「容器保安規則の機能性基準の運用について」の一部改正について 平成27年 2月 経 済 産 業 省 商務流通保安グループ 高 圧 ガ ス 保 安 室 1.改正の概要 我が国において、液化石油ガスは日常生活に不可欠なエネルギーであり、 多くの場合、鋼製容器によって配送・供給されている。また、一般消費者等 が屋外等で使用する場合には、一般消費者等が自ら重い鋼製容器を運搬して いる状況である。 一方、海外では、容器が軽い、美観がよい等の理由から、液化石油ガス用 一般複合容器の使用が広まりつつある。 このような背景から、液化石油ガス用一般複合容器を国内に導入するために 必要な法令や技術基準等について検討が行われている。 これらの動きに対応し、高圧ガス保安法(昭和26年法律第204号)に 基づく容器保安規則(昭和41年通商産業省令第50号))等の改正が検討さ れている。これに伴い、今般、容器保安規則の機能性基準の運用について (20130409 商局第 4 号。以下「機能性基準の運用」という。)を改正する。 2.改正の具体的内容 【機能性基準の運用関係】 (1)液化石油ガス用一般複合容器に係る例示基準の追加(別表第2(詳細基 準の例示)) 高圧ガス保安協会の高圧ガス容器規格検討委員会において了承された技 術基準(日本LPガス団体協議会技術基準S高―003「液化石油ガス用 プラスチックライナー製一般複合容器の技術基準(2014)」)について、容器 保安規則の機能性基準に適合する例示基準の1つとして追加する。
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