仕 1 様 書 総則 (1)適用範囲 この仕様書は、柔道整復師請求書(以下「柔整師請求書」という。 )の電子データ化 委託業務等について適用する。 (2)委託業務内容及びその他必要事項 委託業務内容及びその他必要事項については、この仕様書による。 2 柔整師請求書の概算枚数 年間 約 19,200 枚(10 支部全体で 1,600 枚/月、24~26 年実績を参考に算出) 3 契約期間 平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日 4 委託料 柔整師請求書1件に対する単価契約方式により算出した額に消費税等の額を加算し た額とする(データ入力料、シーケンスNo.付与料には、データ入力、シーケンス No.付与に要する一切の費用を含む) 。 5 委託業務内容 農林水産省共済組合本部長 農林水産事務次官 皆川芳嗣(以下「甲」という。)か ら貸与する柔整師請求書のデータを作成するものとする。 6 作業場所及び委託条件 (1)受託者(以下「乙」という。 )はデータ入力作業を日本国内における自社内で行うこ と。 (2)乙は、事前に作業場所等届出書(別紙様式1)により、作業の方法、データ保管方 法及び運送方法等を届け出て、承認を受けるものとする。 (3)天災地変等のため、届け出た作業場所において業務が実施できない場合には、事前 に甲の承認を受けた上で、他の作業場所においてこれを行うことができるものとする。 (4)許認可、認証等 ① 本仕様書に記載されている条件を実施するに当たり、乙は、国際品質基準(IS O9001 認証範囲:情報技術又はこれに類するもの)又はISO14001のい ずれかを有していること。 ② 個人情報保護のためのJIS規格(JIS15001)に定められた個人情報保 護取扱事業者の認定書(プライバシーマーク許諾書) 、ISO/IEC27001(I SMS)又はJIS Q27001のいずれかの資格・規格を取得していること。 ③ 日本工業規格(JIS Q15001)に適合した運用を実施しているか、又は これと同等以上の個人情報・機密情報の取扱規定が整備されていること。 (5)本作業でコンピューター処理をするためのプログラム等は、必ず自社内要員で開発 可能であること。ただし、その要員を確保することが困難である場合には、甲の承認を 得て第三者に委託することができるものとする。 7 実施要領等 (1)甲が指定する標準共済システム外部インタフェース仕様書【柔道整復師請求書デー タ】 (別紙1)に従い、資格審査及び医療費給付等に必要な事項を入力し、論理チェッ ク(入力項目毎)及びベリファイを行った後、入力したデータをサーバ内のディスクに 納品後1ヶ月間保存し、保存期間終了後、必ず消去し、データ等が漏えいしないよう万 全を期すこと。 (2)入力したデータが重複しないように、1柔整師請求書単位で、6桁のシーケンス番 号を該当柔整師請求書の上部余白に付番すること。 (3)サーバ内のディスクに保存されている入力データは、データ入力を行った者以外の 者がベリファイ作業を行うこと。 (4)入力したデータについては、全件入力後、施術金額及び診療日数については、電卓 により集計を行い、柔整師請求書返却・データ納品書(別紙様式4)に記入すること。 (5)平成27年3月24日(火)までに甲の指示により、インタフェース確認試験を完 了し、レコードフォーマット等に不備等がないことを確認すること。 (6)検査の結果、入力済みデータに不合格のものがあった場合は、甲の指示に従い遅滞 なくこれを再入力し、納入しなければならない。 8 柔整師請求書等の貸与及び運搬 (1)柔整師請求書等の引渡し及び納品は、直接貸与又は輸送により行うものとし、運搬 については、プライバシー及びセキュリティが確保されているものによることとする。 なお、作業場所等届出書により届け出ている運送業者に委託する場合には、その運 送業者と業務委託契約を結ぶものとする。 (2)柔整師請求書等の引渡しの方法は、毎月8日(本省・近畿・九州支部は7日、東北 支部は11日)(ただし、当該日が週休日の場合は前後する。詳細は別紙予定表のとお り) 、乙が甲の指定する場所(別紙2)において受領することとし、その際、柔整師請 求書引渡書(別紙様式2)及び柔整師請求書受領書(別紙様式3)を相互に交付するこ ととする。 (3)運搬に当たっては、原則として柔整師請求書は乙が用意した施錠のできる堅固な容 器に保管することとするが、個人情報が確実に保護される運搬手段を用いても可能とす る。また、柔整師請求書運搬に係る費用については、全て乙の負担とする。 9 磁気媒体の納品 乙は、第7項の作業終了後、柔整師請求書データを支部毎に磁気媒体(CD-ROM) に収録すること。磁気媒体(CD-ROM)は、支部毎に1枚作成し、甲の指定する場所 (別紙2)において柔整師請求書を返却する際に、柔整師請求書返却・データ納品書(別 紙様式4)を添えて毎月引渡しの4日後(土・日・祝日を除く)(遠方の地域については 5日後)までに甲に納品すること。(磁気媒体に不具合があり読み込めない場合は、即日 再送付すること。 ) なお、甲は返却及び納品を確認し、乙に柔整師請求書返納・データ納品確認書(別紙 様式5)を交付することとする。 10 柔整師請求書等の管理及び守秘義務 (1)乙は柔整師請求書等が紛失・火災・盗難等から守れるように厳重に保管・管理すると ともに、業務上知り得た一切の内容を第三者に漏らしてはならない。 (2)乙は、保管中の原義及び柔整師請求書を紛失、損傷又は亡失したときは、直ちにそ の旨を甲に報告し、指示を受けなければならない。 (3)個人情報の漏えい防止のため、個人情報の取扱いについては、別途個人情報保護に 関する覚書を締結するものとする。 (4)乙は、第7項に基づきデータを削除した場合は、柔整師請求書データ消去確認書(別 紙様式6)を作成し、速やかに提出すること。 11 知的財産権 (1)本契約履行課程で生じた納入成果物に関し、著作権法第27条及び28条に定める 権利を含むすべての著作権及びノウハウ(企業秘密)は甲に帰属し、甲が独占的に使用 するものとする。ただし、乙は、本契約履行課程で生じた納入成果物に関し、著作権又 はノウハウ(企業秘密)を自ら使用又は第三者をして使用させる場合は甲と別に定める 使用契約を締結するものとする。 なお、乙は、甲に対し、一切の著作者人格権を行使しないこととし、また、第三者 をして行使させないものとする。 (2)納入成果物に第三者が権利を有する著作物(以下「既存著作物」という。 )が含まれ ている場合は、甲が特に使用を指示した場合を除き、当該著作物の使用に必要な費用の 負担及び使用承諾契約に係る一切の手続きを行うこと。 この場合、乙は、当該契約等の内容について事前に甲の承認を得ることとし、甲は 既存著作物について当該許諾条件の範囲内で使用するものとする。 (3)本仕様書に基づく作業に関し、第三者との間に著作権にかかる権利侵害の紛争等が 生じた場合は、当該紛争の原因が専ら甲の責めに帰す場合を除き、乙の責任、負担にお いて一切を処理すること。この場合、甲は、係る紛争等の事実を知ったときは、乙に通 知し、必要な範囲で訴訟上の防衛を乙に委ねる等の協力措置を講じるものとする。 12 その他 (1)甲が必要と認める場合には、甲は作業の進捗状況及び作業方法等について報告を求 めるほか、本契約書及び仕様書のとおりに作業を行っているかを事前に通知することな く作業場等に臨場し、検査、監督及び指導等を行うことができるものとする。 (2)本仕様書に定めのない事項については、甲と協議の上、決めるものとする。
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