社保の栞 - 広島県医師会

昭和
年
社
月
日 第
種郵便物承認
広島県医師会速報(第
号)
年(平成
年) 月
日(
)
保の栞
保の
栞
医薬品の適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて
日医発第
号(保 )
平成 年 月 日
日本医師会長 横倉 義武
保険診療における医薬品の取扱いについては、厚生労働大臣が承認した効能又は効果、用法及び用
量(以下「効能効果等」という。)によることとされておりますが、いわゆる「 年通知」(添付資料
を参照)によれば、有効性及び安全性の確認された医薬品(副作用報告義務期間又は再審査の終了
した医薬品)が薬理作用に基づき処方された場合には、診療報酬明細書の審査に当たり、学術的に正
しく、また、全国統一的な対応が求められているところであります。
また、平成 年には「療養の給付、老人医療及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令の
一部を改正する省令」が発出され、レセプトオンライン請求の義務化が進められることとなりました
が、日本医師会としては、周辺問題が解決されないままオンライン化が進めば医療現場が混乱に陥る
ことから、オンライン化の実施に当たって解決すべき問題点の つとして、デジタル化された画一的
な審査ではなく、薬効薬理作用に基づいた医薬品の投与を認めるよう求めた経緯があります。
そこで、薬理作用に基づく医薬品の適応外使用事例として診療報酬明細書の審査に当たり認められ
るべき事例があれば、学会を通じて日本医学会に随時提出頂くこととし、定期的に厚生労働省に提示
して解決を求めることとしております。
提出された事例については、厚生労働省からの付託を受け、社会保険診療報酬支払基金に設置され
ている「審査情報提供検討委員会」にて検討されておりますが、今般、添付資料 に示されている 例
の適応外使用事例が診療報酬明細書の審査に当たり認められることとなり、審査情報提供事例として
公表されましたので、お知らせ申し上げます。
なお、審査の一般的な取扱いについては、療養担当規則等に照らし、当該診療行為の必要性、用法・
用量の妥当性などに係る医学的判断に基づいた審査が行われることが前提とされており、審査情報提
供事例に示された適否が、すべての個別診療内容に係る審査において、画一的あるいは一律的に適用
されるものではないことにご留意ください。
また、今回追加になった事例は、審査情報提供事例の通番として、No. ~No
. までとされて
おりますが、過去に認められた審査情報提供事例につきましては、社会保険診療報酬支払基金のホー
ムページにて公開されております。
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本件につきましては、日本医師会ホームページのメンバーズルーム中、医療保険の「医薬品の適応
外使用に係る保険診療上の取扱いについて」に掲載致します。
(参考資料)
.医薬品の適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて
(平 .. 保医発
第 号 厚生労働省保険局医療課長)
〔別添〕審査情報提供
(社会保険診療報酬支払基金 審査情報提供検討委員会)
.保険診療における医薬品の取扱いについて
(昭 .. 保発第 号厚生省保険局長(社会保険診療報酬支払基金理事長宛))
(
)
年(平成
年) 月
日
広島県医師会速報(第
第
情報提供
事例№
号)
昭和
年
月
日 第
種郵便物承認
次審査情報提供事例( 事例)
成 分 名
ページ
ロキソプロフェンナトリウム水和物【内服薬】
ジクロフェナクナトリウム【内服薬】
ジクロフェナクナトリウム【内服薬】
ジクロフェナクナトリウム【外服薬】
ゲムシタビン塩酸塩【注射薬】
ドセタキセル水和物【注射薬】
クラリスロマイシン(小児用)【内服薬】
使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等について
日医発第
号(保
)
平成 年 月 日
日本医師会長 横倉 義武
平成 年 月 日付け厚生労働省告示第 号をもって薬価基準の一部が改正され、平成 年 月 日
から適用されました。今回の改正は、薬事法の規定に基づき承認を得た新医薬品( 成分 品目)が
薬価基準の別表に第 部追補澗として収載されたものです。また、関連する留意事項等につきまして
も下記のように示されております。
なお、今回薬価基準に収載された新医薬品「メナクトラ筋注」
( 価髄膜炎菌ワクチン(ジフテリア
トキソイド結合体))に関連して、生物学的製剤注射加算を算定できる注射薬に「髄膜炎菌ワクチン」
が追加されましたが、詳細は、添付資料 に含まれる新旧対照表をご確認ください。
つきましては、今回の改正内容について貴会会員に周知くださるようお願い申し上げます。なお、
本件につきましては、日本医師会雑誌 月号に掲載を予定しております。また、日本医師会のホーム
ページのメンバーズルーム中、医療保険の「医薬品の保険上の取扱い等」に掲載致します。
記
薬価基準の一部改正に伴う留意事項について
敢 タケキャブ錠 mg 及び同 mg
本製剤の使用期間は、胃潰瘍においては通常 週間まで、十二指腸潰瘍においては通常 週間ま
で、逆流性食道炎においては通常 週間まで(効果不十分の場合は 週間まで)と限定(再発・再
燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法を目的として用いる場合を除く。)されていることから、
使用にあたっては十分留意すること。
柑 パリエット錠 mg
① 本製剤は、既に薬価収載後 年以上を経過している「パリエット錠 mg」(以下「既収載品」
という。)と有効成分が同一であり、今般、既収載品において低用量アスピリン投与時におけ
る胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制に係る効能・効果及び用法・用量が追加されたことに伴
い、当該用法・用量に必要となる製剤として承認された剤形追加医薬品であることから、「療
担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」(平成 年厚
生労働省告示第
号)第十第二号(一)に規定する新医薬品に係る投薬期間制限( 日間を
限度とする。)は適用されないものであること。
② 本製剤の低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制に係る用法・
用量においては、 日 回 mgを中心用量とすること。ただし、初回処方より 日 回 mgを投与
することを排除するものではないこと。
昭和
年
月
日 第
種郵便物承認
広島県医師会速報(第
号)
年(平成
年) 月
日(
)
桓 ゼルボラフ錠 mg
本製剤の効能・効果に関連する使用上の注意において、「十分な経験を有する病理医又は検査
施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与すること。」とされているの
で、BRAF遺伝子変異を確認した検査の実施年月日を診療報酬明細書の摘要欄に記入すること。
棺 メナクトラ筋注
本製剤は、エクリズマブ(遺伝子組換え)投与患者に使用した場合に限り算定できるものであ
るので、エクリズマブ(遺伝子組換え)の投与を行った又は行う予定の年月日を診療報酬明細書
の摘要欄に記入すること(同一の診療報酬明細書においてエクリズマブ(遺伝子組換え)の投与
が確認できる場合を除く。)。
款 イロクテイト静注用
、同 、同
、同
、同
、同
及び同
① 本製剤は遺伝子組換え型血液凝固第Ⅷ因子製剤であり、本製剤の自己注射を行っている患者
に対して指導管理を行った場合は、「診療報酬の算定方法」(平成 年厚生労働省告示第 号)
別表第一医科診療報酬点数表(以下「医科点数表」という。
)区分番号「C 」在宅自己注射
指導管理料を算定できるものであること。
② 本製剤は針及び注入器付の製品であるため、医科点数表区分番号「C 」在宅自己注射指導
管理料を算定する場合、医科点数表区分番号「C 」注入器加算及び「C 」注入器用注射針
加算は算定できないものであること。
関連通知の一部改正について
「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(平成 年 月 日付け保医発
第 号)別添 第 章第 部通則 敢中シをスとし、サをシとし、コをサとし、ケをコとし、クをケ
とし、キをクとし、カをキとし、オをカとし、エの次に次のように加える。
オ 髄膜炎菌ワクチン
(参考資料)
. 官報(平 .. 号外第 号抜粋)
. 使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等について
第 号 厚生労働省保険局医療課長通知)
(平 .. 保医発
兼※上記通知中に以下の文書を含む
献
献・参考 「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(平成
献 日付保医発第
第 号)新旧対照表
献
験・参考 薬価基準告示(一覧表)
新医薬品等一覧表(平成 年 月 日 中医協総会資料(総− )抜粋)
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年 月 献
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