「平成 27 年度産業人材ステーション事業 企業開拓・支援業務

「平成 27 年度産業人材ステーション事業 企業開拓・支援業務」業務仕様書
この「業務仕様書」は、佐賀県(以下「県」という。)が実施する「平成 27 年
度産業人材ステーション事業 企業開拓・支援業務」(以下「本業務」という。)
に係る委託先事業者の選定に関し、契約する事業者(以下「受託者」という。)
に要求する業務の仕様等について明らかにし、企画提案に参加する者の具体的な
指針を示すものである。
1
本業務の趣旨
本業務は、グローバル人材、UJIターン希望者、高年齢者(以下「高度人
材」という。)に対する県内企業の潜在的な求人を掘り起こし、「佐賀県のし
ごと相談室」と連携しながら県内企業の人材確保を支援するとともに、各種融
資制度や助成金等の情報提供、県内企業の高年齢者雇用促進に向けたセミナー、
合同会社説明会の開催により、県内企業が求める人材を確保し、もって経営基
盤の強化を図るものである。
2
対象者
以下の高度人材を求める県内企業
・語学に堪能な留学生や海外生活経験者等のグローバル人材
・県外で培った知識や技術等を活かして、県内への転入就職を希望するUJ
Iターン希望者
・技術職、専門職、管理職を経験した概ね60歳以上の高年齢者
3
履行期間
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
4
実施体制
本業務を実施するため、次の人員を配置すること。また、配置にあたっては、
適切な労働環境を確保すること。
(1)統括責任者(1人)
本業務に係る責任者として「6 連携する機関、事業等」に掲げる関係機関、
県内企業等との連絡調整ができる者とする。
(ア)統括責任者は、県内企業への求人開拓にあたって、まずどのような
手法が効果的かを見極め、コーディネーターに対して必要なアドバイス
等を行うものとする。
(イ)統括責任者は、他業務との兼務でも構わない。
(ウ)統括責任者の休暇時等においては、代替の者を配置する等、業務に支
障がないようにすること。
(2)コーディネーター(2人)
(ア)コーディネーターは、常勤(月に 16 日の勤務)とすること。
(イ)コーディネーターの休暇時等においては、代替の者を配置する等、業務
に支障がないようにすること。
(3)その他
その他、必要に応じて本業務の履行に必要な人員を配置すること。
5
本業務の範囲
本業務の範囲は次のとおりとする。
なお、範囲内として明記されていない活動について、提案に盛り込むことを
妨げないものとする。
(1)求人開拓
事業所内にコーディネーターを配置して、次に掲げる業務を行う。
ア 県内企業の潜在的な求人の発掘及び情報収集
イ 佐賀県のしごと相談室への求人情報の提供
ウ 求人企業との情報交換
(2)人材活用に関する助言、情報の提供
人材を求める県内企業に対して、必要に応じて、高度人材活用に関する助
言、各種情報の提供を行う。
(3)高年齢者の雇用促進のためのセミナー、合同会社説明会の企画・実施
県内企業を対象に、高年齢者雇用に対する理解促進を図るためのセミナー
を4回、高年齢者と県内企業とのマッチングの場を提供する合同会社説明会
を2回企画・実施すること。
(4)県内企業等との連携
県内企業に対して、本業務に関する情報提供、協力依頼を行うものとする。
そのため、企業団体が行う事業等へ積極的に参加するなど、あらゆる手段
を用いて企業との意思疎通を図ることとする。
(5)広報
様々な手段を用いて対象者に本業務の内容をPRし、活用を促すこと。
6 連携する機関、事業等
(1)「佐賀県のしごと相談室」との連携
本業務の履行にあたり、「佐賀県のしごと相談室」と情報を共有し、緊密
な連携を図ること。
(2)その他
県内企業の人材確保に関して、必要に応じて、関係機関と連携・協力して
支援を行うこと。
7 本業務におけるコーディネーター1人当たりの目標
(1)求人開拓企業数
48社
(2)開拓求人数
96人
8
コーディネーターの成功報酬制度
「7 本業務におけるコーディネーター1人当たりの目標」について、その
達成状況に応じた1,440,000円程度(コーディネーター2人分)の成
功報酬制度を設けること。
〈1人当たりの成功報酬例〉
区
分
3か月で下記の目標を達成した場合の単価(月額)
求人開拓企業数割
15~17社
1万円
18~20社
2万円
21社以上
3万円(限度)
開拓求人数割
30~35人
1万円
36~41人
2万円
42人以上
3万円(限度)
9 契約に関する条件等
(1)個人情報の保護
受託者は、本業務を履行する上で個人情報を取り扱う場合には、個人情報
保護法(平成 15 年法律第 57 号)を遵守しなければならないものとする。
(2)再委託等の制限
受託者が本業務の一部を第三者に委託する場合には、あらかじめ県に対し
て別途契約書で定める方法により再委託の内容、再委託先(商号又は名称)、
再委託先に対する管理方法等必要事項を報告し、承諾を得なければならない
ものとする。
(3)本業務の引継ぎ
受託者は、本業務に係る契約の終了後、他者に業務の引継ぎを行う必要が
生じた場合には、利用者の利便性を損なわないよう必要な措置を講じ、円滑
な引継ぎに努めるものとする。具体的な内容については、受託者と県の協議
によることとする。
(4)権利の帰属等
本業務により製作された資料等に係る著作権、所有権等に関しては、原則
として委託料の支払いが完了したときをもって受託者から県に移転するもの
とする。
(5)その他
その他、詳細な契約条件については契約締結時に定めるものとする。企画
提案書等の内容や契約締結の意思決定に関わる重要な契約条件がある場合に
は、【企画提案募集要領】に定める質問受付の手続きにより問い合わせるこ
と。