03_別紙 提案書及び機能証明書記載要項

別紙 提案書及び機能証明書記載要項
本件入札に参加を希望する者は、次に示す書類を平成 27 年 3 月 9 日(月)12 時までに
以下の提出場所まで提出しなければならない。なお、機能証明の作成に当たっては、以下の
連絡先に連絡を取った後、運用・保守設計書の閲覧を行わなければならない。
運用・保守設計書の閲覧及び資料の提出に際しては事前に以下の連絡先に電話にて連絡
をすることとする。
(作成の必要な資料)
・提案書
・機能証明
(作成要領)
「提案書」
本件を実施する上での業務の実施体制、実施概要について調達仕様書に基づき提案
書を作成し提出すること。その際、企業名、代表者名、担当者名(連絡先、E-mail)を
必ず記載すること。なお、様式は問わないがA4用紙5枚以内とすること。
「機能証明書」
指定の様式「(様式)機能証明書」を用いて、各要求仕様に対して提案内容が仕様を
満たしている場合は「回答」欄に「○」を、満たしていない場合は「×」を記載するこ
と。なお、回答に「×」がある場合には、入札の資格は得られないものとする。提案内
容が要求仕様を満たすことを証明する資料がある場合には「資料番号」の欄にその旨を
記載し、機能証明の提出時に併せて提出すること。
(提出場所及び連絡先)
〒100-8913 東京都千代田区霞が関1-2-3
人事院事務総局電子化推進室運用G 鹿嶋、吉田
TEL: 03-3581-5323(直通)
(様式)
機能証明書
項番/
提案内容
1.調達内容に関する提案内容
要求仕様
1-1 業務概要に関する内容
準備期間には、人事・給与システムのDB Exportバックアップの設定変更を実施すること。
移送期間には、次の作業を実施すること。
(1) 人事院専任部門が指定する場所で人事院専任部門から(規格:LTO5)を受け取り、
当日の指定時間までに政府共通プラットフォームへ移送すること。
(2) 政府共通プラットフォームにおいて、バックアップ取得済みのLTOと移送したLTOの
入替え作業を実施すること。
(3) 交換したLTOは、当日中に政府共通プラットフォームから人事院専任部門が指定する
場所へ移送し、人事院専任部門へLTOを引き渡すこと。
(4) 作業結果を人事院専任部門が提示したチェックシートに記載し、人事院専任部門へ
提出すること。
(5) バックアップ処理で設定されているLTO番号を変更すること。LTO番号の変更にあ
たっては、運用サービス担当業者の立会いの下、リモート操作で実施すること。
1-2 その他の要件
LTOの移送時には、人事院専任部門が受託者に問い合わせることで移送車両の現在位置が
わかる仕組みを講ずること。なお、移送時の混載は認めない。移送方法について提案する
こと。
本業務に必要な移送用容器等については、人事院専任部門より貸与されるものを使用する
こととする。
1-3 DB Exportバックアップ設定変更に関する内容
準備期間内にDB Exportバックアップについて、毎日LTOへ1日分のバックアップデータを上
書きする設定から、毎日1日分のバックアップデータを1週間分記録する設定に変更するこ
と。
システムバックアップ設定変更については、現行のバックアップ方式の運用・保守設計書
等を閲覧し、理解した上で、人事・給与システムの稼働に影響を与えないことに十分考慮
して実施すること。
運用・保守設計書の閲覧日時を「資料番号」欄に記載のこと。
以下の内容について変更方法を検討し、提案書をもって提案すること。
(1) 1週間分を一世代としてLTO3本にデータを保存する仕組みとすること(1日のデー
タ容量は、現在200GB程度であるが、全府省が利用開始すると500GB~800GBとなる予
定であることを踏まえること)。
(2) 1週間が過ぎると次の世代のLTOに自動又は受託者が行うリモート操作により出力が
切り換えられる仕組みとすること。
(3) I/Oエラー等の不測の事態が発生した場合においても、次の世代のLTOに自動又は運用
サービス担当業者が行うリモート操作により出力が切り換えられる仕組みとすること
を含め、LTOにデータを確実に保存ができる仕組みとすること。
(4) 併せて毎月特定日のDB Exportバックアップを専用のLTOに自動又は受託者が行うリ
モート操作により保存する仕組みとすること。なお、専用LTOは、移送の対象外とす
る。
(5) LTOに保存したデータについて、保存前と同一内容・同一形式のデータが出力され
ること。
(6) 保存したデータについて、移送先に設置されている機器上に展開するための仕組み
を提供し、併せてマニュアルを作成すること。
(7) バックアップ設定したバックアップ方式のテスト結果を提示し、人事院専任部門の
承認を得ること。
1-4 データ退避等業務を行う際の条件に関する内容
契約締結日から平成30年2月28日までとする。
平成27年3月までは準備期間とし、平成27年4月から移送期間とする。
1-5 作業内容に関する内容
1-5-1 準備作業
受託者は、業務実施に先立ち、準備作業体制、移送体制、作業スケジュール等を記載した
「業務実施計画書」及び業務に従事する運用要員に対する教育訓練等を実施する「教育訓
練計画」及び教育訓練用教材を作成し、人事院専任部門の承認を得ること。なお、「業務
実施計画書」は、原則として変更は認めない。ただし、やむを得ない理由により変更する
場合には、事前に書面で提出し、人事院専任部門の了承を得ること。
受託者は、移送期間開始前までに運用要員に対する教育訓練を実施すること。
受託者は、①データ管理実施要領、②文書管理実施要領、③情報セキュリティ管理実施要
領の3点を策定し、事前に人事院専任部門の承認を得て運用を実施すること。なお、運用
センタが作成したものを閲覧させるので準じて策定すること。
1-5-2 文書類の修正対応
受託者は、各種の設計書、計画書、実施要領及びマニュアル等の各文書の改定する場合に
は、人事院専任部門と承認の上、速やかに各文書の修正を行うこと。また、改定内容につい
て、人事院専任部門を通じて、関係する運用関連サプライヤへの周知等を行うことで情報共
有を図り、人事・給与関係業務システムの業務に支障を来さないようにすること。
回答
(○or×)
資料番号
合否
2.実施体制等に関する提案内容
2-1 実施体制に関する内容
受託者は、本業務の実施に当たって実施体制表を作成し、人事院専任部門の承認を得るこ
と。実施体制の確立に当たっては、本調達仕様書で定める役務全体に対する責任者を1名以
上配置すること。
本業務に従事する要員は、責任者、DB Exportバックアップ方式のバックアップ設定変更実
施者及びバックアップデータ移送作業を遂行する担当者により構成すること。
2-2 資格要件に関する内容
DB Exportバックアップ方式のバックアップ設定変更実施者は、システムの構築経験及びDB
のバックアップリカバリシステム構築経験を有すること。
バックアップデータ移送作業を遂行する担当者は、ITIL Foundation若しくは同等以上の資
格を有し、実務経験が1年以上あること、又は、システム運用の2年以上の経験のうちどちら
かを有すること。
2-3 業務経歴概要の提出に関する内容
受託者は、作業に携わる予定者についての業務経歴概要を記載した書類(資格要件を充足し
ていることが分かるもの)を、入札時に、人事院専任部門へ提出すること。
2-4 要員の変更に関する内容
受託者は、本調達における責任者について、本調達の契約期間完了まで継続して実施可能と
見込まれる者を担当とすること。
要員の変更を行う場合は、事前に人事院専任部門と協議した上で、十分な引継期間及び教育
期間を設け、バックアップデータ退避等業務に影響しないように配慮すること。
人事院専任部門は、本業務を遂行するための要員として不適当であることが認められる者に
ついて、受託者に対して交代を求めることができるものとする。この場合、受託者は、人事
院専任部門と協議の上、受託者の責任において、速やかに当該要員の交代を行うものとす
る。
2-5 会議体に関する内容
本業務においては、各事業者間の調整や情報共有等のため、現時点で、表6.1に示す会議体
の開催を想定している。受託者は、これらに参加し、進捗等の報告をすること。なお、この
中には、個別内容に関する調整・調査・内容検討等のために随時開催される打合せ等は含ま
ない。
2-6 遵守すべき文書に関する内容
受託者は、本業務の実施に当たっては、次の文書に記載された事項を遵守すること。また、
電子政府に関する政府決定等(今後出されるものも含む。)に従うこと。
① 「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準(平成26年度版)」
② 「政府共通プラットフォーム施設利用要領」
③ 「人事院情報セキュリティポリシー[管理基準編]」
④ 「人事院情報セキュリティポリシー[技術基準編]」
⑤ 「データ保護・管理要領」
2-7 守秘義務の徹底に関する内容
受託者は、本作業において知り得た情報を、本作業の目的以外に利用しないこと。
受託者は、本作業における資料や人事院専任部門及び各府省からの貸与物等に関して情報の
漏洩が起こらないよう保管するとともに、本作業の終了時には、責任を持って返還するこ
と。
2-8 情報セキュリティ対策に関する内容
受託者は、作業従事者の入退室の管理、取り扱う情報の管理等を徹底すること。
受託者は、「遵守すべき文書」に挙げる文書に基づき、セキュリティ対策を実施し、情報
漏洩等への対策を行うとともに、LTOの移送時における安全対策を含む緊急時の対処法につ
いて、あらかじめ策定しておくこと。なお、策定に当たっては、事前に人事院専任部門と
協議の上、決定すること。
受託者は、業務実施中に発見された情報セキュリティリスクに対して、有効で具体的な情
報セキュリティ対策を提案すること。
受託者は、作業従事者に対して、セキュリティ教育を実施すること。
3.応札条件に関する提案内容
3-1 入札参加者資格
入札参加者は、以下の要件をみたしていること。
(1) 過去5年以内に、システム・インフラの設計業務を請け負った実績を有すること。
(2) 人事院CIO補佐官及び支援スタッフ(任期付職員、非常勤職員、官民交流法に基づき
採用された職員を除く。)が、その現に属する又は過去2年間に属していた事業者及
びこの事業者の「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年
大蔵省令第59号)第8条に規定する親会社及び子会社、同一の親会社を持つ会社並び
に委託先等緊密な利害関係を有する事業者は、本書に係る業務に関して入札に参加
できないものとする。
(3) 本調達業務を実施する組織は、(一財)日本情報経済社会推進協会又は海外の認定
機関により認定された審査登録機関によるJIS Q 27001又はISO/IEC27001を認証基準
とする認証を取得していること。
(4) 本調達業務を実施する組織は、(財)日本適合性認定協会等又は海外の認定機関に
より認定された審査登録機関によるISO9001を認証基準とする認証を取得しているこ
と。
4.その他に関する提案内容
4-1 留意事項に関する内容
4-1-1 監査等への協力
受託者は、人事・給与システムについて、監査等が行われる場合は、人事院専任部門の指
示の下に、バックアップデータ退避等業務として管理している情報を提示できること。
受託者は、監査等の実施に協力すること。
4-1-2 システム改修時の仕様の確認
人事・給与システムについては、随時、システムの改修を実施しており、本調達の作業中
においても、改修に関する設計・開発が実施されることとなるため、受託者は、人事院専
任部門と調整を図りつつ、バックアップデータ退避等業務に必要となる仕様の確認を実施
し、作業を円滑に実施すること。
4-1-3.作業に対する監査
人事院専任部門は、必要に応じて、受託者の作業が適切に実施・管理されているか、監査を
実施するので留意すること。
4-2 再委託に関する内容
受託者は、業務の全部を第三者に再委託することはできない。業務の一部を再委託する場
合は、事前に再委託する業務、再委託先等を人事院専任部門へ書面で提出し、承認を得る
こと。
受託者は、機密保持、知的財産権等に関して調達仕様書が定める受託者の債務を再委託先
業者も負うよう、必要な処置を実施し、人事院専任部門へ書面で提出し、承認を得ること。
第三者に再委託する場合は、その最終的な責任を受託者が負うこと。
4-3 知的財産権等に関する内容
受託者は、本契約履行過程で生じた納入成果物に関し、著作権法第21条、第26条の
3、第27条及び第28条の定める権利を含むすべての著作権を人事院に譲渡し、人事院
はこれを独占的に使用するものとする。なお、受託者は、一切の著作者人格権を行使しな
いこととし、また、第三者をして行使させないものとする。
納入成果物に第三者が権利を有する著作物が含まれている場合は、人事院が特に使用を指示
した場合を除き、受託者は当該著作物の使用に関して費用の負担を含む一切の使用許諾
条件等につき、人事院専任部門の了承を得ること。
調達仕様書に基づく作業に関し、第三者との間で著作権に係る権利侵害の紛争等が生じた場
合、当該紛争等の原因が専ら人事院専任部門の責に寄与する場合を除き、受託者は自らの責
任と負担について一切の処理をすること。なお、人事院専任部門は、紛争等の事実を知った
とき、速やかに受託者に通知することとする。
4-4 関連資料の貸与に関する内容
人事院専任部門は、受託者が調達仕様書に基づく作業を履行する上で必要な関連資料を随
時貸与する。ただし、貸与された資料は指定された期日までに人事院専任部門へ返還しな
ければならない。
受託者は、貸与された資料を調達仕様書に基づく作業の目的以外に使用してはならない。
4-5 契約変更に関する内容
本業務の実施によって、契約締結時に想定した業務量等が著しく変動した場合には、受託
者と人事院専任部門は協議の上、契約の変更を可能とする。
4-6 引継ぎに関する内容
受託者は、本システムのバックアップデータ退避業務を実施するために必要な情報につい
て、引継ぎ先である、後任のバックアップデータ退避担当業者に対して、引継ぎを実施す
ること。