別紙 広島県教育旅行誘致促進事業 実 施 業 務 委 託 仕 様 書 1 事業の目的 学校側のニーズが高まっている農山漁村生活体験ホームステイについて,広島湾ベイエリ ア・海生都市圏研究協議会と連携し,受入体制の確保及び充実を図ることにより,安全かつ満 足度の高い教育旅行の誘致促進を図ることを目的とする。 2 業務内容 (1)農山漁村生活体験ホームステイ受入体制確保に向けた研修実施業務 北広島町において,安全かつ満足度の高い,農山漁村生活体験ホームステイの実施に向け て,ホームステイの受入家庭及び農林漁業等の体験プログラムのインストラクターを対象と した研修を企画実施すること。また,新たに協議会を立ち上げる市町に対しては,円滑な受 入れに向けた受入家庭研修実施すること。研修の内容は次表のとおり。 № ① 区 分 内 容 インストラクター研修 開催地:北広島町 講 師:県が指定する講師とする。 内 容:受入れに当たっての安全管理のポイント等の習得 実施回数:1回(1回×1地域) ② 受入れ家庭研修 ③ 先進地派遣研修 開催地:庄原市,福山市 講 師:県が指定する講師とする。 内 容:受入れにあたっての安全管理のポイント等の習得 実施回数:2回(1回×2地域) 内 容:先進地において,実際に農山漁村生活体験プログ ラムを体験し,スキルの向上を図るとともに,現 地での交流によって人的ネットワークの構築を 図る。 派遣先:県と協議の上決定すること 実施回数:1回 (2)コーディネート支援業務 農山漁村生活体験ホームステイの教育旅行生受入れに当たり,旅行エージェントと受入市 町間とのコーディネートを行っている広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協議会との連携 による,ワンストップ窓口での受入業務を実施すること。 ア コーディネート業務 広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協議会と連携し,平成29年度以降の受入決定校数 が35校以上となることを目指し,教育旅行受入れの予約,旅行エージェントの視察受入 れ,地域への体験プログラムの要望などのコーディネート業務を実施すること。 イ 旅行エージェント向けのデータベース資料作成業務 旅行エージェントが学校へのプレゼンテーション用などに活用できるデータベース資料 の整理及び作成を行うこと。 (データベース内容:平和学習,体験プログラム,主要観光施設,モデルコース 等) ウ その他 業務の遂行に当たっては, 広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協議会と協議を行うこと。 〔参考〕広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協議会 概要 事務局:広島商工会議所 概 要:平成23年度から県内での農山漁村生活体験ホームステイ受入に向け, 旅行エージェント訪問,コーディネート活動などを行っている。 体 制:体験型修学旅行誘致担当コーディネーター1名 所在地:広島商工会議所内 (3)旅行会社への招請支援業務 広島県内の農山漁村生活体験ホームステイに取り組む4市町(江田島市・大崎上島町・安 芸太田町・北広島町)及び新たに協議会を設立する2市(庄原市・福山市)において,現地 視察等を行う旅行会社に対し,発地から着地までの往復交通費,又はその一部を補助する。 ア 補助額 具体的な金額については,提案を求める。 イ 着 地 広島空港,広島駅を基本とし,具体的な場所については,提案を求める。 ウ 招請支援業務 招請支援に関する業務(旅行会社への周知,申請受付,旅行会社への支払等)に関する 事務処理要領を作成し,事務処理を行うこと。また,同支援メニューに関する問合わせの 対応を広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協議会と連携して行うこと。 (4)事業運営が円滑実施のための定期的な打合せ会議の開催 上記(1) , (2), (3)を円滑に進めていくため,広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協 議会,発注者である県観光課及び受注者の三者による定期的な打ち合わせの場を月1回以上 開催すること。 (例:研修時期の調整 等) (5)その他 その他,当事業目的を達成する上で効果的と思われる業務については,県との協議の上, 実施すること。 3 実施体制 本業務において,上記コーディネーターのサポートスタッフを配置することとする。 (1)サポートスタッフの勤務先 広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協議会 体験型修学旅行誘致推進室 (広島市中区基町5-44 広島商工会議所ビル内) (2)技能 ア 基本的なパソコン操作ができること。(Excel,Word,パワーポイントによる資料等作成能力は 必須とする。 ) イ 職歴は,旅行業等観光関連業界での経験を有する者又は業界に通ずる者が望ましい。 4 業務実施期間 契約締結の日から平成28年3月31日まで 5 契約 (1)契約の締結 県の契約担当職員が別途定める予定価格の範囲内で契約を締結する。 (2)契約の条件等 本業務委託契約書のほか,広島県契約規則(昭和39年広島県規則第32号)及び広島県 会計規則(昭和39年規則第29号)の定めるところによる。 (3)契約保証金 契約保証金はこれを免除する。 (4)委託料の内容 ア 事業費は, 「サポートスタッフ人件費」,「事業実施に必要なその他の経費」とする。 イ サポートスタッフ人件費 a 賃金(民間団体等の規定に基づき支給する賞与,一時金等の臨時的な経費を含む) b 通勤手当等の諸手当 c 社会保険料(雇用保険料,労災保険料等に係る事業主負担分を含む) d 人件費に係る消費税 ウ 事業実施に必要なその他の経費 a サポートスタッフ以外(社員等)の人件費。ただし,本委託業務に従事した業務量に 応じた費用とし,その内訳が事後確認できること。 消耗品(税抜き単価が3万円未満のもの)購入費 c 機械・機器のレンタル料,リース料 d 通信,運搬,会場借上,その他事業を実施するために必要と認められる経費 エ b 対象とならない経費 a 購入代金が3万円以上の機械・機器等の購入経費 b 土地・建物を取得するための経費 c 施設や設備を設置又は改修するための経費 d 能力開発を目的とする研修費用等の経費 e その他事業との関連が認められない経費 オ その他の留意事項 本委託業務の実施に当たっては,関係法令等を遵守し,会計処理を適正に行わなければ ならない。 6 その他 (1)受託事業者は,本委託業務の実施の進捗状況を適宜報告し,県と調整を図ること。 (2)受託事業者は,本委託業務の実施に当たって,不明確な点や改善の必要があると認められ る場合は,県と協議すること。
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