6 第13次審査情報提供(医科)について

6 第13次審査情報提供(医科)について
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1 診療行為に係る審査情報提供
● 支部間差異解消のための中央検討委員会の検討事例
及び確認事例のうち、医薬品を除く支部の取扱いが収斂し
た1事例について、審査情報提供検討委員会において検討
の結果、 当該事例を第13次審査情報提供として情報提供
を行う
提供事例 : 人工関節置換術(膝・股関節) における骨移植術
診療行為に係る事例については、今回の1事例を含め、合計79事例を情報提供
診療行為に係る情報提供
平成17年4月
平成18年3月
平成19年3月
平成20年8月
平成22年6月
平成23年2月
平成26年2月
平成27年2月
25事例(第 1次審査情報提供)
10事例(第 2次審査情報提供)
12事例(第 3次審査情報提供)
15事例(第 5次審査情報提供)
14事例(第 7次審査情報提供)
1事例(第 8次審査情報提供)
1事例(第12次審査情報提供)
1事例(第13次審査情報提供)
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2 医薬品の適応外使用に係る審査情報提供
● 厚生労働省からの依頼に基づき、医薬品の薬理作用に
基づく適応外使用(55年通知)に関して、審査情報提供
検討委員会において検討の結果、7事例を選定し、
第13次審査情報提供として情報提供を行う
① 「尿管結石」に対する「ロキソプロフェンナトリウム水和物【内服薬】 」
② 「尿管結石」 に対する「ジクロフェナクナトリウム【内服薬】(ボルタレン錠)」
③ 「尿管結石」 に対する「ジクロフェナクナトリウム【内服薬】(ボルタレンSRカプセル)」
④ 「尿管結石」 に対する「ジクロフェナクナトリウム【外用薬】(ボルタレンサポ)」
⑤ 「転移を有する胚細胞腫・精巣がん」に対する「ゲムシタビン塩酸塩【注射薬】」
⑥ 「尿路上皮癌(腎機能障害がある場合又は二次化学療法として使用される場合に限る)」
に対する「ドセタキセル水和物【注射薬】 」
⑦ 「歯周組織炎、顎炎」に対する「クラリスロマイシン(小児用)【内服薬】」
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医薬品については、今回の7事例を含め、合計224事例を情報提供
医薬品の適応外使用
に係る情報提供
平成19年9月
47事例(第 4次審査情報提供)
平成21年9月
33事例(第 6次審査情報提供)
平成23年9月
80事例(第 9次審査情報提供)
平成24年3月
37事例(第10次審査情報提供)
平成24年9月
14事例(第11次審査情報提供)
平成26年2月
6事例(第12次審査情報提供)
平成27年2月
7事例(第13次審査情報提供)
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(参考)医薬品の薬理作用に基づく適応外使用(55年通知)について
○保険診療における医薬品の取扱いについて
(昭和55年9月3日保発第51号厚生省保険局長)
保険診療における医薬品の取扱いについては、別添昭和54年8月29日付
書簡の主旨に基づき、下記によるものであるので通知する。
なお、医療用医薬品については、薬理作用を重視する観点から中央薬事審議
会に薬効問題小委員会が設置され、添付文書に記載されている薬理作用の内容
等を充実する方向で検討が続けられているところであるので申し添える。
1
保険診療における医薬品の取扱いについては、厚生大臣が承認した効
能又は効果、用法及び用量(以下「効能効果等」という。)によること
とされているが、有効性及び安全性の確認された医薬品(副作用報告義
務期間又は再審査の終了した医薬品をいう。)を薬理作用に基づいて処
方した場合の取扱いについては、学術上誤りなきを期し一層の適正化を
図ること。
2
診療報酬明細書の医薬品の審査に当たっては、厚生省の承認した効能
効果等を機械的に適用することによって都道府県の間においてアンバラ
ンスを来すことのないようにすること。
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3 審査情報提供事例内訳
これまでの情報提供事例
(295事例)
今回の情報提供事例
(8事例)
・医薬品・・・・217事例
・医薬品・・・・7事例
・医薬品・・・・224事例
・処置・・・・・・・ 7事例
・処置・・・・・・・ 7事例
・手術・・・・・・・ 3事例
合計 303事例
+
・手術・・・・・・1事例
・手術・・・・・・・ 4事例
・麻酔・・・・・・・ 3事例
・麻酔・・・・・・・ 3事例
・検査・・・・・・ 54事例
・検査・・・・・・ 54事例
・画像診断・・11事例
・画像診断・・11事例
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