新旧対照表

横浜市市街地環境設計制度の一部改正 新旧対照表(案)
㌻
2
現行基準
第2章 用語の定義
<中略>
4 基準建ぺい率
<以下略>
改正案
第2章 用語の定義
<中略>
法第 53 条に規定する建ぺい率(%)
4 基準建蔽率
<中略>
法第 53 条に規定する建蔽率(%)
30
マンションの建替え等の円滑化に関する法律(平成 14
マンション建替法
年法律第 78 号)
31
要除却認定マンション
マンション建替法第 102 条第1項の認定を受け
備考
・蔽が常用漢字となったことに合
わせ、建ぺい率を建蔽率に修正
※以下全編同様に修正
・改正マンション建替法に関する
用語の定義の追加
たマンション
3
第3章
緩和の原則
第3章
緩和の原則
この制度による緩和は、法第 59 条の2、高度地区及び横浜都心機能誘導地区建築条
例の規定に基づき、横浜市のまちづくりの方針等(※1)及び地域のまちづくりの
方針等(※2)に整合する建築物で、建築主が敷地内の適切な場所に歩道や広場
など一般の人が利用又は通行できる空地(公開空地)や良好な市街地環境の形成
に資する施設(特定施設)を設けることなどにより市街地環境の整備向上に努め
この制度による緩和は、法第 59 条の2、高度地区、横浜都心機能誘導地区建築条例 ・改正マンション建替法に関する
又はマンション建替法第 105 条の規定に基づき、横浜市のまちづくりの方針等(※1) 規定の定義の追加
及び地域のまちづくりの方針等(※2)に整合する建築物で、建築主が敷地内の
適切な場所に歩道や広場など一般の人が利用又は通行できる空地(公開空地)や
良好な市街地環境の形成に資する施設(特定施設)を設けることなどにより市街
た場合、次の事項について行うものとする。
<中略>
地環境の整備向上に努めた場合、次の事項について行うものとする。
<中略>
<以下略>
4 マンション建替法第 105 条第1項の規定に基づく許可
(交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がなく、かつ総合的な配慮がなされて
・改正マンション建替法の規定に
基づく許可の追加
いることにより市街地環境の整備改善に資すると認められる場合)
・容積率制限
<以下略>
7
第1編第4章運用基準
第1編第4章運用基準
<中略>
<中略>
(※3)緑化は、敷地面積の5%以上かつ以下の法令等に基づき必要となる
(※3)緑化は、敷地面積の5%以上かつ以下の法令等に基づき必要となる
緑化率(敷地面積に対する緑化面積の割合をいう。)の最大の値に1.
緑化率(敷地面積に対する緑化面積の割合をいう。)の最大の値に1.
5を乗じた割合以上行うこと。ただし、1.5を乗じた割合が15%を超え
5を乗じた割合以上行うこと。ただし、1.5を乗じた割合が15%を超え
る場合は、15%以上かつ法令等に基づき必要となる割合以上とする。
る場合は、15%以上かつ法令等に基づき必要となる割合以上とする。
また、緑化面積の算定方法は、以下の法令等による。
また、緑化面積の算定方法は、以下の法令等による。
ア
都市緑地法第35条、第36条
ア
都市緑地法第35条、第36条
イ
緑の環境をつくり育てる条例第9条
イ
緑の環境をつくり育てる条例第9条
ウ
横浜市開発事業の調整等に関する条例第18条第4号、第9号
ウ
横浜市開発事業の調整等に関する条例第18条第4号、第9号
エ
横浜市風致地区条例第5条
エ
横浜市風致地区条例第5条
オ
横浜市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例
オ
第19条、第20条
第16条、第17条
<以下略>
横浜市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例
<以下略>
-1-
・条例の改正に伴う修正
12
第4章 公開空地に準ずる空地等
<中略>
第2章 公開空地の種類とその条件
<中略>
5
5
一団の緑地
一団の緑地
敷地内に、将来にわたり良好な状態で保全し管理される樹林地で、次に掲
敷地内に、将来にわたり良好な状態で保全し管理される樹林地で、次に掲
げる基準に適合するものは、必要有効公開空地面積率の3分の2を限度とし
げる基準に適合するものは、必要有効公開空地面積率の3分の2を限度とし
て、公開空地として評価することができる。
て、公開空地として評価することができる。
(1) 原則として、500㎡以上の一団の緑地で、緑の環境をつくり育てる条
(1) 原則として、500㎡以上の一団の緑地で、許可時までに緑の環境をつ
例第8条に基づき、市長と緑地の保存等に関する協定を許可時までに
くり育てる条例第8条に基づく協定の適合確認の申出を行い適合を
締結すること。
受けて、工事完了後に市長と緑地の保存等に関する協定を締結するこ
・協定の手続きの流れの改正に伴
う変更
と。
31
<以下略>
<以下略>
第3編 地域ごとの緩和基準
第3編 地域ごとの緩和基準
<中略>
<中略>
第4章
住宅地(住居系地域)
住宅地(住居系地域)
<中略>
<中略>
第15表 割増容積率と有効公開空地面積率
基準容積率(Vo)
割増容積率(V)
第15表 割増容積率と有効公開空地面積率
ア 基準容積率(Vo)
イ 割増容積率(V)
100%≦Vo<300%
割増容積率の上限
V=A
Vo<100%
49
第4章
V=Vo×A/100
100%
100%≦Vo<300%
<以下略>
<以下略>
第5編
第5編
特定施設による容積率の緩和基準
V=A
Vo<100%
Vo
V=Vo×A/100
第2章 適用の要件と基準
<中略>
<中略>
1
1
(1)第1編第4章の基本要件及び第3編又は第4編の地域ごとに定める必要
100%
Vo
共通要件
(1)第1編第4章の基本要件及び第3編又は第4編の地域ごとに定める必要
要件をすべて満たすもの。
要件をすべて満たすもの。
(2)有効公開空地面積率を20%以上(横浜都心機能誘導地区の区域内で誘
(2)有効公開空地面積率を20%以上(横浜都心機能誘導地区の区域内で誘導
導用途併設型または誘導用途主体型の基準を適用する場合は15%以上)確
用途併設型または誘導用途主体型の基準を適用する場合は15%以上)確保
保するもの。
するもの。ただし、第6編第2章の規定を適用するもののうち、要除却
<中略>
認定マンションを建て替える計画にあっては、この限りでない。
(2)この編による容積率の加算と形態制限の同時緩和を行う場合に必要な
有効公開空地面積率は、第3編又は第4編の規定にかかわらず第 25 表
容積率の加算と形態制限の同時緩和に必要な有効公開空地面積率
(2)この編による容積率の加算と形態制限の同時緩和を行う場合に必要な
有効公開空地面積率は、第 25 表に掲げる数値以上とする。
第 25 表
容積率の加算と形態制限の同時緩和に必要な有効公開空地面積率
同時緩和の内容
必要な有効公開空地面積率
同時緩和の内容
必要な有効公開空地面積率
容積率の加算及
容積率の割増に必要な有効公開空地面積率
容積率の加算及
容積率の割増に必要な有効公開空地面積率
び割増
・改正マンション建替法への対応
にあたっての追記
<中略>
に掲げる数値以上とすることができる。
第 25 表
・他の表との表現の統一による修
正
特定施設による容積率の緩和基準
第1章 適用の要件と基準
共通要件
ウ 割増容積率の上限
び割増
容積率の加算及
20%以上(横浜都心機能誘導地区の区域内で誘導用途併設
容積率の加算及
20%以上(横浜都心機能誘導地区の区域内で誘導用途併設
び高度地区制限
型または誘導用途主体型の基準を適用する場合は 15%以
び高度地区制限
型もしくは誘導用途主体型の基準を適用する場合、または
の緩和
上)かつ高度地区制限の緩和に必要な有効公開空地面積率
の緩和
第6編第2章の規定を適用するもののうち、要除却認定マ
ンションを建て替える計画の場合は 15%以上)かつ高度地
<以下略>
区制限の緩和に必要な有効公開空地面積率
<以下略>
-2-
・改正マンション建替法への対応
にあたっての修正と追記
56
第6編
その他の取扱い
第6編
<中略>
第2章
<中略>
共同住宅の建替えにおける容積率及び高さ許可の特例
第2章
共同住宅の建替えにおける容積率及び高さ許可の特例
建築後30年を経過した主たる用途が共同住宅である建築物を建て替える計画
建築後30年を経過した主たる用途が共同住宅である建築物を建て替える計
の場合で、1の必要要件を満たし、かつ市長が特に良好な住宅ストックの形成
画、又は要除却認定マンションを建て替える計画の場合で、1の必要要件を満
・改正マンション建替法により要
たし、かつ市長が特に良好な住宅ストックの形成に資すると認めたものに限り、 除却認定マンションを建替る場
合の基準を本章に組み込むため
容積率制限及び高度地区制限(絶対高さ制限)を、2の基準により緩和するこ
の追記
とができる。
に資すると認めたものに限り、容積率制限及び高度地区制限(絶対高さ制限)
を、2の基準により緩和することができる。
1
その他の取扱い
必要要件
1
(1)敷地規模
必要要件
(1)敷地規模
500㎡以上とする。ただし、第1種及び第2種低層住居専用地域にあっては、
500㎡以上とする。ただし、第1種及び第2種低層住居専用地域にあっては、
1,000㎡以上とし、商業系地域において要除却認定マンションを建て替える計
1,000㎡以上とする。
画にあっては300㎡以上とする。
(2)空地率
・改正マンション建替法に合わせ
敷地規模を引き下げ
(2)空地率
第14表の空地率を確保すること。
第14表の空地率を確保すること。ただし、要除却認定マンションを建て替
(3)前面道路の幅員及び接道長さ
える計画の場合はこの限りでない。
前面道路の幅員が6m以上であり、かつ原則として敷地外周の7分の1以
上が1箇所で当該道路に接し、その接する部分に主要な出入口(複数ある場
・改正マンション建替法に合わせ
空地率の要件を緩和
(3)前面道路の幅員及び接道長さ
前面道路の幅員が6m以上であり、かつ原則として敷地外周の7分の1以
合はそのうち1以上)を設けること。
上が1箇所で当該道路に接し、その接する部分に主要な出入口(複数ある場
(4)基本要件
合はそのうち1以上)を設けること。
第1編第4章の基本要件を満たすこと。
(4)基本要件
第1編第4章の基本要件を満たすこと。
2
緩和基準
2
(1)容積率の割増
緩和基準
(1) 容積率の割増・加算
有効公開空地面積率が割増容積率に応じた第26表による数値以上、又は5
0%以上確保された計画について、建替え前の容積率を上限に緩和する。
第26表により緩和する。ただし、法第3条第2項の規定により容積率制
限の適用を受けないマンション(以下、「容積率不適格マンションとい
う。」)を建て替える計画で、有効公開空地面積率が50%以上確保された
第26表
割増容積率と有効公開空地面積率
ア 基準容積率(Vo)
ものについては、建替え前の容積率を上限とすることができる。
イ 割増容積率(V)
A<20
20≦A<50
400%≦Vo
V=3A-10
V=3.75A-25
300%≦Vo<400%
V=1.5A
V=2.4A-18
100%≦Vo<300%
V=A
V=1.6A-12
V=A×Vo/100
V=(1.6A-12) ×Vo/100
Vo<100%
第26表
緩和容積率と有効公開空地面積率
・改正マンション建替法への対応
にあたり、現行の「共同住宅の
建替えにおける容積率及び
高さ許可の特例」基準との関
係を整理
・改正マンション建替法への対応
にあたり、現行の「共同住宅の
建替えにおける容積率及び
高さ許可の特例」基準との関
係を整理
A:有効公開空地面積率
A:有効公開空地面積率
B:第5編特定施設設置による加算容積率
(※)容積率不適格マンションでA≧50の場合は建替え前の容積率まで緩和することができる。
-3-
57
(2)高度地区(最高限)制限の緩和
有効公開空地面積率が15%以上確保されたものについて、建替え前の高
さを上限に緩和する。
(2) 高度地区(最高限)制限の緩和
第3編各章3(2)の緩和基準により緩和する。ただし、法第3条第2
項の規定により高度地区(最高限)制限の適用を受けないマンションを建
て替える計画で、有効公開空地面積率が15%以上確保されたものについて
(3)容積率の割増と高度地区(最高限)制限の緩和を同時に行う場合
有効公開空地面積率を20%以上、かつ容積率の割増に必要な有効公開空
地面積率に5%を加えた数値以上確保すること。
は、建替え前の高さを上限に緩和することができる。また、周辺への影響
が従前の建築物と比較して改善され、かつ、市長が建替えの円滑化を図る
ためにやむを得ないと認めた場合に限り、周辺配慮斜線制限について適用
・改正マンション建替法への対応
にあたり、現行の「共同住宅の
建替えにおける容積率及び高
さ許可の特例」基準との関係を
整理
しないことができる。
(3)容積率の割増・加算と高度地区(最高限)制限の緩和を同時に行う場合
第3編各章3(3)の緩和基準により緩和する。ただし、法第3条第2
項の規定により容積率制限及び高度地区(最高限)制限の適用を受けない
マンションを建て替える計画で、有効公開空地面積率が20%以上、かつ容
積率の割増に必要な有効公開空地面積率に5%を加えた数値以上確保され
たものについては、建替え前の容積率及び高さを上限に緩和することがで
きる。
・改正マンション建替法への対応
にあたり、現行の「共同住宅の
建替えにおける容積率及び高
さ許可の特例」基準との関係を
整理
【参考】公開空地と割増容積率の関係
・わかりやすくするため参考図を
追加
-4-
65
参考1 許可申請に必要な図書(正副2部)
(※容積率緩和の場合、正・副・消防用計3 参考1 許可申請に必要な図書(正副2部)
(※容積率緩和の場合、正・副・消防用計3
部)
部)
1 許可申請書
1 許可申請書
第43号様式(容積率等)
、告示許可申請書(高度地区)
、第5号様式(都心機能
誘導地区条例)
・改正マンション建替法への対応
様式第15(マンション建替法)
にあたり、法定様式の追加
第43号様式(容積率等)、告示許可申請書(高度地区)、第5号様式(都心機能誘
導地区条例)
73
<以下略>
<以下略>
様式7
様式7
特定施設による許可に関する表示板
この建築物内の(
特定施設による許可に関する表示板
)は、
この建築物内の(
)は、
横浜市市街地環境設計制度に基づく建築物
横浜市市街地環境設計制度に基づく建築物
の許可条件として設置されたものです。
の許可条件として設置されたものです。
・運用に合わせた様式の修正
施設等の位置・面積
施設等の位置
300mm
300mm
以上
以上
平成
年
月
平成
特定施設管理者
(現在地・特定施設の明記
図面の向きに留意)
住所・氏名・電話
年
月
特定施設管理者
(現在地・特定施設の明記
図面の向きに留意)
住所・氏名・電話
500mm 以上
500mm 以上
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