2014 年度第 3 回 NGO-JICA 協議会 報告事項 6 世界の人びとのためのJICA基金進捗報告 1.背景 2014 年度第 1 回 NGO-JICA 協議会で、世界の人びとのための JICA 基金(以下 JICA 基金)の広報拡充の方向性について合意した。その際、今後の進捗を協議 会の場で報告することとしたため、前回の協議会に引き続き、9 月以降の進捗を 以下の通り報告する。 2.進捗報告 (1)2014 年度活用事業採択状況 2015 年 6 月~8 月にかけて事業提案を募集し、ネットワーク NGO の広報 への協力もあり、昨年度の約 3 倍の応募があった。JICA 基金運営員会にて 審査され、今年度は 13 件(別添 1)を採択した。 (2)NGO&JICA 共同寄附キャンペーン 2014 年 10 月から 12 月に NGO&JICA 共同寄附キャンペーンを実施。パン フレット(別添 2)を参加しているネットワーク NGO および JICA が各地 の国際協力イベントで配布して広報した。JICA ホームページにも掲載して いる。キャンペーン実施時期と、過年度同時期の JICA 基金への寄附は以下 の通り。 世界の人びとのためのJICA基金への個人寄附月別合計 2012 件数 2013 金額 件数 金額 2014 件数 金額 10 月 10 75,000 7 25,000 11 39,000 11 月 12 535,000 12 380,000 11 273,000 12 月 6 22,000 11 222,000 14 46,000 合計 28 632,000 30 627,000 36 358,000 国際協力に関心のある層に対して寄附という選択肢を提示するとともに、 寄附先として NGO と JICA の紹介できたことは新しい取り組みであり本キ ャンペーンの成果である。また、ネットワーク NGO と JICA とが連携して 共同実施したことも前例のない取り組みであり、これを広報できたことも 間接的な成果である。 以上 別添1 2 JICA基金活用事業採択一覧 NGO&JICA 共同寄附キャンペーンパンフレット 別添1 事業名 団体名 実施国 車いす整備技術移転とショート映像制作 ネイバーズ フィリピン カンボジアと日本の母親の助け合い「Mother to Mother」活動の自立と安定のための作業場建設と運 特定非営利活動法人 カンボジア 営体制強化事業 アジアの子どもたちの就学を支援する会 CBR における障害者の子どもと障害のある子どもへの奨学金提供と家族を基本とした障害のある ジャカルタ・ジャパン・ネットワーク インドネシア ニバルレキレ~I am special!~ 南アフリカ 特定非営利活動法人 バングラデシュ 子の療育(治療—リハビリ−・教育)支援事業 南アフリカ共和国における薬物乱用から若者を救う、コミュニティと治療リハビリテーション施設 が連携する貧困地区での問題解決アプローチ バングラデシュ・ミシン教育による農村地域女性の貧困削減・社会進出 バングラデシュと手をつなぐ会 ニカラグアにおける太陽光発電を通した自立化・環境教育事業 ニカラグアの会 ニカラグア 国際協力への理解促進のための広報ツールの再構築~ホームページ作成と写真パネル作成~ 四国 NGO ネットワーク 日本国内 イランアラーク市のバリアフリー人財育成事業 特定非営利活動法人 イラン イランの障害者を支援するミントの会 「五感で感じる国際協力!」気づき、学び、行動する市民を増やす国際協力活性化プロジェクト 特定非営利活動法人 日本国内 NGO 福岡ネットワーク カンボジア識字教室の開催と生活向上のための体験談交流会の実施 特定非営利活動法人 カンボジア ASAC カンボジアに学校を贈る会 ケニアにおける貧困層への中等教育向け奨学金支援事業 KESTES ケニア (Kenya Students' Educational Scholarship) ウガンダ ルヒーラ・ミレニアム・ビレッジのリャミヨンガ小学校付属幼稚園および同小学校教育 特定非営利活動法人 支援事業 ミレニアム・プロミス・ジャパン フェアトレードを通じたベトナムと新潟のハッピーリンクプロジェクト 特定非営利活動法人 新潟国際ボランティアセンター(NVC)* ウガンダ ベトナム
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