DMR通信システムとは? 世界的な電波利用規格変革潮流の中で、 ETSI(欧州電気通信標準化機構)により制定 *世界的潮流 FCC(米国連邦通信委員会)が公示し、従来の非効率的なアナログ 方式(≥12.5kHz)を採用した無線機器を、2011年以降には新規認証 しない方針を決議した。 *国内導入検証理由 1,既に複数国において、規格の安定性・信頼性・有効性に実績が あり、国内においても有益と思われる。 2,複数国規格認定品である事からも、生産数量のスケールメリットが 期待でき、免許人負担を劇的に軽減できる。 3,特定国独自基準ではなく、複数国規格認定品であるが故、供給の 持続性に関する安定性・機器の選択伎が広い。 ⇒免許人の対業務用無線投資保証に大きな安心感がある。 世界複数国での実績によるスケールメリットから享受できる優位性は DMR(12.5kHzTDMA)方式 アナログ方式との混在時対策について 既存のアナログ方式免許人がデジタル化しにくい理由: –業務用無線デジタルの主たる方式である6.25kHzFDMAで移行検討すると: ・隣接2波の相互干渉により、運用に支障をきたす。(右下図) ⇒12.5kHzの既存免許周波数を6.25kHzにデジタル化しても、メリットが無い。 ● 既存アナログ無線機との移行期間共存も必須: – 既存アナログ機器と互換性があり、無理のない移行を実現するためには ・12.5kHz TDMA(時分割)方式が最も最適である。(下図) ⇒ アナログ・デジタル共用機のスキャン機能を活用 www.hytera.com DMR規格共同体 デジタル方式無線設備の低廉化を目的に発足 □本規格共同体は、デジタル移動無線市場の世界的な成長を促すために結成。 □本規格共同体には、多くの大手メーカーやサプライヤーが加入している事で、大量生産・継続した最新 技術開発・リーズナブルな値付け等が実現出来る事により、デジタル化の促進に大きく貢献している。 共同体覚書(共通目標) • 通信互換性の確立 • 普及促進(標準方式確立) • 将来にわたる技術共有合意 ニーズに合わせた2スロット運用 Hytera製品は、DMO技 術により、完全な2回線 運用と、シュード・トランク 運用の2種類を提供しま す。 この2種類の機能は、貴 社の周波数資源効率を 2倍に高めます。 Slot1 Slot2 Slot1 Slot2 DMO 完全スロット分け Slot1 Slot2 Slot1 Slot2 シュード・トランク
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