平成２７年２月２５日畜産需給部鶏肉の需給予測について１生産量・輸入量 ○ 生産量は、生産量の９割を占めるブロイラーの生体処理羽数・重量が前年同月より多いと見込まれることから、２月、３月ともに前年同月をわずかに上回ると予測する。なお、ともに依然として過去５カ年平均を上回って推移すると予測する。 ○ 輸入量は、他の食肉からの代替需要を受け、２月、３月ともに前年同月を大幅に上回ると予測する。（千トン）生産量 121.3（ 98.3％） 115.5（101.5％） 125.7（100.2％） 120.8（100.0％）平成 27 年 1 月（見込み） 2 月（予測）平成 27 年 3 月（予測） 1～3 月平均（輸入量 41.1（116.4％） 39.1（121.0％） 34.8（125.8％） 38.3（120.7％））は前年同月比、以下同じ。生産量の予測トン 150,000 ％＋30.0 対前年増減率＋25.0 対過去5カ年増減率 140,000 生産量＋20.0 130,000 ＋15.0 ＋10.0 120,000 ＋5.0 110,000 0.0 100,000 ▲ 5.0 ▲ 10.0 90,000 26年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月注：平成27年1月以降は予測値 1 10月 11月 12月 27年1月 2月 3月輸入量の予測トン％＋120.0 55,000 対前年増減率対過去5カ年増減率 50,000 ＋100.0 冷凍品輸入量 45,000 ＋80.0 40,000 ＋60.0 35,000 ＋40.0 30,000 ＋20.0 25,000 0.0 20,000 ▲ 20.0 15,000 ▲ 40.0 10,000 26年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 27年1月 2月 3月注：平成27年1月以降は予測値２出回り量・期末在庫 ○ 出回り量は、過去の月別出回り量の実績をもとに予測した結果、２月はかなりの程度、３月はやや、それぞれ前年同月を上回ると予測する。 ○ 期末在庫は、輸入量の増加に伴い増加傾向で推移しており、２月、３月ともに前年同月をかなり大きく上回ると予測する。（千トン）出回り量 155.9（103.5％） 156.9（107.4％） 170.9（105.0％）平成 27 年 1 月（見込み） 2 月（予測）平成 27 年 3 月（予測）期末在庫 124.5（113.6％） 122.2（111.4％） 111.9（111.8％）出回り量の予測トン 200,000 ％＋60.0 対前年増減率 190,000 対過去5カ年増減率＋50.0 出回り量 180,000 ＋40.0 170,000 ＋30.0 160,000 ＋20.0 150,000 ＋10.0 140,000 0.0 130,000 ▲ 10.0 120,000 26年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月注：平成27年1月以降は予測値 2 10月 11月 12月 27年1月 2月 3月期末在庫の予測トン％＋60.0 150,000 対前年増減率＋50.0 対過去5カ年増減率 130,000 ＋40.0 期末在庫＋30.0 ＋20.0 110,000 ＋10.0 90,000 0.0 ▲ 10.0 ▲ 20.0 70,000 ▲ 30.0 ▲ 40.0 50,000 26年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 27年1月 2月 3月注：平成27年1月以降は予測値＜予測手法＞ ○ ○ ○ ○ 生産量は、ブロイラー、成鶏、地鶏について、最近の生産量の傾向、過去の月別生産量の実績、え付けひな羽数を考慮して予測。輸入量は、日本食肉輸出入協会の実施している輸入動向検討委員会による輸入数量見込み。出回り量は、過去の月別出回り量の実績をもとに ARIMA モデル（計量経済学に基づく手法）を用いて予測。月末在庫量は、機構の実施している食肉等保管状況調査の実績をもとに、生産量及び輸入量を加え、出回り量を控除して算出（期首在庫＋生産量＋輸入量－出回り量＝期末在庫）。お問合せ先（独）農畜産業振興機構畜産需給部需給業務課藤戸、横打 TEL 03-3583-4301 3 FAX 03-3587-0768