2015/2/25 15:01 資料3 平成27年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算 本試算は、一定の経済前提を仮置きした上で、平成27年度予算における制度・施策を前提に、「社会 保障と税の一体改革」の実施に伴う影響を反映し、後年度(平成30年度まで)の歳出・歳入がどのよう な姿になるかについて、機械的に試算したものである。 なお、本試算は、将来の予算編成を拘束するものではなく、計数は試算の前提等に応じ変化するも のである。 平 成 27 年 2 月 財 務 省 [試算-1]【経済成長3.0%ケース】 (参考) (単位:兆円)、( )書きは対前年度伸率 ① 国 債 費 ② 基礎的財政収支対象経費 歳 出 ③ 社 会 保 障 関 係 費 ④ 地 方 交 付 税 等 ⑤ そ の ⑦ 税 税 収 ⑧ そ 等 ⑨ ⑩ 差 の 他 収 2. 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度 平成32年度 (2015年度) (2016年度) (2017年度) (2018年度) (2019年度) (2020年度) 23.3 23.5 24.9 26.8 28.6 30.7 32.7 ( + 0.4% ( + 3.3% ( ▲ 3.8% ( ▲ 0.5% 72.6 ) ( + 1.5% ) ( + 2.6% ) ( + 0.9% ) ( + 0.4% 72.9 30.5 + 2.6% ) ( + 5.2% ) ( ▲ 2.4% ) ( + 2.3% 74.0 31.5 16.1 ) ( + 3.4% ) ( + 3.8% ) ( + 5.1% ) ( + 1.8% 75.9 32.4 15.5 ) ( ( + 2.2% ) ( + 2.5% ) ( + 2.0% ) ( + 2.0% 78.4 34.1 15.7 ) + 2.1% ) ( + 2.3% ) ( + 2.0% ) ( + 2.0% 80.1 35.4 15.3 ) ( 36.2 16.1 16.4 26.5 102.7 27.0 107.0 27.5 110.8 28.1 114.6 収 50.0 54.5 56.5 61.7 64.9 67.0 69.2 入 4.6 5.0 4.7 4.6 4.6 4.6 4.6 54.6 59.5 61.1 66.3 69.5 71.6 73.8 41.3 36.9 37.7 36.4 37.5 39.2 40.8 ▲ 18.0 ▲ 13.4 ▲ 12.8 ▲ 9.6 ▲ 8.9 ▲ 8.5 ▲ 8.0 平成26年度は当初予算額、平成27年度は政府予算案、平成28年度から平成30年度は平成27年度予算における制度・施策を前提とした後年度推計。 a) 「②基礎的財政収支対象経費」は、平成28年度以降は、平成27年度予算における制度・施策を前提とした後年度推計により算出された歳出額に、「社会保障と税の一 体改革」の実施に伴う社会保障の充実等を機械的に加算している。 b) 「⑦税収」は、平成29年4月1日に消費税率を7.8%(国・地方合計10%)に引き上げることによる増収に相当する額等を織り込んでいる。 (参考)の平成31年度及び平成32年度は、「平成27年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算」を基に、一定の前提の下に一般会計の姿を試算した仮定計算例である。 社会保障関係費については、毎年度、試算上の自然増約0.8兆円が生じると仮定し、それ以外の経費については消費者物価上昇率で機械的に延伸。 1 ) 16.7 25.9 98.9 額 (⑥-⑨) ) 37.1 25.8 96.3 計 ) 81.9 26.0 95.9 ⑪ 基礎的財政収支 (⑨-②) (注) 1. 平成27年度 (2014年度) 他 計 ⑥ 平成26年度 ) [試算-2]【経済成長1.5%ケース】 (参考) (単位:兆円)、( )書きは対前年度伸率 ① 国 債 費 ② 基礎的財政収支対象経費 歳 出 ③ 社 会 保 障 関 係 費 ④ 地 方 交 付 税 等 ⑤ そ の ⑦ 税 税 収 ⑧ そ 等 ⑨ ⑩ 差 の 他 収 2. 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度 平成32年度 (2015年度) (2016年度) (2017年度) (2018年度) (2019年度) (2020年度) 23.3 23.5 24.9 26.7 28.2 29.8 31.2 ( + 0.4% ( + 3.3% ( ▲ 3.8% ( ▲ 0.5% 72.6 ) ( + 1.4% ) ( + 2.5% ) ( + 1.6% ) ( ▲ 0.1% 72.9 30.5 + 2.3% ) ( + 5.1% ) ( ▲ 2.7% ) ( + 1.7% 73.9 31.5 16.1 ) ( + 1.9% ) ( + 3.4% ) ( ▲ 0.5% ) ( + 1.1% 75.6 32.3 15.5 ) ( ( + 1.7% ) ( + 2.5% ) ( + 1.0% ) ( + 1.0% 77.0 34.0 15.8 ) + 1.6% ) ( + 2.3% ) ( + 1.0% ) ( + 1.0% 78.3 35.2 15.4 ) ( 36.0 15.3 15.4 26.2 102.2 26.5 105.1 26.8 108.1 27.1 110.8 収 50.0 54.5 55.6 59.7 61.8 62.8 63.9 入 4.6 5.0 4.7 4.6 4.6 4.6 4.6 54.6 59.5 60.2 64.4 66.5 67.5 68.5 41.3 36.9 38.5 37.9 38.7 40.6 42.3 ▲ 18.0 ▲ 13.4 ▲ 13.7 ▲ 11.2 ▲ 10.5 ▲ 10.8 ▲ 11.1 平成26年度は当初予算額、平成27年度は政府予算案、平成28年度から平成30年度は平成27年度予算における制度・施策を前提とした後年度推計。 a) 「②基礎的財政収支対象経費」は、平成28年度以降は、平成27年度予算における制度・施策を前提とした後年度推計により算出された歳出額に、「社会保障と税の一 体改革」の実施に伴う社会保障の充実等を機械的に加算している。 b) 「⑦税収」は、平成29年4月1日に消費税率を7.8%(国・地方合計10%)に引き上げることによる増収に相当する額等を織り込んでいる。 (参考)の平成31年度及び平成32年度は、「平成27年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算」を基に、一定の前提の下に一般会計の姿を試算した仮定計算例である。 社会保障関係費については、毎年度、試算上の自然増約0.8兆円が生じると仮定し、それ以外の経費については消費者物価上昇率で機械的に延伸。 2 ) 15.6 25.8 98.8 額 (⑥-⑨) ) 36.9 25.8 96.3 計 ) 79.5 26.0 95.9 ⑪ 基礎的財政収支 (⑨-②) (注) 1. 平成27年度 (2014年度) 他 計 ⑥ 平成26年度 ) [経済指標の前提] 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度 平成32年度 (2015年度) (2016年度) (2017年度) (2018年度) (2019年度) (2020年度) (政府経済見通し) 名 目 経 済 成 長 率 2.7% 3.0% 3.0% 3.0% 3.0% 3.0% 消 費 者 物 価 上 昇 率 1.4% 2.0% 2.0% 2.0% 2.0% 2.0% 名 目 経 済 成 長 率 2.7% 1.5% 1.5% 1.5% 1.5% 1.5% 消 費 者 物 価 上 昇 率 1.4% 1.0% 1.0% 1.0% 1.0% 1.0% [ 試 算 - 1 ] [ 試 算 - 2 ] ・[試算-1]は、「経済財政運営と改革の基本方針」(平成26年6月閣議決定)や日本銀行の「「量的・質的金融緩和」の拡大」(平成26年10月)等における記述に基づ き設定。 ・[試算-2]は、[試算-1]よりも厳しい経済前提を仮定。 ・なお、上記の経済前提は消費税率引上げの影響を考慮していない。 [算出要領] 国 債 費 : ・[試算-1]は、平成27年度は予算における積算金利、平成28年度以降は市場に織り込まれた金利の将来予想を加味した金利(下記)に より積算。 ・[試算-2]は、平成27年度予算における積算金利(下記)により積算。 ・歳出と税収等の差額は全て公債金で賄われると仮定して推計。 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度 平成32年度 (2015年度) (2016年度) (2017年度) (2018年度) (2019年度) (2020年度) (予算積算金利) [ 試 算 - 1 ] 金 利 ( 10 年 国 債 ) 1.8% 1.9% 2.1% 2.3% 2.4% 2.6% [ 試 算 - 2 ] 金 利 ( 10 年 国 債 ) 1.8% 1.8% 1.8% 1.8% 1.8% 1.8% 地 方 交 付 税 等 : 税 そ 収 の 他 収 法定率分について税収増に応じて延伸するとともに、地方交付税法附則で定められる加算などにより推計。 : 名目経済成長率×弾性値1.1に、平成27年度税制改正の影響等を調整して推計。 入 : 平成27年度予算額を基本とし、個別要因を勘案して推計。なお、現時点で具体的に見込めない収入については計上していない。 3 [参考] 名目経済成長率及び金利が変化した場合の試算 ([試算-1]の前提等を基に算出) ○平成28(2016)年度以降名目経済成長率が変化した場合の税収の増減額 (単位:兆円)、( )書きは「税収」の額 名目経済成長率 ([試算-1]の前提からの変化幅) +2% ( 平成27年度 (2015年度) 平成28年度 (2016年度) 平成29年度 (2017年度) 平成30年度 (2018年度) 平成31年度 (2019年度) 平成32年度 (2020年度) - + 1.2 + 2.7 + 4.2 + 5.9 + 7.7 54.5 - +1% ( 54.5 ( 54.5 ) ( + 0.6 57.1 ) ( - -1% 57.7 ) ( 55.9 ) ( + 1.3 ) ( ▲ 0.6 ) ( 64.3 63.0 60.4 ) ( + 2.1 ) ( ▲ 1.3 ) ( 69.1 67.0 ) 62.9 ) ( + 2.9 ( ▲ 2.1 ) ( 72.9 69.9 ( 64.2 ) + 3.8 ) ( ▲ 2.8 ) 76.9 73.0 ) ▲ 3.6 ) ( 65.6 ) ○平成28(2016)年度以降金利が変化した場合の国債費の増減額 (単位:兆円)、( )書きは「国債費」の額 金利 ([試算-1]の前提からの変化幅) +2% ( 平成27年度 (2015年度) 平成28年度 (2016年度) 平成29年度 (2017年度) 平成30年度 (2018年度) 平成31年度 (2019年度) 平成32年度 (2020年度) - + 2.0 + 4.8 + 8.0 + 10.3 + 12.8 23.5 - +1% ( 23.5 ( 23.5 ) ( + 1.0 25.9 ) ( - -1% 26.9 ) ( 23.9 4 ) ( + 2.4 ) ( ▲ 1.0 ) ( 31.7 29.2 24.5 ) ( + 4.0 ) ( ▲ 2.4 ) ( 36.6 32.6 24.8 ) ( + 5.0 ) ( ▲ 3.9 ) ( 41.0 35.7 ( 25.8 ) + 6.2 ) ( ▲ 4.9 ) 45.5 39.0 ) ▲ 5.9 ) ( 26.8 )
© Copyright 2024 ExpyDoc