第 6 章 公共施設の再構築・区有財産の活用 第6章 公共施設の再構築・区有財産の活用 141 第6章 公共施設の再構築・区有財産の活用 【網掛けは 26 年度再構築・活用済みの施設】 (1) 児童館 児童館施設は、原則として、区民ひろばに転用する。小学生対応機能(学童クラブ含む)は、小 学校施設の利用を中心とした子どもスキップ事業(以下「スキップ」という。)へ移行する。乳幼 児対応機能は、区民ひろば(子育てひろば)へ移行する。なお、スキップを学校施設で実施し、区 民ひろばの施設が他の施設に確保できる場合には、別途その活用方法を検討する。 № 施設名 所管部課 再構築・活用内容 大規模改修に伴う区民ひろば上池袋 1 旧上池袋第一児童 の 代 替施 設 とし て の使 用 が終 了 し 館 た、平成 26 年 8 月より転用改修工事 (豊成小学校区) を行い、平成 27 年 5 月以降に「区民 ひろば豊成」を開設する。 目白小学校の改築に伴い、校舎内型 2 旧目白児童館 区民部 ス キ ップ を 設置 し 児童 館 は廃 止 し (目白小学校区) 地域区民ひろば課 た。平成 26 年 10 月より転用改修工 事を行い、平成 27 年 7 月以降に「区 年度別計画 (参考) 26年度 ひろば 代替 施設 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ひろば 開設 ひろば 転用改修 スキップ 開設 ひろば 転用改修 ひろば 開設 民ひろば目白」を開設する。 平成 27 年 4 月に校舎内型でスキップ 3 スキップ 開設 を実施し、児童館を廃止した。 旧千早児童館 ひろば 代替 施設 区民ひろば千早の大規模改修に伴う (千早小学校区) 代替施設として使用し、その後の活 用について検討する。 池袋本町児童館 4 (池袋本町 小学校区) (2) № 子ども家庭部 子ども課 池 袋 本町 小 学校 の 建設 計 画に 併 せ スキップ 開設 て、スキップを整備し、実施後に区民 ひろば池袋本町に転用する。 勤労福祉会館、郷土資料館 施設名 所管部課 再構築・活用内容 年度別計画 (参考) 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 【転用、更新】 勤労福祉会館 文化商工部 老朽化による大規模改修を行うに伴 生活産業課 い、設置目的や用途の見直しを行い、 設計 大規模 改修工事 リニューアルを図る。 平和小学校跡地に整備する複合施設 5 への移転までの間、現在の勤労福祉 郷土資料館 文化商工部 文化デザイン課 会館7階で事業を継続する。 仮移転 勤労福祉会館大規模改修時は、事務 室機能を南大塚二丁目都営アパート 2 号棟1階の空スペースに仮移転す る。 (3) 区民集会室 区民集会室は、区民ひろば、地域文化創造館、その他の集会室など、地域の集会機能の配置状況 や利用状況を勘案し、区民ひろばへの転用を含め総合的に適正配置する。 区民ひろばに転用する計画としてきた併設区民集会室(転用対象施設は №7~11 のとおり)は、 区民ひろばに転用後も有料とし、平成27年度以降に計画化・実施する。 № 施設名 所管部課 再構築・活用内容 年度別計画 (参考) 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 区民ひろば椎名町に転用する。 (区民 6 南長崎第四区民集 区民部 ひろば椎名町(旧南長崎第一児童館) 会室 西部区民事務所 と南長崎第四区民集会室の配置を入 れ替える。 ) 142 28 年度以降に 計画化・実施 30 年度 第6章 № 8 9 10 11 再構築・活用内容 26 年度 区民ひろばに併設されている区民集 高田第一区民集会 会室は、区民ひろばに転用する。転用 室 南長崎第一区民集 区民部 会室 地域区民ひろば課 南長崎第二区民集 に よ り施 設 管理 の 一体 性 を確 保 す 方針検討 る。 また、転用後の集会室部分はこれま でどおり有料とし、区民ひろばの集 会室 会機能との整合等を検討する。 29 年度 施設名 再構築・活用内容 千川小学校跡地 (旧校舎用地部分) 旧校舎用地の一部を貸付け、民設民営により平成 26 年度に高齢者福祉施設及び保育園を整備した。同年 度に、同用地の民間貸付以外の部分に、区が公園を整 千川小学校跡地(旧 体育館用地部分) 年度別計画 (参考) 26 年度 27 年度 大明小学校跡地 28 年度 29 年度 高齢者施 設・保育 園建設工 事 高齢者施 設・保育 園開設 公園設 計・工事 公園開設 活用方法について検討する。 活用検討 生涯学習 センター 開設 28年度に生涯学習センターを本格開設する。 仮設道路 工事 高田小学校跡地 30 年度 旧校舎用地(一部)の貸付 それまでの間、NPO法人へ貸し付ける。 15 30 年度 学校跡地 【生涯学習センターの整備】 14 28 年度 高松区民集会室 備した。 13 27 年度 27 会室 【公園、特別養護老人ホーム、保育園等の整備】 12 年度別計画 (参考) 上池袋第一区民集 (4) № 所管部課 年度以降に計画化・実施 7 施設名 公共施設の再構築・区有財産の活用 【近隣公園の整備】 補足調査・設 防災機能を有した近隣公園として整備する。 計 公園実施 設計 諸調整 防災倉庫 設計 解体工事 公園整備 工事 防災倉庫 建設工事 仮設道路 工事 解体工事 公園整備 工事 防災倉庫 建設工事 【複合施設の整備】 【暫定活用】 西部区民事務所、西部障害支援センター、千早地域 文化創造館、千早図書館、区民ひろば、 (仮称)芸 術文化資料館、救援センター、健康づくり支援等の 16 平和小学校跡地 暫定活用 各機能を備えた、複合施設を整備する。 整備時期 ①体育館は存続させ、地域文化創造館の一部として の検討 位置付ける。 工事 西部区民 ②施設整備の経費に充てるため、統合した施設の跡 暫定活用 事務所移 地については資産活用等を図る。 施設設計 転 複合施設整備までの間、プレハブ建設による西部区 暫定活用 民事務所の移転や旧体育館・グラウンド・会議室の 区民への供用等、跡地の暫定活用を図る。 【東部スポーツセンター等の整備】 【巣鴨北中学校の仮校舎(暫定活用)】 17 朝日中学校跡地 NPO法人へ貸付 28 年度まで NPO 法人へ貸し付ける。 校舎を耐震改修し、29~31 年度まで巣鴨北中学校改 校舎耐震 築工事に伴う仮校舎として使用する。 改修工事 143 巣鴨北中学校 仮校舎 第6章 № 施設名 再構築・活用内容 公共施設の再構築・区有財産の活用 年度別計画 (参考) 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 【近隣公園の整備】 【小中学校の仮校舎、大規模改修 時の代替施設(暫定活用) 】 暫定的に、池袋第三小学校の仮校舎として 28 年度ま で使用する。以降、大規模改修する施設(目白施設(心 18 真和中学校跡地 池袋第三 小学校 仮校舎 身障害者福祉センター)、駒込施設) (29・30 年度)及 び巣鴨北中学校改築に伴う旧朝日中(にしすがも創 造舎)(29~31 年度)の代替施設として活用した後、 改修等代替施設 千川中学校改築工事に伴う仮校舎(32・33 年度)と して使用する。 【南長崎スポーツ公園の整備】 19 長崎中学校跡地 平成 25 年度に南長崎スポーツ公園(スポーツセンタ JR共同 ー含む)を、同 26 年度にJR社宅との間のJR共同 通路整備 民間事業敷 地貸付の検 通路を開設した。 【民間事業敷地の整備】 民間事業敷地 敷地の一部に定期借地権を設定し、資産活用(民間事 貸付の検討 討 業者への貸付)を図る。 【野外スポーツ施設の整備】 20 第十中学校跡地 サッカー、ラグビー等の多目的な競技に対応した野 整備検討 外スポーツ施設を整備する。 【跡地活用の検討】 【小学校の仮校舎(暫定活用) 】 21 文成小学校跡地 池袋第一 小学校 仮校舎 池袋本町小学校 仮校舎 池袋本町小学校建設後(29 年度以降)、池袋第一小学 校改築に伴う仮校舎(30,31 年度)として使用する。 (5) 現庁舎及び周辺区有施設 平成27年度の新庁舎への区事務室移転後、現庁舎及び周辺区有施設の用途の転用及び資産活 用を図る。 № 施設名 再構築・活用内容 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 貸付事業 【資産活用】 22 年度別計画 (参考) 現庁舎(本庁舎及び 新庁舎への移転後、跡地を民間事業者に貸し付ける。 貸付事業 公会堂) 平成 27 年度に本庁舎1階を、区役所別館移転予定の 者選定 者協議 貸 付 (解体・工事) 本庁舎1 階仮使用 事務室の仮移転先等として使用する。 【転用、更新】 平成 27 年度に大規模改修を行い、平成 28 年 3 月か 23 区役所別館 大規模 ら生活福祉課事務室に転用し、一部を社会福祉協議 会及び更生保護サポートセンターの事務室として貸 24 生活産業プラザ し付ける。 【転用、更新】 新庁舎への区事務室移転後、空いたスペースの一部 を貸室に転用する。平成 30・31 年度に、改築される 区民センターと一体的となる大規模改修を行い、新 区民センターに用途を変更する。 空スペー エポック スの貸室 10 仮移転 転用 区民センター 空スペー スの貸室 転用 新庁舎への区事務室移転後、空いたスペースの一部 を貸室に転用する。平成 28 年度末~31 年度に改築 基本設 計・ し、多目的ホール等を備えた貸室として活用する。 (6) № 改築工事 その他 施設名 所管部課 再構築・活用内容 (参考) 26 年度 年度別計画 27 年度 旧中央図書館 28 年度 貸 【資産活用】 26 大規模 改修工事 基本設 計・ 【転用、更新】 25 生活福祉課事務室 (一部貸付) 改修工事 保健福祉部 用地を貸付け、地域交流スペースを 福祉総務課 もった民設民営の特別養護老人ホー ム等を整備する。 (平成 27 年秋開設) 144 建設工 建設工事 事、開設 (秋) 付 29 年度 30 年度 第6章 № 施設名 所管部課 再構築・活用内容 公共施設の再構築・区有財産の活用 年度別計画 (参考) 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 【資産活用検討】 27 旧竹岡健康学園 教育部 庶務課 平成 30 年度まで「校外学習施設及び 校外学習施設・貸付(暫定活用) スタジオ(貸付) 」として暫定活用を 図るとともに、それ以降の活用につ いて検討する。 【資産活用】 28 旧北大塚三丁目児 保健福祉部 資産活用(売却・貸付)について検討 活用検討 童遊園 福祉総務課 する。決定までの間、民間駐車場に貸 暫定貸付 付ける。 29 30 31 32 千川二丁目 保健福祉部 【資産活用】 福祉施設予定地 福祉総務課 敷地の活用について検討する。 旧池袋第一児童館 旧雑司が谷保育園 千早図書館 施設管理部 財産運用課 施設管理部 財産運用課 活用検討 【資産活用】 総務課倉庫として使用 総務課倉庫として使用する。残りの 一部貸付 民間へ貸付 部分を貸付ける。 【資産活用】 活用検討 資産活用(売却・貸付(福祉施設等の 誘致))について検討する。 文化商工部 【資産活用】 図書館課 「(仮称)西部地域複合施設」へ移 耐震・改 修工事 転し、跡地の資産活用を図る。平成 33 千早地域文化 文化商工部 27 年度に耐震改修工事を行い、移転 耐震・改 創造館 学習・スポーツ課 までの間、引き続き使用する。 修工事 地域区民ひろば課 34 分室 (旧要町第二児童館) 【転用】 子育て 区民部 要町保育園分園として 26 年度まで活用 要町保育 大規模 地域区民ひろば課 する。27 年度の大規模改修後に、区民ひ 園分園 改修工事 ろば千早の子育てひろばへ転用する。 ひろば 開設 【転用】 35 区民活動推進課分室 (旧文化財資料調査室) 区民部 区民活動 推進課 埋 蔵文化 資料調 査室へ の転用 に伴 い、29 年度に分室(統計調査グループ 用途転用 事務・作業用スペース)を南大塚二丁 目都営アパート2号棟 1 階へ移転す る。 埋蔵文化財資料調 36 査室 (巣鴨三丁目教 育施設) 37 38 長崎健康相談所 保健福祉部分庁舎 【跡地活用の検討】 教育部 耐震性の不足のため、平成 29 年度に 移転 庶務課 現在の区民活動推進課分室へ移転す 廃止 る。跡地の活用について検討する。 保健福祉部 長崎健康相談所 保健福祉部 高齢者福祉課 【有効活用の検討】 活用検討 空きスペースの有効活用について検 討する。 【跡地活用の検討】 耐震性の不足により 24 年度で使用を中 活用検討 止した。跡地の活用について検討する。 【跡地活用の検討】 39 旧区民ひろば池袋 施設管理部 耐震性の不足により 24 年度限りで使 財産運用課 用を中止した。跡地の活用について 活用検討 検討する。 40 高松第一保育園 子ども家庭部 保育園課 【跡地活用の検討】 移転 千川小学校跡地への移転後の跡地の 廃止 活用について検討する。 活用検討 【暫定活用】 41 旧西池袋二丁目第 施設管理部 二児童遊園 財産運用課 車両置場 当分の間、有料時間貸駐車場として 貸し付ける。28 年度に勤労福祉会館 改修の工事車両置場として利用し、 貸 付 として利 用 工事終了後、資産活用を図る。 42 千早一丁目区有地 子ども家庭部 (千早臨時保育所) 保 育 園 課 【暫定活用】 平成 26 年度より「千早臨時保育所」 として最長 10 年間暫定活用する。 145 臨時保育所 資産活用 第6章 (7) 公共施設の再構築・区有財産の活用 地域区民ひろばの展開 小学校区を基礎単位として、ことぶきの家や児童館等の地域の施設群を再編し、「世代を超えた 交流の場」をつくる(22地区。池袋第二小と文成小はあわせて1か所の区民ひろば)。平成27 年度の全地区開設を予定する。 各種の地域活動の拠点として広がりのあるコミュニティの活性化を推進するとともに、施設の自 主運営並びに、自主運営に向けた運営協議会の活動支援や自主運営移行モデル事業を実施する。平 成26年度末現在、5地区が自主運営化されている。 また、セーフコミュニティのステーションとして、その機能の充実及び強化に努める。 146 第6章 【実施年度・内容】 25 事業 内容 1 地区開設 (累計 19) 【実施済地区】 17 年度(モデル実施) 18 年度 19 年度 20 年度 21~24 年度 25 年度 26 年度 26 開設地区なし (累計 19) 公共施設の再構築・区有財産の活用 年度別計画 27 27 計 3 地区開設 3 地区開設 (累計 22) (累計 22) 南大塚(巣鴨小学校区)、西巣鴨、朝日、南池袋、高松、さくら 南大塚(巣鴨小学校区)、西巣鴨、朝日、南池袋、高松、さくら、高南、富士見台、朋有 駒込、清和、池袋本町(池袋第二小学校区及び文成小学校区で1か所のひろば)、 西池袋(池袋第三小学校区)、池袋、千早 上池袋(池袋第一小学校区)、長崎、椎名町 なし。ただし、地域区民ひろば課要町地区分室で区民ひろば事業を暫定的に実施(24~26 年度) 仰高(旧駒込区民集会室) ※池袋が旧池袋第二児童館へ移転 なし 【実施予定地区】 27 年度 豊成(旧上池袋第一児童館)、目白(旧目白児童館) 要(旧要町第一児童館)で区民ひろばを本格実施 ※要は、平和小学校跡地の(仮称)西部地域複合施設の整備時に同施設へ移転する予定 【所管部課:区民部地域区民ひろば課】 147 第6章 (8) 公共施設の再構築・区有財産の活用 子どもスキップ(放課後対策事業)、ジャンプ(中高生センター)の展開 小学校の教室等を活用し、全児童(小学生)のための放課後対策事業を実施する(22か所)。 児童館施設は、区民ひろば及び中高生センターとして再編する。区民ひろばが他の施設に確保で きる場合には、別途その活用方法を検討する。 千早小学校区は校舎内型で平成 27 年 4 月に設置し、池袋本町小学校区は新校舎建設に併せて実 施する。 【実施年度・内容】 25 年度別計画 26 27 事業 内容 2 小学校区 開設 (累計 20) 1 小学校区 開設 1 小学校区 廃止 (累計 20) 28 1 小学校区 開設 (累計 21) 29 1 小学校区 開設 (累計 22) 148 27~29 計 2 小学校区開設 (累計 22) 第6章 公共施設の再構築・区有財産の活用 【実施済】 16 年度 南池袋 17 年度 巣鴨、西巣鴨、朝日、高松、さくら、 18 年度 池袋第二、高南、富士見台、朋有 19 年度 駒込、池袋第三、中高生センター「ジャンプ東池袋」 20 年度 池袋第一、椎名町 21 年度 清和 22 年度 仰高、長崎 24 年度 要 中高生センター「ジャンプ長崎」 25 年度 豊成、池袋 ※池袋第二は、小学校統合により 25 年度末で廃止 26 年度 目白(学校改築に併せて校舎内型で整備) 【実施予定】 27 年度 千早(校舎内型で実施) 29 年度 池袋本町(小中連携校)の新校舎建設に併せてスキップを整備 【所管部課:子ども家庭部子ども課】 149
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