募集要項 - 東京工業大学 研究戦略推進センター

平成27年度
国際的な共同研究推進のための派遣・招へい支援プログラム
(A)
(B)
(C)募集要項
1.プログラムの目的・趣旨
本学では、文部科学省の補助事業「研究大学強化促進事業」を活用して、
「国際的な共同研究
推進のための派遣・招へい支援プログラム」を実施しております。
本プログラムは本学の国際的な共同研究を推進し、研究面での国際競争力の向上を図ること
を目的とし、そのために国際的な共同研究等を実施する教員を海外の大学等研究機関・民間企
業等へ派遣するための経費及び、海外の大学等の研究者を招へいするための経費を支援します。
特に、競争的資金等の外部資金の獲得につながる活動や国際共著論文の執筆等につながる活動、
継続的な共同研究のきっかけとなる活動、長期間の派遣・招へい、若手研究者の活動を支援す
ることにより、本学の研究力の一層の向上を目指しています。
2.募集プログラム
(A)海外の企業等との共同研究推進のための教員派遣支援
(B)海外の大学等との共同研究推進のための教員派遣支援
(C)海外の大学等との共同研究推進のための研究者の招へい支援
※プログラムの詳細は「10.各プログラムの概要」をご覧ください。
※平成26年度に実施したプログラム(D)
「共同研究推進のための本学主催の国際シンポジウ
ム開催支援」の取り扱いについては、検討中です。
3.申請資格
以下の2点を満たす者
(1)本学の専任の教授、准教授、講師、助教
(2)海外の大学等研究機関・民間企業等との共同研究を実施する者
4.支援期間
平成27年4月1日(水)~ 平成28年3月25日(金)
3月25日までに終了することを応募の条件とします。ただし、プログラム(B-4)及び
(C)において、申請者が平成28年4月1日以降の滞在費と復路の旅費を他の経費(法人運
営費、使途制限のない奨学寄附金、先方負担等。派遣については私費を除く。
)で負担できる場
合に限り、年度を跨ぐ旅行期間による申請を認めます。その場合の支援対象は往路の旅費と平
成28年3月31日までの滞在費となります。
なお、支援期間中は原則として派遣先又は本学にて共同研究を行うものとします。
5.支援経費
派遣・招へいに係る旅費を関係規則等に基づいて支給します。プログラム区分ごとに支援内
容が異なりますので、
「10.各プログラムの概要」をご覧ください。なお、旅費は減額支給す
る場合があります。
その他支援経費について特に注意すべき点は、次のとおりです。
(1)経費の合算使用
プログラム(B-1)及び年度を跨ぐ場合を除き、他の経費との合算使用は原則できません。
(2)渡航費の支援要件
以下の全ての条件を満たす場合に往復渡航費を支援します。
① 用務の開始日またはその前日に用務地に到着すること。
② 用務の終了日またはその翌日に用務地を発つこと。
(3)プログラム(C)において他機関での用務等が認められた場合
他機関での用務等が認められた場合は、その用務に係る旅費は、申請者が他の経費(法人運
営費、使途制限のない奨学寄附金、先方負担等)により負担することとします。日当・宿泊料
は、他機関での用務等が申請した共同研究に関連する場合に限り支援されます。
(4)プログラム(C)の場合の滞在費(日当・宿泊料)1泊あたりの単価
講師相当以上
助教相当
学外の有料宿泊施設利用
20,000 円
15,000 円
本学の宿泊施設利用
31 日目までは 8,910 円
32 日から 61 日までは 8,010 円
62 日以上は 1 日 7,110 円
招へい期間中に用務がない土日・祝日については、翌平日に用務がある場合に限り、滞在費
(日当・宿泊料)の支援対象とします。
本学の宿泊施設の利用の仮予約を完了した者が、採択後に学外の有料宿泊施設へ宿泊地の変
更を行った場合は、本学の宿泊施設利用の場合の単価を適用します。
(5)プログラム(C)において用務がない期間、及び本学の休業期間中の滞在費(日当・
宿泊料)
用務がない期間(用務に連続する移動日及び用務と用務との間の土日・祝日を除く)、及び
本学の休業期間(年末年始、夏季一斉休業、前期入試期間等)中の滞在費(日当・宿泊料)は原
則として支援対象外です。ただし、入試期間については、申請者の入試業務の免除及び招へい
研究者の入講許可の証明等により、予定する共同研究が実施できることを証明した場合は、滞
在費の支援対象とします。
6.補助金交付決定時までに開始する派遣・招へいの取り扱い
平成27年度補助金の交付決定までの期間に係る旅費については、申請者が他の経費(法人
運営費、使途制限のない奨学寄附金、先方負担等。派遣については私費を除く。
)で負担するこ
ととします。補助金交付決定後の期間に係る旅費については、精算払いにて支給しますので、
プログラム(C)の場合は、申請者による立替払いをお願いいたします。
7.応募手続き
(1)提出書類
① 申請書(エクセル※(1頁目)とワードを提出ください)
※エクセルはファイル形式を変換しないでそのまま提出ください。
② 航空券見積書(ウェブ検索のものでも可)
採択後の事務担当者による手配が原則ですが、既に航空券の手配を行った場合は、その
旨を申請書に明記の上、購入航空券の金額・旅程等に係る証憑書類を代わりにご提出く
ださい。
③ 相手機関・研究者との交渉状況を示す資料(例えば、電子メールのコピー等)
④ 招へい研究者の渡航に際しビジネスクラスを希望する場合、下記3点
イ) 理由書
ロ) 招へい研究者のCV
ハ) 招へい研究者の役職名と所属機関内での位置付けが確認できる資料
(2)提出及び問い合わせ先
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研究戦略推進センター:ru.ryohi[at]jim.titech.ac.jp
ただし、メールアドレス内の[at]は@に置き換えて送信ください。
(3)募集期間
① プログラム(A):随時
※ プログラム(A)は随時募集のため、締切日は派遣を希望する出発日の1カ月前と
なります。
② プログラム(B)
(C):平成27年2月2日(月)~平成27年2月27日(金)
③ 一度の渡航に民間企業(プログラムA)と大学等研究機関(プログラムB)への派遣
を含む申請は、プログラム(B)の募集期間のみ受付可能です。プログラム(B)の
募集期間内に、プログラム(A)、(B)それぞれの申請書様式を提出してください。
8.選考及び採択後の手続き
(1)選考はプログラム毎に行います。
(2)審査結果は、「10.各プログラムの概要」に記載のある事務担当部署から全応募者
対して通知します。
プログラム(A)は申請後約3週間を目途に通知します。
プログラム(B)(C)、及び(A)と(B)を併願する場合は3月下旬ごろまでに通知し
ます。
(3)プログラム(A)は支援開始(出発日)の1カ月前までに、プログラム(B)(C)は
支援開始の2カ月前までに、派遣・招へいの日程及び期間中の用務・訪問先等をそれぞれ確定
していただきます。
(4)プログラム終了後、所定の報告書を提出していただきます。
9.その他共通事項
(1)相手機関・研究者の了解 が得られていることが条件になります。
(2)渡航・来日にビザを必要とする場合は、ビザ取得に要する時間を考慮した派遣・招へい
期間を申請してください。招へい研究者のビザ取得支援は、申請者が行うこととします。ビザ
取得に係る費用は、事前申告に基づき本プログラムにて支援いたします。
(3)航空券は原則エコノミークラスとします。派遣・招へいのための相手先機関との連絡調
整及び宿泊の手配は申請者が行い、航空券の手配は事務担当部署が行います。
10.各プログラムの概要
(A)海外の企業等との共同研究推進のための教員派遣支援
募集人数
5名程度
支援経費
渡航費・滞在費


留意事項
事務担当部署


申請者にはヒアリングを行います。
場合によっては派遣に産学連携推進本部員が同行します。
実施報告書(書式は任意)を提出していただきます。
年度を通して随時募集とし、予算の終了を以て募集は終了します。
募集の終了は研究戦略推進センターのウェブサイト上でお知らせしま
す。
研究推進部産学連携課
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(B)海外の大学等との共同研究推進のための教員派遣支援
B-1
派遣期間
1週間程度以内
募集人数
10名程度
支援経費
渡航費のみ支援。
滞在費は、申請者が他の経費(法人運営費、使途制限のない奨学寄附金、
先方負担等(私費を除く))で負担すること。
B-2
派遣期間
原則7日以上1カ月未満、派遣先での活動日数は4日以上
募集人数
10名程度
支援経費
渡航費・滞在費
B-3
派遣期間
原則1カ月以上6カ月以内
募集人数
3名程度
支援経費
渡航費・滞在費
B-4 若手教員長期派遣
対
象
准教授、講師、助教に限定
派遣期間
原則3カ月以上1年以内
募集人数
3名程度
支援経費
渡航費・滞在費
共通事項
留意事項
派遣先は、海外の大学・国公立の研究機関。複数の派遣先訪問可
事務担当部署
国際部国際事業課
(C)海外の大学等との共同研究推進のための研究者の招へい支援
招へい期間
来日・離日の日を含む日本滞在期間が原則10日以上、最長3カ月程度
募集人数
10名程度
支援経費
渡航費・滞在費
招へい研究者は、海外の大学・国公立の研究機関に所属する研究者に
限ります。

招へい研究者の国籍や所属機関が安全保障貿易管理(※)の対象に該
当する申請が採択された場合、確認手続きの完了が招へいの条件とな
ります。(※)安全保障貿易管理:http://www.stc.titech.ac.jp/

他機関での用務等への従事を含む申請をする場合、他機関での用務等
に従事する期間の合計が招へい期間全体の20%以内で、かつ別用務
の期間を除いた日本滞在期間が10日以上あることを申請の条件とし
ます。

留意事項
事務担当部署
国際部国際事業課
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応募に際しての留意事項
1.
本プログラムは国際的な共同研究を支援することを目的としており、教育を主な
目的とする活動は支援対象外です。
2.
本プログラムではポスドクや学生は支援の対象外です。
3.
(B)(C)については、平成27年度は同一申請者による同じカテゴリーへの
複数の申請はできません。また、年度を通じて、
(B)
(C)については同一申請
者の採択は1件が上限となります。
(C)の場合は、同一の旅行者(招へい研究
者)に関する採択は、異なる申請者により同一の旅行者に関する申請があった場
合についても1件が上限となります。
4.
複数メンバーで申請する場合には、個々に申請してください。申請書には複数メ
ンバーで申請する旨を記載するとともに、各人の役割分担や役割分担することに
よる効果などを明記ください。
5.
採択後、共同研究の相手機関の変更、招へい研究者の変更、大幅な日程の変更な
どは認められません。
6.
過去に本プログラムに採択されている場合、過去支援を受けた共同研究の成果も
含めて採否が判断されます。
7.
本プログラムの応募、諸手続の実施にあたっては、Q&A集も併せてご覧くださ
い。
8.
本プログラムで採択された場合は、プログラム終了後の調査、および翌年以降の
共同研究の進捗状況の追跡調査等にご協力をお願いいたします。
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