にむけたカリキュラムを遂行すること。
・ネイティブスピーカーは英語を第一言語としている者で参加者との交流を目的とし配置すること。
・講師及びネイティブスピーカーはクラス担任制とすること。
(3) 「KONOHANAトライブ」英語劇(全クラス合同)の企画・実施
・リハーサル2回(全クラス合同)
・上演1回(日時及び場所は区と協議)
・舞台必要物品は受注者が整備すること。
(4) 参加者募集・ドライブ劇開催広報
・チラシ作成(5,000 枚×2回)ポスター作成(100 枚×2回)区内小中学校等へ配布
(5) 事業効果を図るアンケート調査・効果の検証
・参加者及び保護者に参加前と参加後に実施し、此花区のルーツや魅力の発見と、英語への親しみ
や外国人への親近感が増したなどのアンケート調査報告をすること。
(6) 参加者の安全確保
・事業実施に必要な保険に加入すること。
(7) 参加者及び保護者との連絡調整
・参加に際しての連絡等を受ける体制を整えること。
(8) その他
・本事業を実施するにあたり付随する事務を実施すること
・英語授業、英語劇参加者にかかる負担は無料とすること。
4 契約期間
契約締結日~平成 28 年 3 月 31 日
5 運営体制等
(1) 受託者は、事業実施にかかわるものを監督し、常に適正な管理運営に努めること。
(2) 業務中に事故が発生した場合は、受託者は直ちに事故調査をし委託者へ事故の詳細を報告すると
ともに、速やかに事故処理の対応をすること。
(3) 受託者は、本事業にかかる問合せ・苦情に対し誠意をもって対応し解決すること。
(4) 天災その他やむ得ない事由により、業務の変更又は中止をする場合は速やかに委託者に報告し対
応すること。
6 委託料について
業務に必要な一切の経費を含む。
7 契約に関する事項
(1) 契約の方法
大阪市契約規則の規定に基づき、本プロポーザルで決定した事業者と業務委託契約を締結する。
契約内容は、本市と協議のうえ、仕様書および事業計画書に基づき決定する。
なお、契約の締結に際し、万一、提出書類の記載内容に虚偽の内容があった場合は、契約締結し
ないことがあるほか、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置を講じることがある。ま
た、本市が被った損害について、賠償請求を行うことがある。契約締結後、当該契約の履行期間中
に受注者が大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けたときは契約の解除
を行う。
(2) 委託料の支払い
委託料は、業務報告書の履行確認後、受注者の請求に基づき支払うものとする。ただし、必要と
認める場合は、協議のうえ前払いすることができるものとする。
(3)契約保証金
契約保証金 要(ただし、契約規則第 37 条第 1 項の規定に該当する場合は免除する。
)
保証人は不要とする。
(4)再委託について
受注者が、主たる部分(総合的企画、業務遂行管理、業務の手法の決定及び技術的判断等)を第
三者に委任し、または請け負わせることはできない。受注者は、コピー、ワープロ、印刷、製本、
トレース、資料整理などの簡易な業務の再委託にあたっては、発注者の承諾を必要としない。
受注者は、上記に規定する業務以外の再委託にあたっては、書面により発注者の承諾を得なけれ
ばならない。また、業務を再委託に付する場合、書面により再委託の相手方との契約関係を明確に
しておくとともに、再委託の相手方に対して適切な指導、管理の下に業務を実施しなければならな
い。なお、再委託の相手方は、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置の期間中の者、
又は大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けている者であってはならな
い。
8 特記事項
次の特記事項を遵守のうえ、事業を実施すること。
(1) 個人情報等の保護に関する特記仕様書(別紙 1)
(2) 暴力団等の排除および不適正な契約事案の再発防止対策に関する特記仕様書(別紙 2)
(3) 職員等の公正な職務の執行の確保に関する条例についての特記仕様書(別紙 3)
(4) 車両使用にかかる特記仕様書(別紙 4)
9 必要事項
(1) この仕様書に定めのない事項が発生した場合は、発注者は受注者と十分に協議して定めるも
のとする。ただし軽微なものについては、発注者の指示に従うものとする。
(2) 本事業遂行にあたっては、発注者と十分に連絡調整し実施すること。
(3) 本業務委託終了後、すみやかに事業実施報告書を提出すること。
(別紙 1)
個人情報等の保護に関する特記仕様書
(個人情報等の保護に関する受注者の責務)
第1条
受注者は、この契約の履行にあたって個人情報及び業務に係るすべてのデータ(以下「個人情
報等」という。
)を取り扱う場合は、市民の個人情報保護の重要性に鑑み大阪市個人情報保護条例(平
成7年大阪市条例第 11 号。以下「保護条例」という。
)の趣旨を踏まえ、本書の各条項を遵守し、そ
の漏えい、滅失、き損等の防止その他個人情報等の保護に必要な体制の整備及び措置を講じなければ
ならない。
2
受注者は、自己の業務従事者その他関係人について、前項の義務を遵守させるために必要な措置を
講じなければならない。
(個人情報等の管理義務)
第2条
受注者は、発注者から提供された資料、貸与品等及び契約目的物の作成のために受注者の保有
する記録媒体(磁気ディスク、磁気テープ、パンチカード、紙等の媒体。以下「記録媒体等」という。)
上に保有するすべての個人情報等の授受・搬送・保管・廃棄等について、管理責任者を定めるととも
に、台帳等を設け管理状況を記録する等適正に管理しなければならない。
2
受注者は、前項の記録媒体等を、施錠できる保管庫又は施錠及び入退室管理の可能な保管室に格納
する等適正に管理しなければならない。
3
受注者は、第1項の記録媒体等について、発注者の指示に従い廃棄・消去又は返却等を完了した際
には、その旨を文書により発注者に報告する等、適切な対応をとらなければならない。
4
受注者は、定期的に発注者からの要求に応じて、第1項の管理記録を発注者に提出しなければなら
ない。
5
第1項に規定する個人情報等の管理が適切でないと認められる場合、発注者は受注者に対し、改善
を求めるとともに、発注者が受注者の個人情報等の管理状況を適切であると認めるまで委託業務を中
止させることができる。
(秘密の保持)
第3条
2
受注者は、この契約の履行に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
受注者は、発注者の承諾なく、業務を行う上で得られた設計図書等(業務を行う上で得られた記録
等を含む。
)を他人に閲覧させ、複写させ、又は譲渡してはならない。
(目的外使用の禁止)
第4条
受注者は、業務を行うための記録媒体等及び記録媒体等上の個人情報等を他の用途に使用し、
又は第三者に提供してはならない。
(外部持出しの禁止)
第5条
受注者は、発注者が指定する場合以外は、記録媒体等及び記録媒体等上の個人情報等を外部に
持ち出してはならない。
(複写複製の禁止)
第6条
受注者は、業務を行うための記録媒体等及び記録媒体等上の個人情報等を複写又は複製しては
ならない。ただし、発注者から書面による同意を得た場合はこの限りでない。
2
前項ただし書に基づき作成された複写複製物の管理については、第2条を準用する。
(事故等の報告義務)
第7条
受注者の管理する個人情報の漏えい、滅失、き損等の事故が発生した場合には、受注者は、業
務を中止するとともに、速やかにその事故発生の帰責の如何に関わらず、直ちにその旨を発注者に報
告し、速やかに応急処置を加えた後、遅滞なく詳細な報告並びにその後の具体的な事故防止策を、書
面にて提出しなければならない。なお、業務中止の期間は、発注者が指示するまでとする。
2
第1項の事故により、以降の事務の円滑な進行を妨げる恐れがあるときは、受注者は、速やかに問
題を解決し、業務進行に与える影響を最小限にするよう、努めなければならない。
(個人情報等の保護状況の検査の実施)
第8条
発注者は、必要があると認めるときは、受注者の個人情報等の保護状況について立入検査を実
施することができる。
2
受注者は、発注者の立入検査の実施に協力しなければならない。
3
第1項の立入検査の結果、受注者の個人情報等の保護状況が適切でないと認められる場合、発注者
は受注者に対し、その改善を求めるとともに、受注者が個人情報等を適切に保護していると認められ
るまで、業務を中止させることができる。
(事実の公表)
第9条
発注者は、受注者が保護条例第 15 条の規定に違反していると認めるときは、保護条例第 16 条
第1項の規定に基づき、行為の是正その他必要な処置を講ずるべき旨を勧告することができる。
2
発注者は、受注者が前項に規定する勧告に従わないときは、保護条例第 16 条第2項に定める事実
の公表を行うために必要な措置をとることができる。
(別紙 2)
暴力団等の排除に関する特記事項
1
暴力団等の排除について
(1) 受注者(受注者が共同企業体であるときは、その構成員のいずれかの者。以下同じ。
)は、大阪
市暴力団排除条例(平成 23 年大阪市条例第 10 号。以下「条例」という。
)第 2 条第 2 号に規定する
暴力団員(以下「暴力団員」という。
)又は同条第 3 号に規定する暴力団密接関係者(以下「暴力団
密接関係者」という。
)に該当すると認められる者と下請契約、資材・原材料の購入契約又はその他
の契約をしてはならない。
(2) 受注者は、条例第 7 条各号に規定する下請負人等(以下「下請負人等」という。
)に、暴力団員
又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者と下請契約、資材・原材料の購入契約又はその他
の契約をさせてはならない。
また、受注者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者と下請
契約、資材・原材料の購入契約又はその他の契約をした場合は当該契約を解除させなければならな
い。
(3) 受注者は、この契約の履行にあたり暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者か
ら条例第 9 条に規定する不当介入(以下「不当介入」という。)を受けたときは、速やかに、この契
約に係る本市監督職員若しくは検査職員又は当該事務事業を所管する担当課長(以下「監督職員等」
という。
)へ報告するとともに、警察への届出を行わなければならない。
また受注者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者から不当
介入を受けたときは、当該下請負人等に対し、速やかに監督職員等へ報告するとともに警察への届
出を行うよう、指導しなければならない。
(4) 受注者及び下請負人等が、正当な理由なく本市に対し前号に規定する報告をしなかったと認める
ときは、条例第 12 条に基づく公表及び大阪市競争入札参加停止措置要綱による停止措置を行うこと
がある。
(5) 受注者は第 3 号に定める報告及び届出により、本市が行う調査並びに警察が行う捜査に協力しな
ければならない。
(6) 発注者及び受注者は、暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者からの不当介入
により契約の適正な履行が阻害されるおそれがあるときは、双方協議の上、履行日程の調整、履行
期間の延長、履行内容の変更その他必要と認められる措置を講じることとする。
2 誓約書の提出について
受注者及び下請負人等は、暴力団員又は暴力団密接関係者でないことをそれぞれが表明した誓約書
を提出しなければならない。ただし、発注者が必要でないと判断した場合はこの限りでない。
不適正な契約事案の再発防止対策にかかる特記仕様書
発注者と本契約を締結した受注者は、この契約の履行に関して、発注者の職員から違法又は不適正な
要求を受けたときは、その内容を記録し、直ちに、発注者の此花区役所総務課(連絡先:06-6466-9625)
に報告しなければならない。
(別紙 3)
職員等の公正な職務の執行の確保にかかる特記仕様書
(条例の遵守)
第1条
受注者および受注者の役職員は、この契約の履行に際しては、「職員等の公正な職務の執行の
確保に関する条例」
(平成18年大阪市条例第16号)(以下「条例」という。)第5条に規定す
る責務を果たさなければならない。
(公益通報等の報告)
第2条 受注者は、当該業務について、条例第 2 条第 1 項に規定する公益通報を受けたときは、速やか
に、公益通報の内容を発注者へ報告しなければならない。
2
受注者は、公益通報をした者又は公益通報に係る通報対象事実に係る調査に協力した者から、
条例第 12 条第 1 項に規定する申出を受けたときは、直ちに、当該申出の内容を発注者へ報告し
なければならない。
(調査の協力)
第3条
受注者および受注者の役職員は、発注者又は大阪市公正職務審査委員会が条例に基づき行う調
査に協力しなければならない。
(公益通報に係る情報の取扱い)
第4条
受注者の役職員又は受注者の役職員であった者は、正当な理由なく公益通報に係る事務の処理
に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
(発注者の解除権)
第5条
発注者は、受注者が、条例の規定に基づく調査に正当な理由なく協力しないとき又は条例の規
定に基づく勧告に正当な理由なく従わないときは、本契約を解除することができる。
(別紙 4)
車両使用に係る特記仕様書
1
本契約に基づき輸送を行う際に使用する自動車(乗用車、軽自動車を除く)は車種規制適合車等で
なければならない。
「車種規制適合車等」とは大阪府生活環境の保全等に関する条例第 40 条の 14 第 9 項に定める自動
車であり、自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関す
る特別措置法の窒素酸化物及び粒子状物質の排出基準に適合している自動車及び経過措置対象車をい
う。
2
荷物又は廃棄物の搬出に際して、本市職員が「適合車等標章交付請求書のコピー※」の提示を求めた
場合には、協力すること。
※ 「適合車等標章交付請求書のコピー」とは、府条例に基づいて、大阪府に標章
(ステッカー)の交付請求した時の書類のコピーをいう。
車両使用に関する問合せ
大阪市環境局環境管理部環境管理課
自動車排ガス対策グループ
電話:06-6615-7965