2013 年追補版に対する技術評価の視点(案) w T T w Obj 1 R Obj Obj

資料2-2
*1):初期値とは各プラント毎の照射量 0 の場合の計算値
*2):
H
N (h)
2013 年追補版に対する技術評価の視点(案)
Obj (1)
平成27年2月24日
h 1
原 子 力 規 制 庁
2007 年版及び
項目
1
適用範囲
2
追加対象データ
2013 年追補版
2010 年追補版
積算中性子照射量の上
1.0×1020n/cm2
限
高い 12 点含む。
)
○標準試験材
○試験炉照射材
n 1
( h) 2
w0( h )
1 R2
Obj Obj(1)
プログラム導出の説明に合理
の監視試験材との同等性
値解析法(プログラ
的な妥当性があるか
(化学的成分、機械試験結
ム)の導出)
果、非破壊検査結果等)
プログラムによる計
計算結果導出の説明に合理的
算結果(付属書)
な妥当性があるか(代表的な条
件について計算結果を確認)
(5x1012n/cm2/s で、これは
Cu 及び Ni 含有量の高い
監視試験データは
②重みづけ
重みづけの説明に合理的な妥
1 鋼種を加重(×5)
(EPFY)2 で加重
当性があるか(最適であること
織観察結果(溶質原子クラ
初期値及び材料試験炉
の確認は行わない)
スターの形成状況等)
データは(15)2 で加重
・追加データに関する微細組
4
予測手法の検討
PWR 標準材、代表的 PWR、 目的関数の最小化には
Excel のソルバー機能を
適化した係数を用いて、 利用
マージン MR の設定
MC 補正なしの場合
MC 補正なしの場合
MR=2σΔR=20℃
最適化方法の説明に合理的な
MC 補正ありの場合
妥当性があるか(技術評価に
よる再計算は行わない)
MR=2σΔR=22℃
MR=σΔR=10℃
MR=2σΔR=18℃
(ΔRTNDT の実測値>ΔRTNDT
目的関数が小さくなる
( ( GRG 法 (Generalized
・自動最適化により求められ
ようにメトロポリス法
Reduced Gradient Method
た初期値(MC との関連で検
予測値の場合は実測値を包
予測値の場合は実測値を包
討)
絡するように MR を定め直
含するように MR を定め直
す。
)
す。
)を選択)
*2)
・目的関数=Σ(計算値- ・目的関数 =残差の目
2
実測値) +Σ(初期値
補正後
*1)
実測値)
2
の 予 測 値-
的関数+α・アトムプ
・アトムプローブデータの目
測値が前回試験結果による
数
予測値を上回る場合は同予
・残差の目的関数=重み
測値より大きい積算照射量
づけ係数×(初期値の
に対して MR に MRMAX を加算す
ばらつきを補正した計
る。
)
算値-実測値)
・αは値を割り振って係
5
実測値で補正する MC
MC の考え方は変更なし
の設定
・アトムプローブデータ
1) 海外データを用いた予測値
2) 海外予測式との比較
原子クラスターの体積
3) 予測値と実測値の差異
相関係数)2
整による予測値への影響(資料
予測値の適切性については、
の目的関数=1-(溶質
率の実測値と予測値の
Mc 設定の合理的妥当性、Mc 調
2-5参照)
数最適化を行い、適切
な値を選択
されるか(資料2-5参照)
監視試験回が 3 以上では実
的関数
ローブデータの目的関
2
MR によりばらつきが十分包含
MC 補正ありの場合
(ΔRTNDT の実測値>ΔRTNDT
による自動最適化
Obj(2)
(モデルに基づく数
実機の 50 倍程度)
38 点
代表的 BWR の順で手動最
2
・標準試験材、試験炉照射材
・試験炉照射材の照射速度
9点
(係数の決定)
Tn( h ), p '
電力中央研究所報告 Q12007 より引用(P.12 の式(7)、P.13 の式(8)及び(9))
○監視試験材(試験片)
(中性子積算照射量が
①最適化方法
Tn( h ),m
h 1
Obj ( 2 )
高照射量での予測精度
限 1.3×1020n/cm2
20 点
3
H
技術評価の視点
積算中性子照射量の上
wnh
また、予測値と実測値の差異(ばらつき)の要因と考えられるもの(シャルピー衝撃試験から関連温度を求
める場合のばらつき、MC 補正等)について検討を行う。